2014/10/15 第5回計画検討会議 資料3−@ 第4期札幌市障がい福祉計画 成果目標(案)   1 障害福祉サービスに関する目標 1-1 項目 入所施設の入所者の地域生活への移行者数 目標値 260人 備考 平成25年度末時点の施設入所者2,159人のうち、平成29年度末において260人(約12%)を地域生活に移行することを目指す。 1-2 項目 入所施設の入所者数の減少見込数 目標値 86人 備考 平成25年度末時点の施設入所者2,159人から、平成29年度末において84人(約4%)を削減することを目指す。 2 項目 地域生活支援拠点等の整備【新規】 目標値 1か所 備考 地域生活支援拠点等を、平成29年度末までに市内1か所に整備する。 3-1 項目 福祉施設から一般就労への移行者数 目標値 600人 備考 平成29年度において、福祉施設の利用者のうち一般就労への移行者数を、平成24年度実績(297人)の約2倍(600人)とすることを目指す。 3-2 項目 就労移行支援事業の利用者数【新規】 目標値 1,377人 備考 平成25年度末の就労移行支援利用者630人から、平成29年度末において、約747人(1.2倍)増加する。(平成27年度予算額を踏まえ修正予定) 4 項目 入院中の精神障がい者の地域移行支援の利用者数 目標値 60人 備考 平成29年度の年間実利用者数 (札幌市独自に設定する目標) 2 障がいのある人に対する理解促進に関する目標(札幌市独自に設定する目標) 5-1 項目 障がいのある人にとって地域で暮らしやすいまちであると思う障がいのある人の割合 目標値 60% 5-2 項目 障がいのある人にとって地域で暮らしやすいまちであると思う人の割合 目標値 50% 1−1 施設入所者の地域生活への移行 ●第3期計画の数値目標 平成17年10月1日の施設入所者2,528人のうち、平成26年度末において760人(約3割)が地域生活に移行することを目指す。(国・道と同じ) 平成26年度目標値 760人の移行 H17.10〜H19.3 移行者数 99人 H17.10からの累計 99人 進捗率 13.0% H19.4〜H20.3 移行者数 62人 H17.10からの累計 161人 進捗率 21.2% H20.4〜H20.9 移行者数 73人 H17.10からの累計 234人 進捗率 30.8% H20.10〜H21.9 移行者数 82人 H17.10からの累計 316人 進捗率 41.6% H21.10〜H22.9 移行者数 57人 H17.10からの累計 373人 進捗率 49.1% H22.10〜H23.9 移行者数 98人 H17.10からの累計 471人 進捗率 62.0% H23.10〜H24.3 移行者数 58人 H17.10からの累計 529人 進捗率 69.6% H24.4〜H25.3 移行者数 29人 H17.10からの累計 558人 進捗率 73.4% H25.4〜H26.3 移行者数 36人 H17.10からの累計 594人 進捗率 78.2% ●第4期計画の成果目標 平成25年度末時点の施設入所者2,159人のうち、平成29年度末において260人(約12%)を地域生活に移行することを目指す。(国・道と同じ) <成果目標達成のための方策等> 1 地域移行に向けた意識の啓発 退所に不安を持つ入所者等に対し、地域生活で利用可能なサービス等を周知し、地域移行に向けた意識の啓発を図る。 2 介護・見守り体制等の充実 地域生活を行うにあたり必要な介護・見守り体制を構築する。 ⇒重度障がいのある方に対応した訪問系・日中活動系サービスの利用、地域定着支援の利用  など 3 住まいの場の確保 グループホームの整備推進、地域移行支援の利用等による民間住宅等への入居の促進。 4 相談支援の充実 地域移行支援の利用促進、サービス等利用計画作成(計画相談支援)により、施設入所者への地域移行を促す。 1−2 施設入所者数の減少 ●第3期計画の数値目標 平成17年10月1日の施設入所者2,528人から、420人(約17%)減少することを目指す。(道と同じ。国の目標は10%。) 平成26年度目標値 420人削減 ※平成20年度以降の数値は、各年度3月末現在の国保連データの利用者数 H17.10時点 入所者数 2,528人 H18年度 入所者数 2,505人 H17.10からの削減数 ▲ 23人 H19年度 入所者数 2,479人 H17.10からの削減数 ▲ 49人 H20年度 入所者数 2,426人 H17.10からの削減数 ▲ 102人 H21年度 入所者数 2,312人 H17.10からの削減数 ▲ 216人 H22年度 入所者数 2,313人 H17.10からの削減数 ▲ 215人 H23年度 入所者数 2,174人 H17.10からの削減数 ▲ 354人 H24年度 入所者数 2,180人 H17.10からの削減数 ▲ 348人 H25年度 入所者数 2,159人 H17.10からの削減数 ▲ 369人 ●第4期計画の成果目標 平成25年度末時点の施設入所者2,159人から、平成29年度末において86人(約4%)を減少することを目指す。