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更新日:2015年1月15日

冬季オリンピック・パラリンピック札幌招致について

【司会(佐々木さん)】
冒頭に、クラーク記念国際高等学校の校長先生は三浦雄一郎先生というご紹介がありました。三浦さんは、皆さんご存じのとおり、プロスキーヤーとして世界的にとても有名な方です。ソチオリンピックのスノーボード競技で銀メダルに輝いた竹内選手の出身校でもありまして、ウインタースポーツやオリンピック・パラリンピックととても縁が深い学校です。このような会場でオリンピック・パラリンピックの札幌招致について皆さんからさまざまなご意見をいただきたいと思っております。
では、まず、上田市長から招致についてのお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

【上田市長】
どうもありがとうございます。
札幌というまちは、若い人たちはご承知でないかもしれないけれども、1972年、今から42年前に冬季オリンピックを開催いたしました。
日本には、三つのオリンピックシティーがあります。東京、札幌、長野の三つです。そして、アジアで初めて冬季オリンピックが開かれたのが札幌でありますが、それにより今の札幌の発展があり、たくさんの人が集積した大きなまちになったわけです。今は、194万人がおります。冬季オリンピックのときは100万人と言われておりました。その100年前の1869年の明治2年に北海道開拓使がつくられましたが、そのときの人口は200人ぐらいだったのではないかと言われていまして、そこから100年かけて100万人になったのです。そして、1972年にオリンピックがあり、それから15年がたって、150万人になったのです。それから30年かけて194万人と、どんどん人口がふえてきたのです。それにつれてまちが広がり、真駒内の競技場などのいろいろな体育施設が整って、にぎやかなまちづくりになりました。これを誇りにしている市民がたくさんいるということで、これらがこのまちがすてきなまちだと言われる一つの大きな要因になっていると思います。
ただ、昭和47年ですから、それ以降に生まれた方が随分多くなりました。オリンピックを知らない世代が4割から5割を超えているのではないかと言われるぐらいの時代になってしまいました。そういう中で、もう一度すばらしさを確認し、このまちにオリンピックを招致できたらいいなということで、それを探る作業を今やっているところであります。
一つはオリンピックのすばらしさと、このオリンピックを契機にして大きなまちづくりの改革をしていきたいと考えています。そして、私たちの誇りをもう一度確認して、これからのまちづくりに生かすことができたらいいなという思いでいます。それから、もう一つは、1972年のときにはなかったのですけれども、その後、パラリンピックが並行して開催されるようになりました。ソチでもパラリンピックが開かれました。ですから、札幌ではオリンピック・パラリンピックを誘致しようと考えています。
パラリンピックが開かれますと、どういうことが起こるかといいますと、障がいを持った人たちが頑張る姿を目の当たりにすることができます。そして、そういうことに理解を持った人がたくさん出てきます。それから、障がいを持った人が住みやすいまちをつくっていこうとなりますので、障がい者が対応できるようなまちにしていきたいという機運がどんどん高まってまいります。
例えば、選手村等についても、バリアフリーと言いますけれども、障がいを持っていても暮らしやすいような段差のない部屋をつくる、あるいは、道路の段差もフラットにしていこうという考え方に基づく設計が標準的になってきます。そうすると、まちじゅうが障がいを持った方々にとっても住みやすくなりますし、障がいを持っていない人ももちろん住みやすくなりますので、そういうまちにつくり変えていく契機になるだろうと言われております。
もちろん、差別をするような心の障壁も取り外していき、心もバリアフリーになりますので、いろいろないい効果が出てくるのではないかと期待することができます。そんな思いで、この札幌にもう一度オリンピックを、そして、パラリンピックを招致したいというふうに私たちは思っております。
ただ、これは、かなりお金がかかりますので、いいことばかりではありません。負担もかかるということになります。そこで、10月号の広報さっぽろでは、これをやるにはどのぐらいお金がかかるか、そして、かかるお金のうち、札幌市民はどのぐらいを負担しなければならないのだろうかの試算をいたしまして、全部で4,045億円ぐらいかかるだろうというふうに私どもは考えています。
これは、札幌ドームを10個ぐらいつくるぐらいの予算になります。そのうち、札幌市民が税金で負担しなければならないお金は715億円ほどではないかと言われております。このように、将来、増田さんや安川さんや本田さんや藤森さんがこれからずっと払っていくのにどのぐらいお金がかかるかを計算し、それを広報さっぽろに載せております。
毎年20億円ぐらい払っていき、40年がかかる計算です。毎年20億円払うということは、1人当たり1,000円ぐらいのお金を払っていく覚悟ができれば可能だという計算となっております。
今、競技場がたくさんあります。しかし、40年以上がたっていますので、この競技場を修理したり、いろいろなことをしなければならないのに、多分、300億円ぐらいのお金がかかるだろうというふうに言われております。そこで、どうせ直すのなら、オリンピックを迎えるに当たって新しくして、お金が少しかかるけれども、みんなでそれを頑張って乗り越えていくことができればいいなと思っております。そこで、そのような資料をお示ししながら、1万人アンケートを10月1日から20日にかけて郵送させていただきまして、お返事をいただいております。
大体50%ぐらいの方々から回答をいただいております。全体的な傾向については、まだ集計中でありますので申し上げられませんけれども、つい最近、北海道新聞が世論調査をされました。全道では、札幌でもう一回オリンピックをやるべきだということに賛成だという回答が78%あったことが報道されています。
ただし、札幌市民だけのアンケートでは、68%が賛成だという調査結果だったそうであります。ですから、10%下がります。それはどうしてかというと、やはりお金が心配だという人がいるからです。堅実に考えて、オリンピックではなくて、もっと違うことにお金を使ったほうがいいのではないかということです。
これから高齢社会にもなるし、いろいろな意味でお金がかかる時代にもなるので、オリンピックというお祭りではなくて、福祉あるいは学校教育にお金を使ったほうがいいのではないかというご意見も根強くあります。そういうものも踏まえながら、皆さん方の意見と一致するところを目指して、疑問あるいは負担に感じられることをどうやって私たちは乗り越えることができるだろうかを考え、あるいは、それはもっともだなというときにはやめるということも含めて検討しております。
きょうも、おいでの皆さん方、そして、稲田さんはオリンピック経験者ですから、オリンピックのお話もお伺いしながら、意見交換できればうれしいなと思っておりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

