ここから本文です。

更新日:2017年3月8日

世界冬の都市市長会トップページ

市長会議の結果

 

 第1回札幌会議

【開催市】日本・札幌(市長:板垣武四)

【会場】札幌市教育文化会舘

【期間】1982年2月7日~10日

【参加都市】6カ国9都市

カナダ:エドモントン

中国:ハルビン、瀋陽

フィンランド:ヘルシンキ

西ドイツ:ミュンヘン

日本:札幌

アメリカ:アンカレッジ、ミネアポリス、ポートランド

【オブザーバー参加都市】北海道内18市3町

【課題と報告都市】

1.北方における都市づくりの方向
(1)快適な冬の都市(寒冷地にふさわしい都市景観、建築)……ミネアポリス
(2)人口増加への対応と街づくりの基本方向……エドモントン
(3)緑地計画……ミュンヘン

2.北方都市の交通問題
(1)冬季交通と除排雪……札幌

3.北方都市の住環境整備
(1)石炭ガスの使用による都市省エネと環境汚染防止……瀋陽
(2)寒地住宅と地域暖房……ヘルシンキ
(3)省エネルギー対策……ポートランド

4.北方の芸術、文化、スポーツ、レクリエーションの振興
(1)個性ある街づくりと市民文化の振興……ハルビン
(2)冬季レクリエーション活動……アンカレッジ
(3)冬季市民スポーツの振興……札幌

【会議の成果】

1.積雪寒冷という厳しい自然条件を北方都市だけがもつ利点ととらえ、“冬は資源であり、財産である”という新しい発想を参加者の間に芽生えさせることとなりました。

2.北方都市会議に触発されて、1983年1月、国際的な冬の都市問題の研究組織である「冬の都市協会」Winter Cities Association(WCA)が結成され、北方都市会議との相互補完をうたっています。

3.札幌市では、会議で報告された活用可能と思われる65項目のなかから9項目について、庁内プロジェクト・チームを編成し、下記のとおり順次街づくりに反映させていきました。

札幌市における北方都市会議の成果の活用事例

常緑樹の活用

●街路樹としての活用
原則として幅員7m以上の分離帯等に植栽することとし、試験的に清田通(南郷通~貨物ターミナル間1,400m)及び札幌環状線(東8丁目~豊平間2,000m)の中央分離帯に植栽する。(昭和58年及び59年実施)

●公園への植樹
・植栽本数の約30%を常緑樹とする。
・中島、モエレ沼、平岡の各公園と前田森林公園等の大公園で景観構成と管理上の問題を調査研究する。

●市有施設内の緑化
植栽本数の約30%を常緑樹とする。試験的に平岸配水池及び南区体育館に植栽する。(57年及び58年実施)

スパイクタイヤの規制
使用期間を制限する指導基準を策定し、58年4月から実施し、62年4月に条例を制定する。平成2年6月18日には「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」が制定される。(6月27日施行)

省エネルギー対策

●水力発電の導入
藻岩浄水場で発電を行う。(自家用330KWH)(59年度運転)

●街灯のナトリウム灯化
200w以上のものについて逐次実施していく。また、各種施設やグランド等の照明灯も可能な限りナトリウム灯化をはかる。

冬を意識した施設づくり

●地下公共歩道の設置
地下鉄南北線と東豊線の各さっぽろ駅間に設置する。

●公園の冬季利用
既に木製遊具が設置されている公園については地域の協力を得て各区1~2カ所試験的に排雪する。(57年実施)

●木製遊具の導入
耐用年数が短く管理の強化が必要となるが、地元の要望に応じて新設公園に導入していく。

冬の芸術・スポーツ・レクリエーションの振興

●雪まつりとスポーツ・レクリ工-ション行事の併催
各区で実施しているスキーの集い、雪中ゲーム大会等のうち可能なものを雪まつりと併せて実施する。(57年度以降逐次実施)

●氷像のイルミネーション
大通会場(市民の彫刻展)、すすきの会場(氷の祭典)で実施する。
(57年度以降逐次実施)

●新しいスポーツ・レクリエーションの開発と普及

・スノーホッケーの普及を図る。(57年度実施)

・雪の彫刻展、競馬場での馬ソリ・スノーモービル・帆かけスキー等の競技会の開催、円山動物園での子供雪まつりなど可能なものを新たに実施する。(57年度実施)

●歩くスキーの充実
中島公園にある歩くスキーの常設コースの整備充実を図る。(57年度実施)

市民の役割分担
現在、児童公園の管理を町内会等へ委託しているが、今後は、近隣公園についても検討する。

都市景観

・建物の色彩、形態等について、都市景観委員会の結論を得ながら実施可能なものから実施する。

・都市景観賞を創設する。

郊外緑園
白石区川下に造成する。(61年春)

スカイウェイ
北口再開発にスカイウェイの導入を検討する。

 

第1回札幌会議

第1回札幌会議(1982年)

 

 

ページの先頭へ戻る

 第2回瀋陽会議

【開催市】中国・瀋陽(市長:武・迪生)

【会場】瀋暢市迎賓館国際会議場

【期間】1985年9月19日~22日

【参加都市】6カ国10都市

カナダ:エドモントン

中国:長春、ハルビン、瀋陽

西ドイツ:ミュンヘン

イタリア:トリノ

日本:札幌、滝川

アメリカ:シカゴ、ポートランド

【オブザーバー参加都市】中国6市

【基調報告】

第1回北方都市会議の成果と活用……札幌市長

【課題と報告都市】

1.北方都市の設計と建設
(1)統一のとれた計画と総合管理一古都の効果的な改造方法……瀋陽
(2)都市の適正規模と都市計画……札幌
(3)都市計画と都市建設(気象条件に左右されない都市環境づくり)……エドモントン
(4)都市管理の新しい経済性(交通、大気汚染、省エネ対策)

2.北方都市におけるエネルギー利用と経済発展
(1)省エネルギーと経済成長……ポートランド
(2)北方都市におけるエネルギーの利用と開発……ミュンヘン

3.北方都市の緑化と文化活動
(1)緑化システムとその特色……長春
(2)緑化と文化活動……エドモントン
(3)氷上・雪上で楽しめる活動を計画し、市民の文化生活を活発に……ハルビン

4.北方都市における水資源の開発・利用と文化遺産の発掘保存
(1)河川水の利用一保全と河川空間の活用……滝川
(2)都市開発の推進と歴史的遺産……瀋陽
(3)トリノ貿易センターを中心としたハイテクセンターと産業廃水処理…トリノ

【関連行事】

第1回国際親善ジュニアスポーツ姉妹都市交流「サッカー大会」

【会議の成果】

1.基調報告で発表された札幌市の「第1回北方都市会議の成果と活用」は、国際会議を一過性で終わらせない新たな試みとして注目を集めました。

2.学者や研究者、実業家を加えた幅広い討議研究の場となる「冬の都市フォーラム」が、瀋陽会議に参加した都市プランナー、アーニ・フーラトン氏の提唱により、1986年2月エドモントン市で開催され、札幌市長が基調演説「札幌は提唱する」を行いました。

3.瀋陽市では、第1回会議で報告された省エネ対策としてのナトリウム灯を空港から迎賓館に通じる街路に設置しています。

ページの先頭へ戻る

 第3回エドモントン会議

【開催市】カナダ・エドモントン(市長:ローレンス・デコア)

