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更新日:2016年2月22日

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各会員都市での成果

以下の成果は、会員都市へのアンケート調査の結果に基づいています

冬の観光資源の活用

[長春]
2000年の第9回会議に参加するためにキルナを訪れた際、アイスホテルに関心を持ちました。南方から観光客を誘致する施策の参考となりました。

[ハルビン、チチハル]
会員都市を相互に訪問し、自分の都市の冬をさらに魅力的にするための経験や知識を得ることができました。たとえば、札幌から雪や氷を観光資源として活用して成功させた事例を学びました。

[瀋陽]
1998年にハルビンで開催された第8回会議で冬の文化活動を豊かにするための新たなアイディアを学び、氷と雪のプロジェクトを実施しました。

[ウランバートル]
2002年2月に札幌で開催された雪まつりに職員を派遣し、そのノウハウを学び、2003年にウランバートルではじめて雪まつりを開催しました。

[キルナ]
札幌の雪まつりから雪氷像製作のノウハウを学び、冬にアイスホテルを建て、観光客の誘致を図っています。

人事交流

[プリンス・ジョージ、キルナ、ルレオ]
2000年にプリンス・ジョージで開催した幹事会を機に、プリンス・ジョージ市、ルレオ市、キルナ市および米国ミシガン州マーケット市と除雪技術の交流に係る盟約を交わし、職員の相互派遣を実施しました。

[プリンス・ジョージ、青森]
雪対策小委員会の事業として、2003年にプリンス・ジョージ市と青森市の間で除雪担当職員の人事交流を行い、除排雪に関する施策や技術などを学合いました。

[ウランバートル]
2001年より、毎年、約6か月間札幌市に幹部職員を派遣し、文化、清掃、除雪、行政管理など、様々な分野で研修を受けています。

青少年交流

[青森、ルレオ]
ルレオ市と青森市の小学生がインターネット会議を2001年に行い、お互いの町や学校生活、文化、遊びなどを紹介し合い、理解を深めました。

文化交流

[青森]
2002年に青森で開催した第10回会議の併催事業として、北方都市美術展を開催しました。北方地域独特の風土と民族性に育まれた高い芸術性、文化性を再認識するとともに、文化面での相互理解を深めることができました。

基盤整備

[ジャムス]
1996年に道路調査団をアンカレッジに派遣し、厳冬期に道路の亀裂が発生するのを防止するための道路建設技術と除雪方法を学び、それらを採用しました。

[チチハル]
2001年にスウェーデンを訪問し、チチハル市の都市環境を改善するめに、地熱エネルギー、緑化、住宅建設などのプロジェクトについて商談を進めました。

[キルナ]
プリンス・ジョージ市で開発された間口除雪(住宅の玄関に雪山を残さない除雪方法)の機材を導入しました。

[青森]
・ナトリウム灯の導入
アンカレッジ市で使用されている高圧ナトリウム灯を採用し、街路灯の新設および更新の時期にナトリウム灯の導入を推進しています。
・自然エネルギーを利用した雪処理施設の整備
2000年にルレオ・キルナで開催された第9回北方都市市長会議のフォーラムで発表された「海水熱源を利用したロードヒーティング」を実用化し、中心市街地の歩道に敷設しました。また、同じく自然エネルギーである地熱を利用したロードヒーティングを中心市街地へ施工するなど、環境に優しい融雪システムの導入を推進しています。
・市民雪処理モラルアップの推進
民間団体の「北国のくらし研究会」は、プリンス・ジョージ市で除排雪に従事する行政および民間の作業員の士気高揚を目的として自主的に結成された「スノーフォース(従事者の統一ユニフォームの着用など)」をモデルとして、市民の雪処理に対するモラルの向上を図るため、地域の除排雪などを進んで行っている一般市民の活動を広く知らせ、顕彰する「スノーナイト(Snow Knight)」顕彰事業」を実施し、ユニフォームの贈呈などを行っています。

