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更新日:2020年7月31日

大きな災害に備えよう!

大規模な災害が発生すると、電気、ガス、水道等のライフラインが停止し、食料や飲料水、生活必需品等が不足します。特に冬期間の場合は防寒対策が必須となり、備えの有無で被害の程度が大きく変わります。

平成30年9月に発生した台風24号や、同じく9月に発生した胆振東部地震は道内全域に大きな被害をもたらし、白石消防署でも台風、地震を合わせて約350件の災害に対応しました。

『災害は、忘れぬうちにやってくる』

ご自宅に家族全員が生活できる最低3日から1週間分程度の備蓄をするとともに、非常時持ち出し袋や防災グッズを用意して、事前に近くの避難所や避難経路の確認をしておきましょう。
また、ご家族や友人など大切な方と安否確認方法を取決めて確認しておきましょう。代表的なものに「災害用伝言ダイヤル」と「災害伝言板」があります。
「災害用伝言ダイヤル」は、局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音することができ、自分の電話番号を知っているご家族などが、伝言を再生して聞くことができます。毎月1日と15日は伝言ダイヤルを体験することができます。
「災害伝言板」は、各携帯電話会社が提供しているサービスで、伝言板に書き込むことにより安否確認ができます。

訓練の様子

豪雨災害を想定した救出訓練

白石消防署の水難救助部隊は、令和2年7月16日(木曜日)、白石消防団とともにさっぽろ湖(定山渓ダム、札幌市南区定山渓)で最新鋭の高機能ボートを使用し、豪雨災害を想定した救出訓練を実施しました。

高機能ボートは、道内で初めて導入されたもので、台風の多発する時期を見据え、豪雨災害で孤立した住民を安全かつ迅速に救出すべく導入されました。
一般的なボートの定員が6人なのに対して、最大20人乗船できるほか、車いすのままの乗船も可能です。
また、落水し漂流している要救助者を救出する落水者リカバリーシステムも搭載されています。


高機能ボート

 

 

写真:訓練の様子1
中州に要救助者を確認!

写真:訓練の様子2
リカバリーシステムで救出!

写真:訓練の様子3

訓練は、局地的な豪雨の影響で河川が氾濫し、付近一帯が水没した想定。増水し孤島に取り残された要救助者10人を高機能ボートで救出し、さらに漂流した要救助者2人をボートに搭載された落水者リカバリーシステムで救出するというものです。孤島に取り残された10人の要救助者を救出するのに要した時間は約3分と極めて迅速であり、漂流した要救助者の救出についても、通常は困難を極めるものの、落水者リカバリーシステムを使用することで迅速かつ的確に行うことができました。

今後、いつ発生するともわからない豪雨災害に向け、白石消防署では、これからも市民の皆さまの安心と安全のため、継続して訓練を実施します。

写真:訓練の様子4

写真:訓練の様子5

写真:訓練の様子6

大規模災害対応訓練

白石消防署は、白石消防団と合同で、大規模災害対応訓練を実施しています。
大きな地震や台風などにより、市内で同時多発的に被害が発生することを想定し、災害対応や情報収集、参集や緊急消防援助隊の受入れ体制等を再確認するために定期的に行っています。

写真は、令和元年5月30日(木曜日)の訓練の様子です。

写真:大規模災害対応訓練の様子1

写真:大規模災害対応訓練の様子2

白石消防署と白石消防団では、今後もあらゆる災害による被害を最小限に止めるため、日頃から訓練を継続していきます。

このページについてのお問い合わせ

白石消防署警防課消防係
〒003-0023札幌市白石区南郷通6丁目北
電話番号:011-861-2100
ファクス番号:011-271-0674