【司会(佐々木さん)】
上田市長、ありがとうございました。
オリンピック・パラリンピックの招致につきまして、メリットやデメリットについてお話をいただきました。
今の市長のお話を受けまして、早速、皆さんのご意見を順番にお伺いしたいと思います。

【井上さん】
あのときは、私は、中学生でしたでしょうか。病気で寝ておりまして、寝ながら聞いていたのはわかっています。たくさんメダルをとりまして、まだ子どもでしたけれども、聞いていてうれしかったです。そういう感覚しかありません。

【松崎さん】
僕は、すごく賛成です。
先ほど費用がかかるという話もありますが、これによって、札幌市の建築業、設備関連の業者が潤うことが当然あると思います。できてから、札幌の知名度もアップし、バリアフリーとなれば、世界各国から選手の人なども札幌に来ますので、札幌のまちを当然見ますね。そうなったときに、札幌市がどういうふうに映るかということで、札幌市民みんなが考えて行動することになるかと思います。そういうことも踏まえると、大いにやってもらいたいと思います。
例えば、これからの世代の人たちがそこから世界に羽ばたいていくような夢も見ていますので、大変なのも存じていますけれども、やってもらいたいと思っています。

【橋詰さん】
オリンピックについては余りイメージが湧きません。お金の心配もあるということは新聞などで読んだのですけれども、それについてもはっきりとイメージが湧きません。そこで、すごく狭い話になってしまいますが、去年からクロスカントリースキーという種目を趣味で始めました。マラソンはやっていたのですけれども、こんなに苦しい競技があるのかと思いました。ただ、すごく楽しかったなと思いました。
クロスカントリースキーの選手は、札幌市以外の地域では、上川などの選手がすごく多いのです。札幌市はこんなに雪がある地域なのに札幌市からの選手が少ないのではないかなというイメージがあって、それは練習場がないからだと思いました。クロスカントリースキーは体力勝負なので、得意な人が多いのではないかと思います。
話はそれてしまったのですけれども、オリンピックに向けてクロスカントリースキーをもっと広めてもらいたいと思いました。