【期間】1988年2月13日~15日

【参加都市】12カ国17都市

オーストリア:インスブルック

カナダ:エドモントン、ハル

中国:長春、ハルビン、瀋陽

フィンランド:ヘルシンキ

フランス:アルベールビル

西ドイツ:ミュンヘン

日本:札幌、滝川

ノルウェー:オスロ、トロムソ

スウェーデン:ストックホルム

ソ連:レニングラード

アメリカ:ミネアポリス

ユーゴスラビア:サラエボ

【オブザーバー参加都市】3カ国3市

カナダ:ハミルトン

日本:名寄

イギリス:リーズ

【メインテーマ】

ビジネス・オブ・ウィンター

【議題と報告都市】

1.経済発展一北方都市の可能性
(1)寒冷気侯のもとでの繁栄……エドモントン
(2)北方風土に根ざした産業の創造……札幌
(3)経済発展へ向けてのスカイウェイ……ミネアポリス
(4)冬の観光と1992年冬季オリンピック……アルベールビル
(5)サラエボの経済発展……サラエボ

2.環境一健康な冬の都市をめざして
(1)地域資源の利用(エネルギー効率の高い建築様式の開発と都市環境の改善)……長春
(2)2度のオリンピックを経験した都市……インスブルック
(3)世界最大の北の中心地一都市問題解決のための基幹施設の効果的な開発(住宅、輸送機関、社会生態)……レニングラード
(4)道路の安全と環境保護のはざまで巧みな操作……ミュンヘン
(5)古き良き時代の魅力をもった近代的な首都……ストックホルム
(6)北方都市の中のサンタクロース国の首都一冬の都市問題の解決(暖房、交通機能の維持、レクリエーション)……ヘルシンキ
(7)発展と将来性一冬を楽しむための諸施策……オスロ
(8)冬という季節に課せられたこと…ハル
(9)水資源の利用と保護に関する合理的な開発……瀋陽
(10)北緯70度地帯の冬をいかに暮らすか……トロムソ
(11)冬の環境保護……ハルビン
(12)快適な冬の生活環境づくりをめざして……滝川

【関連行事】

1.88ウィンターシティーズ・ショーケース

(1)第2回冬の都市フォーラム;16カ国、45都市、800人参加
(2)第1回国際冬の見本市:5カ国、107企業・団体出展
(3)第1回冬の都市国際アイディア賞

2.冬のファッションショー

3.ジャパン・ウィーク(日本外務省ほか)

4.北方都市会議と88ウィンターシティーズ・ショーケースが、カルガリー冬季オリンピック大会の協賛行事と位置付けられました。

【会議の成果】

1.北方都市会議に併せてウィンターシティーズ・ショーケースが初めて開催され、産学官民が一堂に会する北方圏における冬の最大規模のコンベンションに発展しました。

2.北方都市会議とウィンターシティーズ・ショーケースの同時開催により、北方圏に住む住民、産業界、研究機関などに快適な冬の都市づくりへの関心が高まり、「冬は資源であり、財産である」という“冬の都市運動”がカナダを中心に広がりました。

3.会議では、会議の次期開催市の選考などの調整を目的とする北方都市会議委員会と国際本部事務局の設置が決議され、委員長には札幌市長が、常任委員には瀋陽市長とエドモントン市長が、非常任委員にはサラエボ市長とヘルシンキ市長がそれぞれ就任しました。国際本部事務局は、会議後の1988年4月に札幌市役所国際部内に設置されました。

4.ウィンターシティーズ・ショーケースの事務局は、国際冬の都市委員会が所管することが決議されました。

5.会議で議論となった融雪剤による環境汚染とスパイクタイヤ粉塵の問題について、カナダ・ハル市の提案により、札幌市が北方諸都市の状況を調査・分析し、1989年3月、報告書「北方圏諸都市の除雪状況調査」をまとめました。

6.会議用資料として作成されたイギリス「エコノミスト・パブリケーション社」の調査報告書「ザ・ビジネス・オブ・ウィンター」は、ウィンターゾーンを初めて科学的に定義したものであり、また、地理学的、人口学的、経済学的な分析を加え、北方圏にはビジネスチャンスを秘めた大きなマーケットが存在することを明らかにしました。

7.会議にはオリンピック開催市が5都市参加し、また共産圏からもレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)とサラエボが参加し、東西関係の枠組みを超えた「国際冬の都市連合」的なものに成長する可能性を帯びてきました。

8.北方都市間にネットワークが形づくられ始め、「ストックホルム・ハイテク経済セミナー」(1988年4月、札幌)、「サッポロ・デー・イン・ストックホルム」(1988年8月)、「ノルウェー・トロムソ寒地住宅セミナー」(1988年11月、札幌)が開催されるなど交流分野が広がりました。

9.会議に参加したエドモントンとハルビンが姉妹都市提携をしました。

ページの先頭へ戻る

 第4回トロムソ会議

【開催市】ノルウェー・トロムソ(市長:エルランド・リアン)

【会場】スペアベンゲン・ノードーノルゲ・フェスティバル・ホール

【期間】1990年3月2日~4日

【参加都市】10カ国20都市

オーストリア:インスブルック

カナダ:カルガリー、エドモントン、ハル、モントリオール

中国:ハルビン、瀋陽

グリーンランド:ヌーク

フィンランド:オウル、タンペレ

フランス:アルベールビル

日本:札幌、滝川

ノルウェー:リレハンメル、オスロ、トロムソ

スウェーデン:ルレオ、ストックホルム

アメリカ:アンカレッジ、ミネアポリス

【オブザーバー参加都市】2カ国2市

カナダ:イエローナイフ

イギリス:リーズ

【役員交替】

新非常任委員都市:インスブルック、ミネアポリス

【メイン・テーマ】

暖かな冬の都市一暮らしの向上と経済発展

【議題と報告都市】

1.冬の都市交通
(1)市民生活最優先の交通システム…オスロ
(2)冬のエドモントンを活動的に……エドモントン
(3)冬がもたらす都市交通対策の技術…札幌

2.総合的な街づくり
(1)あまりにも柔軟性が少ないなかで、あまりにも多くのことを計画しすぎていませんか?……アンカレッジ
(2)スノー・クレーター(不要な雪の永久処理場)……ハル

3.冬の技術開発
(1)北の技術開発……ルレオ
(2)都市:その名は冬……モントリオール
(3)冬のテクノロジーの開発……オウル

4.小都市の挑戦
(1)ヌーク市の都市計画、長期計画…ヌーク

5.冬の都市の芸術・文化
(1)冬の美しさを享受……ハルビン
(2)オリンピックのもつ芸術と文化性……リレハンメル
(3)ウィンター・シティーにおける芸術と文化的環境……ミネアポリス

【その他の報告】
北方圏諸都市の除雪状況調査…札幌

【関連行事】

1.ウィンターシティーズ・ショーケース
(1)第3回冬の都市フォーラム:20カ国、1,000人参加
(2)第2回国際冬の見本市:7カ国、310企業・団体出展
(3)第2回冬の都市国際アイディア賞

2.第4回北極圏住宅エキスポ

【協賛行事】
トロムソ市では、この年を「トロムソ・ウィンターシティーズ・イヤー'90」とし、この年にトロムソで開催されたコンベンション約30件を北方都市会議とウィンターシティーズ・ショーケースの協賛行事と位置付けました。

  • ノーザンライト・フェスティバル
  • 世界スピードスケート・スプリント選手権大会
  • 国際冬の道路会議(PIARC)
  • 国連ヨーロッパ経済委員会(ECE)シンポジウム
  • ノルウェー住宅行政会議
  • 少数民族世界会議
  • 石油・地質会議(OED)90など多数