[札幌]
・常緑樹の活用
敷地内への風雪を防ぎ、景観上の美観を保つために、常緑樹を幹線道路の中央分離帯等の公共用地に植樹しています。常緑樹を多用しすぎると敷地内が暗くなるとともに、街路樹に活用した場合、樹木の上に雪が積もり落雪の危険性があることから、用途に応じて常緑樹と落葉樹を使い分けています。
・スパイクタイヤの規制
スパイクタイヤは車の制動に非常に効果がある反面、舗装路面を削りとるため膨大な路面補修費が必要になります。また、騒音や粉じんなどが発生し、環境に悪影響を及ぼすという問題があります。このような状況の下、1982年に札幌で開催された第1回会議においてスパイクタイヤ問題に関するほかの都市の事例が紹介されました。このことに勇気づけられた札幌市は、スパイク問題対策への本格的な第一歩を踏み出し、法律や条例の制定に積極的に取り組んだ後、1990年にスパイクタイヤの全面禁止を実現させました。
・水力発電の導入
省エネルギー対策として、1984年から藻岩浄水場で発電を実施しています。発電量は330kWh(一般家庭100~150世帯程度が消費する電気量に相当)。
・ナトリウム灯の導入
省エネルギー対策および降雪時の視認性向上のために、街路灯を水銀灯からナトリウム灯に変更しています。2003年4月現在、ナトリウム灯の球数は、市内の街路灯全球数96,874球の約73%に相当する70,795球。ISO14001推進の観点からも今後も積極的にナトリウム灯の導入を図っていきます。
・スノーホッケーの普及
四季を通した生涯スポーツの振興のために冬でも気軽にできるスポーツとしてスノーホッケーを考案し、「第1回札幌市長杯スノーホッケー大会」を1983年に開催しました。同大会は継続して開催されており、2003年には第20回大会が開催され、小学生を中心とする男女57チーム、580名の選手が参加。スノーホッケーは冬の子ども達のスポーツとして定着しています。
・歩くスキーの普及
冬季間における市民のレクリエーションおよびスポーツ振興のために、1983年に中島公園内に歩くスキーの常設コースを整備しました。現在、初心者用の1kmコースが設定されており、12月から3月までスキー板/靴150セットの無料貸し出しを実施しています。市内には14の常設コースが整備されています。
・公園の冬季開放および木製遊具の導入
冬でも児童が戸外で遊べるように、1983年より公園への木製遊具の導入と公園の冬季開放を積極的に行い、昭和60年代(1985年~)には多くの公園で冬季間の利用が促進されました。その一方で、公園が除雪されるため、公園が雪捨て場として利用されるようになり、遊具の維持コストも含めて、克服しなければならない課題もあります。
・市民と行政の役割分担
公園の効率的な運営を行うとともに、市民参加の機会を拡大するために、市民と行政が協力して公園を管理しており、1年に3回実施する児童公園の清掃、草刈などの業務を町内会に委託しています。
・都市景観形成
快適な都市環境の創造と市民文化の向上を図るためには、建物の色彩、形態などに配慮し、北方都市らいしい魅力的な都市景観を形成することが重要です。札幌市は、1982年に開催された第1回会議において紹介された都市景観に関して、ほかの都市の事例を参考として都市景観形成に関する本格的な第一歩を踏み出し、1983年に「都市景観賞」を創設、1998年には「都市景観条例」を施行しました。

国際的地位の向上および国際交流の推進

[プリンス・ジョージ]
市長会の活動、特に2000年10月にはじめて札幌以外で幹事会を開催したことにより、ほかの都市にプリンス・ジョージを知ってもらうことができました。

[ハルビン]
1998年にハルビンで開催した第8回会議を通じて、ハルビンの名前を北方圏の諸都市にPRすることができました。

[瀋陽]
1985年に瀋陽で開催した第2回会議を通じて、瀋陽の評価を高め、会員相互の理解と親交を深めることができました。また、国際会議を開催するためのノウハウを蓄積することができました。

[キルナ]
市長会を通じた国際交流の経験自体が大きな成果です。

情報の共有

[チチハル]
共通の自然環境をもつ北方都市間での技術や情報の交換が、様々な分野で役立っています。

[瀋陽]
市長会の活動を通じて、北方都市に共通する課題を解決するための有効な情報を得ることができました。

[キルナ]
同じような気象条件をもつほかの都市がどのようなことをしているのかを学び、必要な時に必要な知識を得ることができるようになりました。

 

 

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