【藤森さん】
僕自身は、オリンピックの誘致については、今のところ、反対の立場をとっておきたいと思います。理由といたしましては、今やる必要がないのではないかという感じがしています。前回の札幌オリンピックのときは、地下鉄や市電ができたり、自分の身近なものがたくさんできたと思います。
今回は、市長が言ったように、古くなった施設を直すためや観光客が来るようにということで、それは大事なことだと思うのですけれども、自分の身近ではないと思うのです。運動しない人もいますし、観光客に関しても、オリンピックが始まれば、もちろんふえると思うのですけれども、現実に年々ふえている状況ですし、オリンピックが始まるころには2倍、3倍になっているという予想も立っていると思うのです。ですから、無理してまでオリンピックをやる必要はないのかなという考えを持っています。
また、お金の面に関しても、700億円を使うのであれば、北海道でいえば、雪が大変なので、地域に融雪槽をつくってみたり、700億円もあれば、地域に関するものをいろいろとつくれるのではないかと記事を読んで思っていました。
もちろん、オリンピックを開催するとなれば、もちろん応援はしますし、頑張ってほしいとは思うのですけれども、現在は、少数派であると思うのですけれども、反対です。

【本田さん】本田さん2
私は、オリンピックに賛成です。
先ほどおっしゃっていたとおり、障がいを持った方が使いやすいまちになることは、私の祖母がそうですけれども、外出しない人も外に出やすくなるのかなと思います。
また、大学生側から考えたら、就職の面でオリンピック効果を期待してしまいますので、札幌で開催して、雇用がふえたらうれしいかなと思います。




【安川さん】
自分としては、スポーツがすごく好きで、大学も北翔大学に合格して、スポーツ科に入ります。でも、大学ではお金がかかるのです。オリンピックについても4,045億円ぐらいかかるということですが、自分の家もお金持ちの家庭ではなくて、親も毎日夜遅くまで仕事をしています。ですから、オリンピックをやった後にどれだけ景気がよくなるかが重要で、そういうものを計算して、北海道を有名にしてもらいたいです。
私もオリンピックも出たいぐらいで、2020年の東京オリンピックに出るつもりで陸上を頑張っています。ただ、お金の問題は大きいと思うのです。親も死に物狂いというか、頑張ってくれているので、オリンピックをやった後に景気がどうなるかで決まるのです。景気がよくなるなら賛成で、悪くなるのであれば反対という感じです。

【増田さん】
僕の意見といたしましては、賛成です。
理由といたしましては、純粋に札幌でオリンピックを開催するところを見てみたいという気持ちがあります。
僕の個人的な話になってしまうのですけれども、将来進みたい道が建築関係なのです。僕は、将来、建築士になりたいので、建てかえや設計に携われたらなと思っています。
また、それに伴ってパラリンピックを開催するということで、障がいを持っている方に対しても優しいまちづくりをすると思いますが、それは、オリンピックが終わった後も高齢者や障がいに対しても住みやすいまちにできるということなのではないかと思うので、賛成です。

【司会(佐々木さん)】
ありがとうございました。
皆さんからさまざまな意見をいただきました。
お待たせいたしました。稲田さんには、オリンピックのときに出場された体験のお話なども交えながらご意見をいただけたらと思います。よろしくお願いします。

【稲田さん】
きょうは、もしかしたらこのために呼ばれたのかなと思っています。
私は、2回ほどオリンピックに出ました。2002年のソルトレイクと2006年のトリノオリンピックです。これは、私がワールドカップで戦っているときの写真です。
まず、皆さん、スケルトンという競技をご存じですか。
知らないという言葉が隣から出ているのですけれども、有名な競技ではありません。
下にあるのがそりです。腹ばいになって、頭から滑っていく競技です。スピードは140キロ程度で、私が出しているのは144キロですが、それをこの格好で出します。体感速度でいったら200キロと言われるのですけれども、この競技をやった後に高速道路に乗ると、とまって見えるので、ついついアクセスを踏んでしまうような感じになります。
札幌オリンピックという話がありましたが、市長がかなり前からオリンピックを押しているというか、ぜひという話を聞いていて、僕もすごくうれしくて、上田市長をテレビの向こうから応援している状況です。
私としては、賛成です。しかし、やはり問題もありまして、お金がそれに当たると思います。それの問題が解決されるのであれば、どうしてでもやってもらいたいというのが私の考えです。
まず、お金に関して、市長に質問させていただいていいですか。
先ほど4,045億円かかるということですが、私もちょっとだけ調べました。カルガリーオリンピックから前回のソチに至るまでの8回のオリンピックで赤字を出しているオリンピックが4回あるのですが、大幅な黒字も含めてもうかった大会が4大会あるのです。
今、1人当たり1,000円ずつ負担になりますよということですけれども、もしこれが黒字になった場合は、その負担はないのですか。どうなのですか。