【文化行事】

会議の期間中演劇と音楽の公演を連日開催

【会議の成果】

1.札幌市が報告した北方圏諸都市の除雪状況調査は、大きな反響を呼び、各都市とも除雪についてさらに協力して調査研究する必要性を認め合い、札幌市の提案により、除雪に起因する環境問題(特に塩害)を調査研究するため、会議参加都市7都市の技術者からなる「冬季都市環境問題研究部会」を設置することが合意され、1991年2月に第1回部会を札幌で開催しました。

2.エドモントン市により、冬の都市問題とその解決法のデータベースを構築することなど、北方都市間での恒常的な情報交流の必要性が提起され、継続して検討することとなりました。

3.北方都市会議の運営や次期会議の準備のため、予備会議を設け、モントリオール会議予備会議を札幌で開催することが決定されました。

 

ページの先頭へ戻る

 第5回モントリオール会議

【開催市】カナダ・モントリオール(市長:ジャン・ドーレ)

【会場】モントリオール・コンベンション・センター

【期間】1992年1月17日~21日

【参加都市】11カ国34都市

オーストリア:インスブルック

カナダ:カルガリー、エドモントン、ハリファックス、ハル、ラバル、モントリオール、オタワ、ケベック・シティ、レジナ、セント・ジョーンズ、ウィニペグ、イエローナイフ

中国:長春、ハルビン、ジャムス、吉林、チチハル、瀋陽

チェコスロバキア:プラハ

グリーンランド:ヌーク

フィンランド:ヘルシンキ、オウル

フランス:グルノーブル

日本:青森、札幌、滝川

ノルウェー:リレハンメル、オスロ、トロムソ

スウェーデン:ルレオ、ストックホルム

アメリカ:アンカレッジ、ミネアポリス

【オブザーバー参加都市】3カ国13市

カナダ:ペイ・ジェイムス、ビーコンフィールド、ブッシャーヴイル、シブガモー、グランビー、ラサール、マゴク、マタガミ、モンマニー、ルペンティニー、シェルブルック

ロシア:ブラーツク

スウェーデン:キルナ

【後援】

国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)

【メイン・テーマ】

北方都市会議を含めた一連の行事が、「第5回国際冬の都市ビエンナーレ・モントリオール1992」と銘打たれ、統一テーマが「冬と調和した暮らし」となりました。

【議題と報告都市】

冬季都市環境問題研究部会の報告……札幌、モントリオール

【分科会】

1.環境
2.都市計画
3.健康と体力づくり

【第2回冬季都市環境問題研究部会】

会議の前日に研究部会を開催し、報告書「冬季路面管理と環境の調和」を取りまとめ、札幌市長とモントリオール市長が市長会議で報告しました。

【関連行事】

1.'92ウィンターシティーズ・ショーケース

(1)第4回冬の都市フォーラム:675人参加
(2)第3回国際冬の見本市:6カ国、211企業・団体出展
(3)第3回冬の都市国際アイディア賞:42点の出展

2.ビジネス・ワールドワイド

3.コミュニティ・プログラム
(1)第10回雪祭り
(2)その他文化・スポーツ行事44件など

4.ポーラーテック'92

5.'92エキスポ・ハビタット

【協賛】

「第5回国際冬の都市ビエンナーレ・モントリオール1992」は、モントリオール市創建350年、アメリカ大陸到達500年を記念する協賛行事となりました。

【会議の成果】

1.北方都市会議が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の後援を得ることができ、国際的にも認知されたということができます。

2.トロムソ会議でエドモントン市長から提案された北方都市情報交換プログラムは、モントリオール会議の直前、エドモントンー札幌間でオンラインのテストランを行いました。会議では、このプロジェクトを今後本格的に構築していくことが、参加市長間で合意されました。

3.冬季都市環境問題研究部会の報告書「冬季路面管理と環境の調和」は、塩に代わる低公害融雪剤の開発や流雪・融雪溝、ロードヒーティングといった施設整備など、雪対策を進めていくうえでの指針を示し、すべての北方都市にとって良きガイドブックになると評価されました。また、研究部会を存続させることが合意されました。

4.1992年6月、ブラジル・リオデジャネイロで開催された国連環境・開発会議に向けた「都市と自治体の共同宣言」(リオ宣言)に32市長が個人の資格で賛同する署名をしました。これは、北方都市の市長が、地球環境の保護に対する都市の役割を新たに認識した意義深い宣言となりました。

ページの先頭へ戻る

 第6回アンカレッジ会議

【開催市】アメリカ・アンカレッジ(市長:トム・フインク)

【会場】ホテル・キャプテン・クック

【期間】1994年3月5日~10日

【参加都市】10カ国30都市

オーストリア:インスブルック

カナダ:カルガリー、エドモントン、ハル、モントリオール、ケベック・シティ、ウィニペグ、イエローナイフ

中国:ハルビン、ジャムス、吉林、チチハル、瀋陽

グリーンランド:ヌーク

フィンランド:ヘルシンキ

日本:青森、千歳、札幌、滝川

ノルウェー:トロムソ

ロシア:ブラーツク

スウェーデン:キルナ、ルレオ、ストックホルム

アメリカ:アンカレッジ、バロー、ベゼル、キナイ半島市、マーケット、バルディーズ

【メイン・テーマ】

未来を求めて北へ

【議題と報告都市】

1.コミュニケーション
基調報告コミュニケーション・テクノロジーの発達……E.R.カークスラガーAT&T社副社長
事例報告……アンカレッジ

2.輸送
基調報告国際航空産業……ジェフリー・シェーン弁護士
事例報告……トロムソ

3.健康
基調報告地球の気候変動……サリー・バリウナス博士(フーバー研究所理事)
事例報告……ウィニペグ

4.ビジネス
基調報告冬の観光市場……デニス・ブランドンアラスカ観光協会会長
事例報告……吉林

【北方都市市長会の発足】
1994年1月1日をもって北方都市市長会憲章が施行され、3月7日に第1回総会が開催されて、役員の選出と事業計画、予算の承認が行われ、北方都市市長会が正式に発足しました。

役員

会長:札幌市長

副会長:瀋陽市長、エドモントン市長、トロムソ市長

常任理事:アンカレッジ市長、ウィニペグ市長

非常任理事:インスブルック市長

監事:ルレオ市長

事務局:札幌市国際部

【研究部会活動】

1.ウィンターネット(北方都市情報ネットワーク)構想……エドモントン
エドモントンが全体構想を発表して、デモンストレーションを行い、24都市が同構想を推進するための研究部会を設立し、事務局はエドモントン市が担当し、各都市にウィンターネットを導入するという決議文に署名しました。

2.冬季都市環境問題研究部会報告…札幌
4年間に及ぶ調査研究の結果、現時点では費用と効果の点から塩に替わる適当な凍結防止剤が見あたらないため、塩の使用量を削減することが現実的な対応策であるとして、各都市で行われている塩の削減のための取組みを集大成した最終報告書「冬季路面管理の技術事例集」を取りまとめ、会議に提出しました。

3.ゴミ・リサイクル研究部会の新設
各都市へのアンケート調査の結果、除雪問題に替わり新たに取組むべき北方都市共通の最優先課題として「都市ゴミの発生抑制とリサイクル技術」が挙げられたことから、研究部会を設けて調査研究を行い、事務局はルレオ市が担当することが決議されました。

