冬の風物詩・ササラ電車



ササラ電車の画像


 線路の積雪をけ散らしながら走るササラ電車の雄姿は,札幌の冬を彩る風景の一つです。ササラ電車は,車両の前後に取り付けた,竹のササラを利用した除雪装置で雪を掃き飛ばし,積雪が線路の障害にならないようにと冬の線路を守っています。


ササラ電車ができる様子の画像


ササラ電車について

  .ササラ除雪車の概要
  長さ:7m82cm/高さ:3m94cm/重量:11/定員:2名

走行用モーター出力:50馬力/ブラシ用モーター出力:25馬力

ブラシの回転数:毎分255回転


  2.ササラについて
  原料〜孟宗竹。山口県阿武郡福栄村で、農閑期に主婦たちが2ヶ月かかってササラを作り上げます。

サイズ〜長さ28.5cm、直径3.5cmの円筒形。竹の先は約150本に割かれ,それぞれ3mm角の太さに統一されており,根元は3箇所で太さ1.2mmの針金で四重に巻かれています。この規格は昔のまま。

ササラの束数〜ササラはアピトン(輸入材)で作られた堅い木台に打ちつけられています。一本の木台には50束のササラがついており,雪を掃く回転ブラシはこの木台8本を一組として放射状に並べて回転軸に取り付けたもので,車両の前後にそれぞれ取り付けられます。つまり,除雪車1両には800束のササラが使われています。

年間経費〜ササラ除雪車4両の年間走行距離は約7,000kmで,これは札幌から神戸まで2往復するのとほぼ同じ。ササラは,雪質にもよるが700kmから800kmの走行に耐えられ,一冬2〜3回取り替えるため,全部で7〜8,000束のササラを消費します。


  .除雪作業
  日常〜積もった雪をそのままにしておくと,夜には圧雪状態になりレールを埋めてしまい,電車が走れなくなります。したがって,雪が降り始めの「新雪の状態」のうちに掃き飛ばさなくてはならないため,雪が降っているときはもちろん,降らない夜間にも出勤している。翌朝午前4時、レールに積もった雪や架線に張り付いた氷を取り除くためササラ電車は出勤しています。

 

  お問い合わせ先
   電車事業所 011-551-3944


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