【上田市長】
そうではないと思います。黒字というのはどういうものか、何をバランスにかけるかで違ってくると思うのです。
大会自体でお金が余ったといっても、それは大したお金ではないと思います。ソチなんかは5兆円かかったと言うのです。こんなもので黒字になるわけがないわけです。ただ、社会資本としていろいろなものが残るということです。私もソチに行ってみましたけれども、完全なリゾート開発です。ですから、それをオリンピックの経費と考えるのか、地域開発と考えるのかで物の考え方が変わってくると思うのです。
今回の私どもの計算の4,045億円の言っているうちの1,000億円がいろいろなものを建てるお金だと考えております。このうち、350億円ぐらいは、補修したり、今の設備を更新したり養生したりするためのお金になります。ですから、オリンピックをやらなくても、1,000億円のうちの350億円ぐらいはそうやってかかってくるお金なのです。
ですから、何をバランスの中に入れての赤字と見るか黒字と見るかは、とてもつらい判断です。これは専門家によっても考え方が違ってくると思いますけれども、そういう負担だとお考えいただきたいと思います。


稲田さん2【稲田さん】
ありがとうございます。
私はスケルトンという競技をやっていました。長野には、オリンピックで使われたコースがあるのですけれども、今、長野市にとっては、正直、お荷物になっているような状況なのです。そちらのお話をさせてもらいたいと思います。
ボブスレー、スケルトン、リュージュという競技がそり競技として3競技ありまして、全部で同じコースを使います。ですが、そのコースをつくるのに、長野では100億円と、わけのわからない金額ですけれども、それだけすごい金額がかかっています。
オリンピックで使用されることはいいのですけれども、その後の維持費ということで、1年間に1億8,000万円というお金がかかります。お金の話ばかりで申しわけないのですけれども、その維持するお金の半分を長野市で負担している状況で、今、トラックを閉鎖にするのかどうするのかを考えているようです。私たちの練習場は日本にはそこしかなくて、スケルトン、ボブスレー、リュージュをやっている選手はそこに集まって練習している状況ですが、その練習場所が奪われるのかどうかという局面になっています。
そこで、今は国の指定設備として認定されて、国が支えてくれてもっている状況ではあるのですけれども、いつ中止になるかわからないという状況がこの後も続きます。
現に、トリノオリンピックが2006年にあったのですけれども、トリノオリンピックで使われたコースは2年前に維持をしていけず、壊されました。100億円かけてつくったコースを10年しか使用せずに壊すという現状です。ですから、オリンピックでかかるというのもあるのですけれども、その後のことも見据えながら計画していただかないと、長年にわたってのみんなの負担になったりしたら困ると思います。
しかし、僕がやっていた競技のトラックについては、長野では、危険だから、ほかの人には開放していないのです。しかし、例えば、スイスのサンモリッツというコースがあり、観光客ですごくにぎわてっているところがあります。そこで、タクシーボブスレーという4人乗りのものがあり、真ん中に2人を乗せて、1人1万円ちょっともらっているのです。これは、普通の人は経験できませんし、百何キロというスピードを経験できますので、予約がいっぱいなのです。1万円は高いなと思うのですけれども、できる経験ではないので、みんなはしたがって、ヨーロッパの人がいっぱい集まってきているのです。それでコースは黒字を出しているのです。ですから、そのコースはみんなの負担になっていないのです。
しかし、日本は結構厳しくて、危険だ、もし転倒したらどうするのだ、保険はどうするのだみたいな感じで、やらせてもらえないような状況です。そういうこともあるので、とんでもない赤字を出して、お荷物になっている状況です。
ですから、黒字を出せる状況があるのに、やっている国はあるのに、何で日本はだめなのだろうと思います。それでコースを奪い取られて、選手側にしてはやっていられないという感じで思うのです。そこで、後先を考えた上で進めていただければなと思います。一番お金がかかる競技なので、つくったのに壊されるとか、つくったのに来年はないかもよという状況だと困るなと思います。
ただ、オリンピックに関しては、大賛成です。本当に大賛成で、なぜかと言いますと、やっぱり、生で見られるからです。長野オリンピックの以前までは私もテレビで見ていたのですけれども、現場に行くのとは違います。バンクーバーにもコーチで行ったのですけれども、生で見て、感じて、触れて、やってきたのですけれども、この世の中でつくり上げられないのではないかという思うぐらいの雰囲気なのです。
そこら中にお祭りをやっていますけれども、そのお祭りの何百倍、何千倍にしたら、これを表現できるかなというぐらいです。雪まつりなんて比にならないぐらいの雰囲気です。海外の人がいっぱい集まってきて、お祭りに来た海外の人ですから、いっぱいコミュニケーションがとれるのです。
例えば、オリンピックでは、バッジ交換がはやっているのです。俺は、このバッジを持っているから、おまえのバッジと交換しないかといって会話して、仲よくなることもあります。これは、普通にはできない経験ですね。そういうこともできるのです。
また、先ほどボランティアについてお話になっていましたけれども、ボランティアとしても人数がすごく必要です。例えば、通訳や会場へ行ってのお手伝い、それから選手に関するかかわりなど、いろいろなボランティアがあって、その人たちともお話する機会があったのですけれども、みんながやってよかった、楽しかったと言って、生き生きしているのです。そういうボランティアを経験できるのも、身近でやるからこそだと思います。
また、選手の立場から言ったら、命をかけて、10年だったり20年だったり、一生懸命練習して、その一日に向けて戦いを挑むわけです。がちんこ勝負です。その試合を皆様方は生で見られるわけです。生で見ることに関して、その雰囲気に触れられるだけでも鳥肌では済まないぐらいの会場の雰囲気や声援で、あり得ないですよ。
開会式にも私は3回出させてもらったのですけれども、おとぎの国です。歓声やフラッシュで、この空間は何なのだろうと思えます。しかし、この空間にいられることが本当に幸せだなとすごく感じましたし、こういうふうに、競技であったり開会式であったり、オリンピック全体のその雰囲気を一人でも多くの人に経験してもらいたい、感じてもらいたいのです。それがこんな近くで行われるのだったら、これ以上のことがないのではないかと思います。お金の心配はありますけれども、心とか今後の生きがいだとか、そういったこともあると思います。
また、このお祭りは、平和の祭典ですね。戦争があったら中止になるわけで、平和だからこそできるのです。世界が注目する、世界の人が集まってくる、それに触れられる機会がこんな間近であるのであれば、ぜひ皆さんにと私は思います。
私は3回経験させてもらったので、おいしい思いをしておりますけれども、競技者としてではなくても、応援してでもボランティアとしてでも、経験しておく価値があるのではないかと思うのです。
だからこそ、オリンピックには大賛成で、経験した私としては、市長、このまま突き通してくださいという感じで思います。市長、あと12年後のオリンピックまでぜひ市長として頑張っていただきたいなと思います。
私の立場からは、そういう感じで思っております。