【次々回会議開催市の決定】
会議開催市の決定は、これまで旧北方都市会議委員会と国際冬の都市委員会が北方都市会議とウィンターシティーズ・ショーケースについて別々に開催の呼びかけを行っていたものを、今回からは事業開催のための条件や協議事項などを明示した共通の開催市選考基準を策定して、共同で立候補を呼びかけ、会議期間中に各立候補都市による趣旨説明会に加え、開催市の決定までを行うよう変更になりました。
1998年の第8回北方都市市長会議とウィンターシティーズ・ショーケースの開催市には、中国・ハルビン、カナダ・イエローナイフ、カナダ首都圏(オタワ、ハルなど6市2団体)の3都市が立候補し、役員の採択によりハルビンに決定しました。

【決議事項】

1.ウィンターネット研究部会を設立し、事務局をエドモントン市が担当すること

2.都市ゴミの発生抑制とリサイクル技術に関する研究部会を設立し、事務局をルレオ市が担当すること

3.モントリオール市が「都市施設の修復・再建」に関する調査研究を行い、次回のウィニペグ会議に報告を行うこと

4.観光を促進するための目的税の使途について事務局が調査を行い、次回のウィニペグ会議に報告を行うこと

5.冬の都市間の通商を維持する北極圏諸国を結ぶ多国間の航空路線開設について、各国政府間で交渉して決定するよう各会員都市が働きかけること

6.冬の都市運動に貢献し、北方都市市長会の創設に功績のあった故板垣武四前札幌市長を称えること

7.冬の都市運動と北方都市市長会に貢献した故武迪生前瀋陽市長を称えること

8.旧北方都市会議委員会非常任委員都市であった旧ユーゴスラビア・サラエボ市の危機的状況が速やかにかつ平和的に解決されるよう訴えること

9.1998年の市長会議開催市を中国・ハルビン市とすること

10.第6回北方都市市長会議を開催したトム・フインク・アンカレッジ市長とアンカレッジ市民を讃えること

【ウィンターシティーズ・ショーケース】

1.第5回冬の都市フォーラム:600人参加
全体会議とビジネス、コミュニケーション、健康、生活の4つの分科会併せて36のテーマに世界各国から集まった専門家が講演をし、活発な討議が行われました。

2.第4回国際冬の見本市:6カ国135企業・団体出展、入場者数1万1千人
日本からは道内を中心に過去最大の24企業10団体が日本ブース「トップオブジャパン」コーナーとして出展し、市長会議のテーマに連動した融雪や環境・リサイクル関連製品の出展を中心に質の高い技術や製品を紹介し、数多くの商談が成立しました。

【関連行事】

1.第5回国際氷彫刻競技会
2.アイディタロッド犬ぞりレース出発式
3.第7回アンカレッジー周スキーレース
4.国際音楽祭
5.ミュージカル
6.ノーザンライツ・オーロラショウ
7.ホームビジット・プログラム

【その他】

総合開会式の席上、北方都市会議の提唱者である故板垣武四前北方都市会議委員会委員長(前札幌市長)の功績を称え、トム・フインク・アンカレッジ市長から記念のメダルが贈られました。

北方都市市長会会員都市

8カ国21都市

オーストリア

インスブルック

カナダ

エドモントン、ハル、ウィニペグ、イエローナイフ

中国

長春、ハルビン、吉林、ジャムス、チチハル、瀋陽

グリーンランド

ヌーク

日本

青森、札幌、滝川

ノルウェー

トロムソ

スウェーデン

キルナ、ルレオ、ストックホルム

アメリカ

アンカレッジ、バロー

1995年6月26日現在

 

ページの先頭へ戻る

 第7回ウィニペグ会議

【開催市】カナダ・ウィニペグ(市長:スーザンA.トンプソン)
【会場】
ウィニペグ・コンベンションセンター
【期間】
1996年2月9日~12日

【参加都市】9カ国33都市

カナダ:ウィニペグ、ブランドン、トンプソン、チャーチル、チューロン、エドモントン、セント・アルバート、ストラスコーナ、プリンス・ジョージ、サスカツーン、モントリオール、ケベック・シティ、イエローナイフ、ホワイトホース

中国:瀋陽、ハルビン、長春、ジャムス

グリーンランド:ヌーク

アイスランド:レイキャビク

日本:札幌、滝川、青森

ノルウェー:トロムソ、カウトケイノ

ロシア:ブラーツク;ウスチ・イリムスク

スウェーデン:ルレオ、キルナ、ストックホルム

アメリカ:アンカレッジ、マーケット、グランド・フォークス

【メイン・テーマ】
グローバル・リビングー冬の都市の生活と労働、余暇

【議題と報告都市】

1.経済振興
基調報告「北方都市の経済活動の発展をめざして」……アルヴヒルド・イッターガルドトロムソ市長

2.アクセシビリティ
基調報告「冬の都市における交通とアクセスビリティ」……カレ・コンコラ障害者インターナショナル(DPI)議長

3.余暇とレクリエーション
基調報告「長期計画における余暇とレクリエーション施策」……ダイアナ・スミスDMSコンサルティング社長

【役員】

会長:札幌市長

副会長:トロムソ市長、瀋陽市長(再任)、エドモントン市長(再任)

常任理事:ウィニペグ市長、ハルビン市長(新任)

非常任理事:ストックホルム市長(新任)

監事:ルレオ市長

【市長会議とフォーラム】
開会式と閉会式には、市長会議参加者と冬の都市フォーラム参加者に対し、合同のセッションが初めて設けられ、基調講演が行われた。

開会セッション:
「アクセシビリティ-車椅子で世界一周を体験して」
基調講演者……リック・ハンセン氏

閉会セッション:
「ウィニペグ・ウィンターシティーズ'96を総括して」
基調講演者……ノーラ-ケイト・シーモア博士

【報告】
1.ウィンターネット小委員会……エドモントン
2.ゴミ・リサイクル小委員会……ルレオ
3.「観光を促進するための目的税」に関する調査……事務局

【第9回会議開催市の決定】
2000年の第9回北方都市市長会議とウィンターシティーズ・ショーケースの開催には、青森市、スウェーデン・ルレオ市とキルナ市(共同)、アイスランド・レイキャビク市の3団体が立候補したが、役員採決によりルレオ市とキルナ市の共同開催に決定した。

【決議事項】

1.北方都市における観光促進を図るための小委員会を設置し、事務局をアンカレッジ市とすること

2.北方都市における経済振興を図るための小委員会を設置し、事務局をトロムソ市とすること

3.エドモントン市が開発したウィンターネットを北方都市市長会の情報システムとし、会員はその利用促進と情報の蓄積に努力すること

4.今会議の参加都市は、障害者インターナショナル(DPI)からの提言を受け、アクセシビリティを考慮した街づくりに努めること

5.北方都市市長会と冬の都市協会(WCA)は、それぞれの立場を理解し、事務局間の情報交換に努めること

6.北方都市市長会の発展に対して功績のあったジャン・ドーレ前モントリオール市長、エルランド・リアン前トロムソ市長、トム・フィンク前アンカレッジ市長、ロムアルド・ニーシャ前インスブルック市長、そしてジャン・ライマー前エドモントン市長を名誉会員とすること

7.2000年の第9回会議の開催市をルレオ市とキルナ市の共同開催とすること

8.今会議を開催したスーザンA.トンプソン・ウィニペグ市長を讃えること

9.今会議の運営を支援した多くのウィニペグ市民を讃えること

【ウィンターシティーズ・ショーケース】

1.第5回冬の国際見本市
10カ国300企業・団体、入場者数1万人
日本からは北海道内を中心に過去最大の26企業、12団体が参加した。

2.第6回冬の都市フォーラム
世界各国から専門家が集まり、余暇、保養娯楽、耐久住宅遠隔地域、環境保護、通信、輸送、スポーツなど冬の都市に関する課題・問題について講演し、活発な討議が行われた。