(国、道と同じ) 平成29年度目標値 86人削減 H26.3時点 入所者数 2,159人 H26年度 入所者数 2,137人 H26.3からの削減数 ▲ 22人 H27年度 入所者数 2,115人 H26.3からの削減数 ▲ 44人 H28年度 入所者数 2,094人 H26.3からの削減数 ▲ 65人 H29年度 入所者数 2,073人 H26.3からの削減数 ▲ 86人 <成果目標達成のための方策等> 「1−1 施設入所者の地域生活への移行」に記載の取組を進めることにより、施設入所者の削減を図る。 2 地域生活支援拠点等の整備【新規】 ●第4期計画の成果目標 地域生活支援拠点等を平成29年度末までに市内1か所に整備する。 ※国・道の考え方:地域生活支援拠点等(地域生活支援拠点又は面的な体制をいう)について、平成29年度末までに各市町村又は各圏域に少なくとも一つを整備する。 <地域生活支援拠点等について> ・障がい者の高齢化・重度化や「親亡き後」も見据えつつ、障がい児・者の地域生活支援をさらに推進する観点から、グループホームなどの居住機能と、相談・コーディネイトやショートステイなどの地域支援機能を拠点として一体的に整備するもの。 ・拠点を整備する方法のほか、拠点を設けずに地域において機能を分担する「面的整備型」もある。 <成果目標達成のための方策等> ・面的体制により整備する方向で検討。 ・平成27・28年度に拠点等のあり方等について検討を行い、平成29年度の整備する。 3−1 福祉施設から一般就労への移行 ●第3期計画の数値目標 平成26年度において、福祉施設の利用者のうち一般就労への移行者数を、平成17年度実績の約9倍(200人)とすることを目指す。(国・道は平成17年度実績の4倍以上が目標) 平成26年度目標値 200人の移行 H17年度 移行者数 22人 H18年度 移行者数 51人 H17年度からの伸び率 2.3倍 H19年度 移行者数 85人 H17年度からの伸び率 3.9倍 H20年度 移行者数 74人 H17年度からの伸び率 3.4倍 H21年度 移行者数 83人 H17年度からの伸び率 3.8倍 H22年度 移行者数 182人 H17年度からの伸び率 8.3倍 H23年度 移行者数 231人 H17年度からの伸び率 10.5倍 H24年度 移行者数 297人 H17年度からの伸び率 13.5倍 H25年度 移行者数 405人 H17年度からの伸び率 18.4倍 ●第4期計画の成果目標 平成29年度において、福祉施設の利用者のうち一般就労への移行者数を、平成24年度実績の約2倍(600人)とすることを目指す。(国・道と同じ) <成果目標達成のための方策等> ・障がい者元気スキルアップ事業 ・障がい者協働事業 ・障がい者就業・生活支援事業 ※国の雇用施策と連携することが前提 3−2 就労移行支援の利用者【新規】 ●第4期計画の成果目標 平成25年度末の就労移行支援利用者数630人から、平成29年度末において、747人(1.2倍)増加する。 (※今後、平成27年度予算額等に基づき、目標値を修正予定。) (国・道の考え方:平成25年度末の就労移行支援利用者数を、平成29年度末において、6割以上増加する。) 平成29年度目標値 747人 H21年度 利用者数 338人 H22年度 利用者数 354人 H23年度 利用者数 417人 H24年度 利用者数 540人 H25年度 利用者数 630人 H26年度 利用者数 798人 H25からの増加数 168人 H27年度 利用者数 940人 H25からの増加数 310人 H28年度 利用者数 1,132人 H25からの増加数 502人 H29年度 利用者数 1,377人 H25からの増加数 7.47人 <成果目標達成のための方策等> ・就労移行支援のサービス見込量の積算に基づき算出 (平成27年度予算額を踏まえ、修正予定) 4 入院中の精神障がい者の地域移行支援の利用者数(札幌市独自の目標設定) ●第3期計画の数値目標 入院中の精神障がい者の地域移行支援について、平成26年度の1か月当たりの利用者数を30人とすることを目指す。 平成26年度目標値 30人の利用 H24年度 1か月あたりの利用者数 5 進捗率 16.7% H25年度 1か月あたりの利用者数 4 進捗率 13.3% ※各年度3月末の人数 ●第4期計画の成果目標 入院中の精神障がい者の地域移行支援について、平成29年度の年間実利用者数を60人とすることを目指す。(第3期計画からの継続) 平成29年度目標値 60人の利用 H24年度 年間の実利用人数 9人 進捗率 15.0% H25年度 年間の実利用人数 20人 進捗率 33.3% H26年度見込み 年間の実利用人数 30人 進捗率 50.0% H27年度 年間の実利用人数 40人 進捗率 66.7% H28年度 年間の実利用人数 50人 進捗率 83.3% H29年度 年間の実利用人数 60人 進捗率 100.0% <成果目標達成のための方策> ・制度の周知と、精神科病院等への利用の働きかけの強化 5 障がいのある人に対する理解促進 ●第3期計画の数値目標 平成26年度目標値 50% 障がいのある人にとって地域で暮らしやすいまちであると思う障がいのある人の割合 H24年度 49.6% H25年度 53.4% ●第4期計画の成果目標 60% 障がいのある人にとって地域で暮らしやすいまちであると思う人の割合 H24年度 28.1% H25年度 22.7% ●第4期計画の成果目標 50% <成果目標達成のための方策> ・本市における障がい者施策等の制度の周知やPRの強化