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更新日:2017年3月8日

 平成24年度ふらっとホームin西区

(写真)上田市長と参加者の記念写真

(写真)会場の様子
参加者と上田市長の記念写真。 会場の様子。
 

開催日時  

平成24年12月14日(金曜日)18時00分~

開催場所

西区民センター3階視聴覚室

参加者

約30人(傍聴人含む)

概要

除雪、経済復興・雇用促進、防災、地域における保健・福祉・医療のあり方のテーマごとに意見交換を行いました。

開催内容

市長からのあいさつ
■意見交換
・1 除雪

・2 経済復興・雇用促進

・3 防災

・4 地域における保健・福祉・医療のあり方

参加者からの感想

市長からのあいさつ

 市長からのあいさつ

 

市長

(写真)上田市長

皆さん、きょうは、ご参加をいただきまして、どうもありがとうございます。8名もご参加いただいたことを、本当にうれしく思っております。

 

ことしで10年目になりますが、市長を務めさせていただいております上田文雄と言います。西野に住んでおります。札幌に来たのが昭和53年の4月でございます。35年前ということですが、5年間は、琴似1条5丁目、今の清和病院、昔は琴似中央病院と言っておりましたが、そこの隣のマンションに5年ほど住んでおりました。

その後、長女、長男が生まれて、もうちょっと緑豊かなところで育てたいと思っていろいろ探していましたら、ちょうど西野に、西野緑道公園がありまして、発寒川があってというすてきな住環境だなと思って、そこに引っ越しまして、もう既に30年がたとうとしているところでございます。

 

私は、こうして地域の皆さん方と語り合いをずっと続けていこうということを最初にお約束いたしまして、年に10回、10区を1回ずつ回りまして、各地域で住民の皆さん方との直接対話を続けてまいりました。ことしが10年目でございまして、全部合わせますと、きょうが99回目ということであります。来週の北区のふらっとホームで100回目になるわけですが、多くの皆さん方と、日ごろ考えておられること、困っていること、いろいろなことを話し合いながら、行政で今すぐできることはすぐにやりましょう、そして、できないことはどうやったらできるだろうか、そして、役所だけの力ではとても無理だなというときは、自分たちでも何かできないかということを、みんなで知恵を出し合って、そういう中で人間関係が少し濃くなり、お互いに認め合い、支え合うことができる、そんなまちづくりになるとうれしいなと思っているところであります。

 

今、子どもがだんだん少なくなりまして、少子高齢社会と言われております。私は、昭和23年生まれですが、私の同級生は札幌市に3万3,000人が住んでおります。去年、生まれた子どもは、1万4,000人です。ですから、そのぐらい年代によって、人口の厚さが違うのですね。だんだんだんだん、子どもは少なくなり、高齢者がぐっと増えます。私も来年、65歳になりまして、高齢者の仲間入りをいたします。そういう状況の中で、これまでのように、どんどん成長していくことはなかなか望みにくくなってしまったときに、どうやってみんながもっと支え合って、心豊かにすることができるかということを、皆さんと一緒に考えていきたいということでご意見を伺いながら、皆さんでまた議論をしていただきながら、いい解決策をみんなで探っていこうとしているところであります。

 

どうか、きょうも、実りの多いお話ができることを期待しておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。ありがとうございました。

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意見交換

 1 除雪

 

大平一二さん

(写真)大平さん除雪についてですが、私の手元に送られて来たパンフレット「札幌市冬のみちづくりプラン」を読んだときに、こういうパンフレットがあるのだということを初めて知りました。非常に情けなかったのですが、こんな立派なものがあるのだったら話すことがなくて困ってしまいました。この中に、雪を道路に出さないでくださいとか、路上駐車とか、玄関の間口の雪処理は個人で行うなどと書いてありますが、一つだけ言いますと、路上駐車です。これが一番まずいことです。

 

去年、私の分区では、西野6条の病院の裏の方に、持ち主が分からず放置された車があったのです。西警察署にすぐに知らせて、処分してもらおうと思ったら、紙を張るだけで持っていかないのです。結局、雪が解けてから撤去されたのですけれども、年に1回のパートナーシップ除雪のときも、非常に大変で、邪魔でした。私は、今でこそ、路上駐車を本当に気にして、気をつけるよう言って歩いていますが、初めて分区長となったときに、路上駐車している車に張り紙を張っていってくれと言われたのです。けれども、張ったのは私である、張る人はあの人だということを考えると、地域に住んでいる以上、私はできなかったですね。しかし、冬の除雪体制のために、何とか駐車違反を取り締まらなければ大変な障害になってくるのです。

及川俊史さん

(写真)及川さん

除雪についてですが、札幌市も、4、5年前から、毎年、予算が少なくなって、一番頭を悩ませていると思いますし、去年、ことしと、雪が相当多く、予算の方もかなり大変だと思います。

 