【関連行事】
1.探検家祭
2.芸術文化公演「ノーザン・ライツー輝かしき星群」
3.NHLアイスホッケー
4.ホームビジット・プログラム

北方都市市長会会員都市

9カ国20都市

オーストリア

インスブルック

カナダ

エドモントン、ウィニペグ、イエローナイフ

中国

長春、ハルビン、吉林、ジャムス、チチハル、瀋陽

グリーンランド

ヌーク

アイスランド

レイキャビク

日本

青森、札幌、滝川

ノルウェー

トロムソ

スウェーデン

キルナ、ルレオ、ストックホルム

アメリカ

アンカレッジ

1997年1月1日現在

 

ページの先頭へ戻る

 第8回ハルビン会議

【開催市】中国・ハルビン(市長:曹広亮)

【会場】ハルビン友誼宮(ハルビン・フレンドシップ・パレスホテル)

【期間】1998年1月15日~18日

【参加都市】10カ国49都市

カナダ:エドモントン、ハッピーバレー・グース・ペイ、プリンス・ジョージ、セント・アルバート、ウィニペグ

中国:北京、長春、大連、大慶、ハルビン、黒河、フフホト、ジャムス、吉林、鶏西、満州里、牡丹江、青島、チチハル、瀋陽、ウルムチ、西安、牙克石、伊春

グリーンランド:ヌーク、オールフス

フィンランド:ケミ、オウル

日本:青森、旭川、新潟、札幌、滝川

モンゴル:ウランバートル

ノルウェー:ノールカップ、トロムソ

ロシア:チタ、ドウジンカ、インタ、ハバロフスク、ロヴォゼコ、ムルマンスク、ノリリスク、ストレジエヴオイ、ウラジオストク

スウェーデン:キルナ、ルレオ

アメリカ:アンカレッジ、ミネアポリス

【メイン・テーマ】

みんなで多姿多彩の北方都市を創りあげよう

【議題と報告都市】

1.基調報告「高齢者と子供にとって冬とは」……ウィニペグ市長ルレオ市長ハルビン市長
2.基調報告「冬の観光資源の開発と利用」……アンカレッジ市長瀋陽市長トロムソ市長札幌市長
3.基調報告「氷と雪の文化芸術の振興」……青森市長キルナ市長

【役員】

会長:札幌市長(再任)

副会長:瀋陽市長、エドモントン市長、トロムソ市長(再任)

常任理事:ハルビン市長、ルレオ市長(新任)、キルナ市長(新任)

非常任理事:ストックホルム市長

監事:アンカレッジ市長(新任)

【報告】

1.ウィンターネット小委員会……エドモントン
技術的なノウハウを提供する役割を終えたとの最終報告があり、今後、小委員会事務局の役割を受け継ぐ都市がなければ、市長会事務局(札幌)においてインターネットを利用した会員間の情報交換事務を引き継ぐことが決定された。

2.リサイクル小委員会……ルレオ

3.経済振興小委員会……トロムソ

4.観光促進小委員会……アンカレッジ

【第10回会議開催市の決定】

2002年の第10回北方都市市長会議とウィンターシティーズ・ショーケースの開催市は、青森市に決定した。

【決議事項】

1.北方都市市長会(IAMNC)と国際冬の都市委員会(IWCC)は統合することとし、具体的なことについては、両事務局が協議をすること

2.北方都市市長会は、国連及び関係する国際団体との情報交換、連携を促進すること

3.ウィンターネットの開発に主導的な役割を果たしてきたエドモントン市に感謝し、会員都市はその成果を積極的に活用すること

4.2002年の第10回北方都市市長会議開催市を青森市とすること

5.今会議の開催を支援したハルビン市民を讃えること

6.今会議を開催した中華人民共和国ハルビン市の曹広亮市長、岳玉泉副市長を讃えるとともに、ハルビン市人民政府に感謝すること

7.中華人民共和国郵電部が今会議のための記念絵葉書を発行し、20数カ国に向けて送付したことに対して感謝すること

【ウィンターシティーズ・ショーケース】

1.第6回冬の国際見本市
8カ国91ブース、入場者1万5千人
冬季用品、除雪設備と接術、冬季建築材、省エネルギー技術等の展示日本からは北海道内を中心に16企業10団体が参加した。

2.第7回冬の都市フォーラム
世界各国から専門家が集まり、建築様式と建築材料、食文化と食品の保管、氷雪資源の利用と氷雪文化、住民保健、環境と持続発展の問題について講演し、活発な討議が行われた。

【関連行事】

1.松花江氷上イベント及び寒中水泳、太陽島雪像
2.氷灯祭、国際氷像コンテスト
3.市長会議開催記念「中国切手展」
4.市長会議開催記念コンサート

北方都市市長会会員都市

9カ国21都市

オーストリア

インスブルック

カナダ

エドモントン、ウィニペグ、イエローナイフ、プリンス・ジョージ

中国

長春、ハルビン、吉林、ジャムス、チチハル、瀋陽

グリーンランド

ヌーク

日本

青森、札幌、滝川

モンゴル

ウランバートル

ノルウェー

トロムソ

スウェーデン

キルナ、ルレオ、ストックホルム

アメリカ

アンカレッジ

1998年1月18日現在

 

第8回ハルビン会議

第8回ハルビン会議(1998年)

 

 

ページの先頭へ戻る

 第9回ルレオ/キルナ会議

【開催市】スウェーデン・ルレオ(市長:ウッラ・エルベプロ)スウェーデン・キルナ(市長:ラルズ・トルンマン)

【会場】アルカス・ホール(ルレオ市)コングレス・センター(キルナ市)

【期間】2000年2月12日~16日

【参加都市】10カ国26都市

ボスニア:ゼニカ

カナダ:プリンス・ジョージ

中国:長春、ハルビン、ジャムス、鶏西、瀋陽

グリーンランド:ヌーク

フィンランド:ケミ、オウル

日本:青森、札幌

韓国:太白

ノルウェー:トロムソ、モールセル、バルドゥ

スウェ一デン:キルナ、ルレオ、ストックホルム、エルスビン、ボーデン、ハパランダ、パヤラ、ピーティオ

アメリカ:アンカレッジ、ミネアポリス

【メイン・テーマ】

冬の都市における持続可能な開発

【議題と報告都市】

1.「自然災害時における相互支援体制」……ハルビン市副市長
市長問で意見交換を行った後、小委員会を設置して引き続き調査を行い、事務局を札幌市に置くことが決議された。

2.「除雪体制と市民参加」……プリンス・ジョージ市長ヌーク市長
市長間で意見交換を行った後、小委員会を設置して引き続き調査を行い、事務局をプリンス・ジョージ市に置くことが決議された。

【役員】

会長:札幌市長

副会長:トロムソ市長、瀋陽市長(再任)、プリンス・ジョージ市長(新任)

常任理事:ルレオ市長、キルナ市長、青森市長(新任)

非常任理事:ストックホルム市長(再任)

監事:アンカレッジ市長

【入退会】

退会:インスブルック(オーストリア)、エドモントン(カナダ)

入会:太白(韓国)、マールドゥ(エストニア)

【会費の改定】

2001年度(2001年1月1日)より、新しい会費額及び会費の支出配分が適用されることが決議された。

【報告】

小委員会事務局都市から、それぞれ最終報告がなされた。
1.リサイクル小委員会………ルレオ市
2.観光促進小委員会…アンカレッジ市
3.経済振興小委員会………トロムソ市