【上田市長】
手稲山にボブスレーのコースをつくりましたね。それから、今、Fu'sという名称で、藤野にリュージュのコースがありますね。手稲のコースは壊しましたけれども、リュージュのコースは残っていて、ハーフぐらいでやっているのでしょうか。いろいろなと工夫をしながら、お金をかけないようにしながら氷を張りつけてやっております。
しかし、競技者がかなり少ないという一番の問題があります。また、昔は氷を切り出して張りつけていたのですが、今はパイプで凍らせるということで、設備投資がすごく必要です。ですから、それをつくって、後まで生かし切れるかはとても難しい問題であります。
ただ、おっしゃっているように、同時代を生きている人類のトップの人間に会えるという経験ができるのはオリンピックしかないだろうと思います。あるいは、ワールドカップもありますけれども、全種目がそろった冬の競技の1番を目指す人たちが来るというすごいものであることは間違いのないものです。一生涯をかけてスポーツに頑張っている、熱意あふれる人生に触れるという機会でもあるわけでありまして、そんな意味でも、すてきなものであることは間違いないだろうというふうに思います。
それから、競技場については、屋外に設備をつくらなければならないものは限界があると思いますけれども、建物については次の使い方をしっかり考えなければならないというふうに思います。
ソチオリンピックでもたくさんつくりました。札幌ドームのようなものが六つぐらいつくられていました。それを全部あそこで使うのかと言ったらそうではなくて、解体して、ほかのまちの競技場にしていくということを既に計画して、あそこに残すのは三つぐらいで、あとの三つはほかで必要な施設ということで建てかえしていくということで、分解可能な立て方をしております。
札幌ではどうなるかについては、1972年の体験を踏まえると、どこかのまちに持っていくことにはならない計画にすると思いますが、後々の維持費などを考えますと、利用可能なものにする努力をあらかじめしておかなければならないということで、稲田さんがおっしゃっていることはそのとおりだと思って、お聞かせいただきたいと思います。

 

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