札幌市初の防災三者協定~「東米里地域防災協働コミュニティ協定」を締結
2012年2月7日
東米里町内会、北海道札幌白陵高等学校(白石区東米里2062)、白石区は、「東米里地域防災協働コミュニティ協定」を締結しました。三者が連携することで地域防災力を高めるのが狙いで、町内会、高等学校、区の三者が防災協定を結ぶのは札幌市で初めてです。
同町内会が位置する地域は、昭和56年の大規模な水害をはじめ、幾度も大雨による被害を受けてきました。さらに近年では単身高齢者の増加などさまざまな問題を抱えています。そのため、同町内会は自らの防災体制を強化するだけではなく、日頃からボランティア活動で協力関係の深い同校や、行政機関である同区と連携し、地域一丸となって防災活動に取り組むことを両者に提案。これまで協議を重ね協定書の締結に至りました。
この日同校で行われた調印式には、同町内会の吉本勝(よしもと・まさる)会長、同校の土岐均(どき・ひとし)校長、堀口洋一(ほりぐち・よういち)白石区長が出席。協定書を取り交わした後、吉本会長が「被災者を出さない、災害に強いまちを作りたい」と力強く話すと、土岐校長は「地域に支えられている学校なので、これからもできる限り地域に貢献したい」と応えました。
続いて、堀口区長が「この防災協定を契機に、さらにこの東米里地域が安全・安心なまちになるよう力を注いでいきたい」と話し、三者ががっちりと手を組み協力を誓いました。
この協定に基づく具体的な防災活動内容については、今後取り決められるが、同町内会は自主防災組織や緊急連絡体制の強化、災害時要援護者避難支援対策の充実を目指します。また、同校は災害備蓄物資等の受け入れや、災害発生時に避難者への人的支援を、同区は同校へ災害時備蓄物資などの配備や、防災無線の設置を行う予定です。