【第11回会議開催市の決定】

米国のアンカレッジ市が、2004年の「第11回北方都市市長会議」と「ウィンターシティーズ・ショーケース2004」の開催市として決定した。

【決議事項】

1.21世紀に向けた北方都市市長会の新たな展開を図るため、当初の基本理念を再確認するとともに、会員都市が相互に協力し、会員の拡大に努めること

2.小委員会活動をさらに活発化することとし、今回は「自然災害に関する実情及び防災体制」に関する小委員会を設置し、札幌市が事務局を務めること。また、「除雪と市民参加」に関する小委員会を設置し、プリンス・ジョージ市が事務局を務めること。なお、今後、小委員会の調査・研究期間は4年以内とすること

3.会員都市は、各都市が持つ情報をウィンターネットに登録するとともに、各都市のホームページをウィンターネットにリンクし、冬の都市に関する情報を収集・提供する。また、会員都市間でウィンターネットを通じた情報交換を密にすること

4.2004年の第11回会議の開催市をアンカレッジ市とすること

5.北方都市市長会の発展に対して功績のあったチェル・ミケルソン前ルレオ市長を名誉会員とすること

6.今会議を開催したウッラ・エルベプロ・ルレオ市長、ラルズ・トルンマン・キルナ市長を讃えるとともに、会議の運営を支援したルレオ市民、キルナ市民を讃えること

【ウィンターシティーズ・ショーケース】

1.第7回国際冬の見本市

・ルレオ(会場:アルカス・ホール)
入場者:約8,500人、出展者:7カ国185ブース
融雪技術、環境・リサイクル、寒冷地における土木・建築技術等の展示
日本からは北海道内および青森から25企業13団体が参加

・キルナ(会場:コングレス・センター)
入場者:約5,000人、出展者:13カ国20団体
ヨーロッパ各国によるフォーラムに関連した展示

2.第8回冬の都市フォーラム

・ルレオ
参加者:約1,800人
エネルギー、環境、建築技術などについて、専門家による発表および参加者による意見交換が行なわれた。

・キルナ
参加者:約800人
冬期間の交通、宇宙研究などについて、専門家による発表および参加者による意見交換が行なわれた。

 

北方都市市長会会員都市

10カ国22都市

カナダ

ウィニペグ、イエローナイフ、プリンス・ジョージ

中国

長春、ハルビン、吉林、鶏西、ジャムス、チチハル、瀋陽

グリーンランド

ヌーク

エストニア

マールドゥ

日本

青森、札幌、滝川

韓国

太白

モンゴル

ウランバートル

ノルウェー

トロムソ

スウェーデン

キルナ、ルレオ、ストックホルム

アメリカ

アンカレッジ

2000年2月16日現在

 

第9回ルレオ/キルナ会議

第9回ルレオ/キルナ会議(2000年)

 

 

ページの先頭へ戻る

 第10回青森会議

【開催市】日本・青森(市長:佐々木誠造)

【会場】ホテル青森、青森市文化会館、海扇閣

【期間】2002年2月7日~10日

【参加都市】13カ国28都市

カナダ:プリンス・ジョージ、スーセント・マリー

中国:長春、ハルビン、ジャムス、吉林、鶏西、チチハル、瀋陽

エストニア:マールドゥ

フィンランド:ケミ

グリーンランド:ヌーク

イラン:テヘラン

日本:青森、札幌、滝川、函館、千歳、横手

韓国:太白、平澤

モンゴル:ウランバートル

ノルウェー:トロムソ

ロシア:ハバロフスク、ユジノサハリンスク

スウェ一デン:キルナ、ルレオ

アメリカ:アンカレッジ

【メイン・テーマ】

豊かな北の暮らしを育む~環境・文化・生活~

【役員】

会長:札幌市長(再任)

副会長:瀋陽市長、プリンス・ジョージ市長、トロムソ市長(再任)

常任理事:青森市長、アンカレッジ市長(新任)

非常任理事:キルナ市長(新任)

監事:ウランバートル市長(新任)

【入退会】

退会:ウィニペグ、イエローナイフ(カナダ)、ストックホルム(スウェーデン)

【北方都市市長会の活性化】

市長会総会において、市長会の活性化について以下の3点が決議された。

1.以下の3つの柱に基づいて北方都市市長会を活性化する。
組織の活性化
既存事業の活性化
新規事業の創造

2.活性化プランの細部については実務者会議において討議することとし、その第1回会議を2002年度中に開催する。

3.活性化プランのパイロット事業として「共同観光PR」を2002年度中に実施する。

【小委員会の設置】

アンカレッジ市より、北方都市におけるテロ対策について調査する小委員会の設置が提案され、事務局を同市に置き、活動を行うことが決議された。

【市長会議】

●メインテーマ
「サスティナブル・ウィンター・シティーズ21」
“21世紀における持続的発展が可能な冬の都市”

(1)オープニング・セッション

●基調講演
テーマ:
「持続可能な未来を築くために」~施策と実践から学ぶ~
講師:コリン・ファッジ英国西イングランド大学建築環境学部長

●発表都市及びテーマ
ジャムス市:「持続可能な発展を目指した環境保護」
キルナ市:「理想的な冬の都市を築くための考え方」
アンカレッジ市:「電子政府E-Government」
青森市:「コンパクトシティの考え方」

(2)分科会

分科会A:「中心市街地の活性化」

●発表都市及びテーマ
長春市:「開発途上都市における中心市街地の活性化」
トロムソ市:「トロムソにおける都市開発」
吉林市:「冬の都市、活性化対策」
[冬の都市が目指すべき都市戦略とそれを踏まえた中心市街地のあり方について、概念的、総論的な側面から議論を行った。]

分科会B:「環境負荷の小さい都市システム」

●発表都市及びテーマ
札幌市:「札幌市環境基本計画」
「エネルギーの有効活用事例(都心部の熱供給等)」
滝川市:「エネルギーの有効活用事例(メタンガス発電)」
[環境負荷を低減するために、北方都市ではどのような都市システムを構築したらよいかについて、出席各都市の事例紹介を交えて議論を行った。

(3)全体会議

●「持続可能な都市づくり」の実現を目指し、分科会A及び分科会Bからの報告を踏まえ、総括的な議論を行うとともに、本市長会議のテーマである「21世紀における持続的発展が可能な冬の都市」の形成に向け、“共同アピール”を提案した。

●青森市より、持続的発展が可能な冬の都市づくりに向けて有効な政策を研究する小委員会の設置が提案され、事務局を同市に置き、活動を行うこととした。

(4)ラウンドアップ・フォーラム
市長会議と冬の都市フォーラムの議論を相互に情報交換し、青森会議の全体総括をするとともに、全体会議で提案した“共同アピール”を発表した。

【報告】

小委員会事務局から、それぞれ中間報告がなされた。
1.自然災害対策小委員会札幌市
2.雪対策小委員会プリンス・ジョージ市

【第12回会議開催市の決定】

中国の長春市が、2006年の「第12回北方都市市長会議」の開催市として決定した。

【決議事項】

1.今会議で宣言された『共同アピール』に基づき、北方都市市長会は、今後、会員各都市が「持続的発展が可能な冬の都市」の実現に向けて、協力し合い、最大限の努力をすること

2.北方都市市長会の更なる発展のため、北方都市市長会活性化の基本方針を確認するとともに、実務者会議を開催し、活性化について継続的に協議すること

3.北方都市市長会活性化プランのパイロット事業として、会員都市による共同観光PR事業を2002年度に実施すること

4.持続的発展が可能な冬の都市づくりに向け有効な政策を研究する小委員会を設置し、その中で具体的な方策を検討していくとともに事務局を日本国青森市に置くこと

5.北方都市におけるテロ対策を研究する小委員会を設置し、事務局をアメリカ合衆国アンカレッジ市に置くこと

6.2006年の第12回北方都市市長会議の開催市を中国長春市とすること

7.今会議を開催した佐々木誠造青森市長を讃えるとともに、会議の運営を支援した青森市民を讃えること

共同アピール

会員都市は、「持続的発展が可能な冬の都市」の実現を目指すとともに、「冬は資源であり、財産である」という北方都市市長会の基本理念を再確認し、その活動を活性化させるため、協力し合い、最大限努力する
また、北方都市市長会は、北方圏のすべての人々に、持続的発展が可能な都市の建設に取り組むことを呼びかける

2002年2月
北方都市市長会

【ウィンターシティーズ・ショーケース】

1.第8回国際冬の見本市
メイン・テーマ
「北のライフスタイル展
~冬の都市のくらしと産業~」
出展者数:7カ国72企業・団体339名
参加者数:延べ14,069名
商談件数:2,232件
出展分野:環境、住宅、氷雪、福祉、情報等

2.第9回冬の都市フォーラム
メイン・テーマ
「サスティナビリティの追求」
登録者数:11カ国59都市182名
参加者数:延べ3,499名

●オープニング・フォーラム
テーマ
「人類と地球環境の共生~21世紀のライフスタイルを見つめる」
講師:毛利衛科学技術振興事業団日本科学未来館館長/宇宙飛行士

●学術フォーラム及び市民フォーラム

・[エネルギー]、[まちづくり]、[生活文化]、[交通]をキーワードに8つの学術フォーラムが開催された。

・「雪国学の可能性」、「KE-YA-GU(仲間)~男女共同参画社会へ向けていい関係」をテーマに2つの市民フォーラムが開催された。

●ヘルスプロモーション・フォーラム
「Health for All Winter Cities(すべての北方都市に健康を)」をテーマに、基調講演とパネルディスカッションが行われた。
[基調講演]
テーマ
「ヘルシーシティ~ウェルビーイングを高める新しい都市政策」
講師:イローナ・キックブッシュ米国エール大学医学部教授
[パネルディスカッション]
コペンハーゲン市長、青森市長、市民団体代表者、市長会議参加者等により討議が行われた。

【主な併催行事】

・北方都市美術展
1月26日~2月10日
・北方都市写真展
1月26日~2月10日
・AOMORIウィンターフェスティバル2002
2月9日~11日
・全国小学生雪合戦選手権大会
2月10日

北方都市市長会会員都市

10カ国19都市

カナダ

プリンス・ジョージ

中国

長春、ハルビン、吉林、鶏西、ジャムス、チチハル、瀋陽

エストニア

マールドゥ

グリーンランド

ヌーク

日本

青森、札幌、滝川

韓国

太白

モンゴル

ウランバートル

ノルウェー

トロムソ

スウェーデン

キルナ、ルレオ

アメリカ

アンカレッジ

2002年2月10日現在

 

第10回青森会議

第10回青森会議(2002年)

 

 

ページの先頭へ戻る

 第11回アンカレッジ会議

【開催市】アメリカ・アンカレッジ(市長:マーク・ベギチ)

【会場】ヒルトンホテルイーガン・シビックセンターサリバン・アリーナ

【期間】2004年2月18日~22日

【参加都市】11カ国27都市

カナダ:プリンス・ジョージ,カルガリー、フォートネルソン、ルダック、プリンス・ルパート、スーセント・マリー、イエローナイフ

中国:長春、ハルビン、ジャムス、チチハル、瀋陽

エストニア:マールドゥ

グリーンランド:ヌーク

日本:青森、札幌、千歳

韓国:太白

モンゴル:ウランバートル

ノルウェー:トロムソ

ロシア:マガダン

スウェーデン:キルナ

アメリカ:アンカレッジ、バロー、エリム、ジュノー、メトラカトラ

【メイン・テーマ】

未知なる冬への挑戦

【役員】

会長:札幌市長

副会長:瀋陽市長(再任)、プリンス・ジョージ市長(再任)、トロムソ市長

理事:アンカレッジ市長、長春市長(新任)、キルナ市長

監事:ウランバートル市長

【入退会】

入会:ユジノサハリンスク(ロシア)
退会:滝川(日本)、ルレオ(スウェーデン)

【北方都市市長会の活性化】

総会において市長会の活性化計画が決議された。

1.冬の課題を抱える多くの都市と、“快適な冬のまちづくり”のための知識と経験を共有するために、会員の拡大を図り、本会の名称を「世界冬の都市市長会」に変更することとした。

2.活性化計画に基づき、会員都市が一丸となって本会の活性化を図り、冬の都市のネットワークを強化するために最大限努力することとした。
[主な活性化策]
・共同事業の実施
・個別都市間交流の実施
・テーマの範囲を拡大する
・冬の都市の特性を活かして国連との連携を深める

3.新たな会員の加入を促進するために最大限努力する。

【市長会議】

1.オープニング・セッション

●基調講演
講師:マーティン・ビューザー犬ぞりレースで4回の優勝経験

2.分科会

●「冬の都市デザイン:サテライトタウンセンター」
アンカレッジ市が計画している「クリークサイド・タウンセンター」について、アンカレッジ市からプレゼンテーションがあり、それに基づいて地域開発に関する討議を行った。

●「市の行政サービスと地域開発におけるスポーツコミュニティーの役割」
スポーツコミュニティーと市の役割について、アンカレッジ市からプレゼンテーションがあり、それに基づいて討議を行った。

3.全体会議

アンカレッジ会議の総括を行うとともに、決議事項案について討議を行った。

【報告】

小委員会事務局から、それぞれ報告がなされた。

1.最終報告

●自然災害対策小委員会(事務局:札幌市)

●雪対策小委員会(事務局:プリンス・ジョージ市)

2.中間報告

●持続可能な冬の都市づくり小委員会(事務局:青森市)

●テロ対策小委員会(事務局:アンカレッジ市)

【第13回会議開催市の決定】

グリーンランドのヌークが、2008年の「第13回世界冬の都市市長会議」の開催市として決定した。

【決議事項】

1.冬の課題を抱えるより多くの都市と「快適な冬のまちづくり」のための知識と経験を共有するために、会員の対象範囲の拡大を図り、名称を「北方都市市長会」から「世界冬の都市市長会」に変更する。

2.今会議で採択された活性化計画(以下に主な活性化策を列挙)に基づき、会員都市が一丸となって「世界冬の都市市長会」の活性化を図り、冬の都市のネットワークを強化するとともに、持続可能な社会を目指し、新たな会員の加入を促進するために最大限努力する。
(1)共同事業を実施する
(2)個別の都市間交流を推進する
(3)テーマの拡大を図り、小さな都市が抱える課題も分かち合う
(4)冬の都市としての特性(教育、文化、環境等)を活かし、国連との連携を深める
(5)市民、先住民、民間団体、経済界との連携を深める

3.各会員都市は、分科会「市の行政サービスと地域開発におけるスポーツコミュニティの役割」および「冬の都市デザイン:サテライトタウンセンター」における議論を通じて得たノウハウを「快適な冬のまちづくり」のために最大限活用する。

4.自然災害対策小委員会および雪対策小委員会が4年間の調査、研究を終了し、最終報告を行った。今後は、「快適な冬のまちづくり」に向けて各会員都市がその成果を最大限活用していく。また、テロ対策小委員会および持続可能な冬の都市づくり小委員会が中間報告を行い、2006年第12回長春会議における最終報告に向けて引き続き調査、研究を行う。

5.2008年の第13回世界冬の都市市長会議の開催市をグリーンランドのヌーク市とする。

6.北方都市市長会の発展に対して功績のあった桂信雄前札幌市長を名誉会員とする。

7.今会議を開催したマーク・ベギチアンカレッジ市長を讃えるとともに、会議の運営を支援したアンカレッジ市民を讃える。

【冬の見本市】

1.Pac Com(パッコム)2004
出展者数:5カ国127企業・団体
出展分野:建設、鉱工業、住宅等
2.インターナショナル・マーケットプレイス
出展者数:5カ国69企業・団体
出展分野:文化、工芸、芸術等

【冬の都市フォーラム】

分野:「社会・文化」、「エネルギーと環境」、「建設技術」、「経済と計画立案」、「健康と医療」、「安全確保と安心」、「除雪」、「寒冷地工学」、「地方の福祉サービス提供と都市の発展」、「寒地気候のスパイクタイヤへの影響」

発表者:7カ国20都市53名

世界冬の都市市長会会員都市

10カ国19都市

カナダ

プリンス・ジョージ

中国

長春、ハルビン、吉林、鶏西、ジャムス、チチハル、瀋陽

エストニア

マールドゥ

グリーンランド

ヌーク

日本

青森、札幌

韓国

太白

モンゴル

ウランバートル

ノルウェー

トロムソ

ロシア

ユジノサハリンスク

スウェーデン

キルナ

アメリカ

アンカレッジ

2004年2月22日現在

 

ページの先頭へ戻る

 第12回長春会議→詳しく見る

【開催市】中国・長春(市長:祝・業精)

【会場】長春シャングリラホテル、長春欧亜売場

【期間】2006年1月15日~18日

【参加都市】13カ国29都市

カナダ:ルドゥック、プリンス・ジョージ

中国:白銀、長春、ハルビン、ジャムス、吉林、鶏西、昆明、綿陽、チチハル、瀋陽、四平、天津、通化、ウルムチ

エストニア:マールドゥ

グリーンランド:ヌーク

日本:青森、札幌、仙台

韓国:太白

リトアニア:カウナス

ノルウェー:トロムソ

ロシア:マガダン

セルビア・モンテネグロ:ノビ・サド

スロバキア:ジリナ

スウェーデン:カルマル

アメリカ:アンカレッジ

【メイン・テーマ】

冬における発展

【役員】

会長:札幌市長(再任)

副会長:瀋陽市長、アンカレッジ市長(新任)、トロムソ市長

理事:長春市長、ヌーク市長(新任)

監事:プリンス・ジョージ市長

【入退会】

入会:ノボシビルスク(ロシア)、カウナス(リトアニア)
退会:キルナ(スウェーデン)

【市長会議】

テーマ:「冬季における環境問題について」及び「冬季の市民生活における課題の克服について」

1.長春市からの基調報告

長春市長など長春市関係者から基調報告が行われ、急速な都市化が進む長春市で、環境汚染、省エネ、都心交通、緑化対策などが大きな都市課題となっている現状と、市長会議を通じて先進事例を学びたい旨の意欲が示されました。

2.参加都市からの事例紹介

(1)冬季における環境問題
「冬季における環境問題について」では、プリンス・ジョージ市とカルマル市から、木質ペレットなど木質バイオマスを積極的に活用した結果、二酸化炭素の削減に大きな成果をあげた事例紹介が行われました。また、プリンス・ジョージ市及び札幌市から、環境に配慮した暖房システムとして、地域冷暖房の紹介が行われました。さらに、マールドゥ市からは、省エネ対策などを盛り込んだ環境保全計画の説明がありました。

(2)冬季の市民生活における課題の克服について
「冬季の市民生活における課題の克服について」では、青森市から、寒冷地における冬季の野菜栽培のシステム(寒締め栽培)、及び産業廃棄物であるホタテの貝殻とリンゴジュースの絞りかすを活用した酢酸カルシウムの低公害融雪剤が紹介されました。また、太白市からは、産炭地における産業転換策として、冬のリゾート都市を目指した取組について事例紹介がありました。

3.全体会議

長春市長及び参加市長から、それぞれ総括の発言があった後、「冬の都市における環境問題の取組事例を調査するための小委員会(事務局:札幌市)」の設置提案及び長春宣言・市長会議決議の提案を行い、全会一致で了承されました。

長春宣言会員都市は、「持続的発展が可能な冬の都市」の実現を目指すとともに、地球温暖化に代表される地球環境問題は国を超えて各都市が協力して取り組まなければならない緊急の課題である。
寒冷・多雪という気候特性を有する冬の都市では、特に冬の暖房や除排雪、融雪などに消費されるエネルギー量は多大であり、急速な都市化の進展とともに益々地球環境への負荷を著しく高めている。
我々は、地球環境問題への対応として、冬のエネルギー消費量の削減及び環境への負荷の少ない都市活動の実現が、冬の都市に住む者にとって重要な課題であることを深く認識し、各都市が最大限の知恵と工夫をもってこの問題に取り組んでいくことを、世界冬の都市市長会としてここに宣言する。
また、世界冬の都市市長会は、上記宣言の理念を広く世界の冬の都市に訴え、その啓発に最大限努力することを併せて宣言する。

【小委員会報告】

二つの小委員会事務局から、それぞれ最終報告がなされました。

●持続可能な冬の都市づくり小委員会(事務局:青森市)

●テロ対策小委員会(事務局:アンカレッジ市)

【第14回会議開催市の決定】

カナダのプリンスジョージ市が、2010年の「第14回世界冬の都市市長会議」の開催市として決定されました。

【決議事項】

1.今会議で採択された「長春宣言」に基づき、市長会議参加都市は地球環境問題の解決に向けて最大限努力し、情報と経験を互いに共有する。

2.冬の都市における環境問題の取組事例を調査するための小委員会を設置し、事務局を札幌市とする。

3.世界冬の都市市長会の発展に対して功績のあったエンフボルド・ミイェゴンボ前ウランバートル市長を名誉会員とする。

4.世界冬の都市市長会の発展に対して功績のあった洪淳(ホン・スンイル)太白市長を本年6月から名誉会員とする。

5.2010年の第14回世界冬の都市市長会議の開催市をカナダ・プリンスジョージ市とする。

6.今会議を開催した祝業精(シュク・ギョウセイ)・長春市長を讃えるとともに、会議の運営を支援した長春市民を讃える。

【冬の見本市】

1.日程:2006年1月15日~1月16日
2.会場:長春欧亜売場
3.出展者数:7カ国200企業・団体

【冬の都市フォーラム】

1.日程:2006年1月15日~1月17日
2.会場:長春シャングリラホテル
3.出展者数:6カ国18都市28名

世界冬の都市市長会会員都市

11カ国19都市

カナダ

プリンス・ジョージ

中国

長春、ハルビン、吉林、鶏西、ジャムス、チチハル、瀋陽

エストニア

マールドゥ

グリーンランド

ヌーク

日本

青森、札幌

韓国

太白

リトアニア

カウナス

モンゴル

ウランバートル

ノルウェー

トロムソ

ロシア

ノボシビスルスク、ユジノサハリンスク

アメリカ

アンカレッジ

2006年3月現在

 

このページについてのお問い合わせ

 世界冬の都市市長会事務局

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎10階 札幌市総務局国際部内

電話番号:011-211-2032

ファクス番号:011-218-5168