それで、平成20年から2、3年、地域に土木センターの方が来て、除雪についてのきめ細かい打ち合わせをするようになりました。私のところでは、4町内会が集まって、出動条件を、積雪10センチのところを5センチ上げて、15センチにしますということで、地域の皆さんは、雪が降ったときはそんなに心配しておりません。一番困るのが、春先の解けたときです。雪がざくざくで車が埋まるようなときには、一つの町内会から出動願いを出すのではなく、近郊の4町内会が集まってお願いし、そのときに、町内会の役員さんが1人か2人は必ずついて、交通整理の手伝いなりをして、事故が起きないようにということで我々は取り組んでいます。近くには700メートルぐらいの短い琴似川があるのですが、川に雪を捨てられないようにするにはどうしたらいいか考えたり、ごみを捨てられないように見回りをしたり、いろいろなことをやっております。

 

ただ、最近の市のきめ細かい住民との話し合いは本当にためになったと思います。というのは、去年の除雪体制で悪かったところを、お互いに反省し合ったり、それをテーマとして、市といろいろ協議して、次の年に生かしていこうとするからです。札幌市も、お金がなくて大変なので、地域住民もできるだけ協力して効果的な除雪のあり方を考え、また、町内会でパートナーシップ除雪をやっております。私のところは、マンションなので、除雪に関して直接的な問題はないのですけれども、地域の人たちと、いかにトラブルを起こさず、交通事故対策を含めて協議しております。これからも、皆さんと一緒にやっていきたいと思うので、よろしくお願いします。

石川栄一さん

(写真)石川さん

路上駐車の件ですが、私も毎年4月の町内会の総会でお願いしているのですが、西区は、路上駐車の取り締まりが非常に甘いのです。私が、北区に20年いましたときは、あちこちに駐車違反の標識があるのです。当時、お巡りさんが駐車違反の取り締まりをやっていましたけれども、もうべたべた張っていましたね。もう毎日のように検挙していました。

 

私は西野の第3町内会ですが、西署に特に相談もしていないのではないかという感じがするのです。家で車が1台のうちはよかったのですが、子どもさんができると、今は、それぞれ1台ずつ持つ時代で、1台、2台と増えていって、駐車する場所がなくなり、自分の家の横にずらっと並んでいるわけです。

 

冬には、火事になっても消防車が入って来られないような状態なので、町内会が一致団結して、路上駐車の取り締まりを何とかしてほしいということを毎年言っているのですが、どうも動かないのです。やっぱり、同じ町内ということで、お互いに助け合いというのも変ですけれども、お互いに見逃しているのではないかという感じはするのです。

市長

どうもありがとうございました。

 

地域の生活道路の除雪については、苦情も含めて、本当にいろいろなトラブルがありまして、1シーズンに3万件もの電話が入っています。もちろん、無理なリクエストも含まれていたり、特定の人から何回も来るというものを全部カウントしての話ですが、そういう方がいるにしても、毎年、同じような苦情が来るというのは、とても問題があると思います。年間150億円ものお金をかけて除雪をしっかりやっているのに、市民の皆さん方の満足度が足りないのです。

 

何回も同じことを言わせるなというお怒りの電話もよくわかります。それで、先ほど及川さんや大平さんがおっしゃっているように、去年苦情があったところはもう二度と言わせないというぐらいの覚悟で、現場の問題点や除雪の仕方の問題点をしっかり反省して、積み重ねていこうということで、地図を広げて、苦情があったところをマッピングして、研究して、問題点をみんなで抽出していこうということをやっています。

 

これは、もう5年以上続けてやってきていることで、効果はまだそんなに出てきておりませんが、だんだん理解をしていただくという努力をしていかないと始まりませんので、「地域と創る冬みち事業」を始めたのです。それは、生活道路を抱えている札幌市内に1,800ある単位町内会の皆さん方と、除雪事業者、そして市役所の3者が集まって、この地域の除雪は、どこが不満で、どのようにしたらいいかということを話し合うものです。めり張りをつけた除雪ができるように地域の合意をつくっていくことをやっており、既に1,800のうちの1,200ぐらい、3分の2ぐらいまではできております。ことし、来年中に全部を終われるように、今、努力してやっております。

 

そういうことも含めて、先ほど、大平さんからも、「地域と創る冬みち事業」のパンフレットにはすごくいいことが書いてあるとおっしゃっていただきました。また、雪の絵本は、除雪事業というのはどれだけ大変なのかということをよくわかっていただけるようなものになっております。これは、「地域と創る冬みち事業」で説明資料として、ご理解をいただきながら、自分たちのやらなければならないこと、役所がやらなければならないこと、除雪事業者が気をつけなければならないこと、いろいろなことの合意をつくっていこうという努力をしております。

 

その中で、市民にやっていただきたいことは、一つは、自分の家の前の玄関先はぜひご自分でやっていただきたいということです。もう一つは、違法駐車は絶対にやめてください、路上駐車はやめてくださいということです。それから、自宅などの敷地内にある雪を道路に出すことをやめてくださいということです。せっかく道路を除雪しても、これはもともと道路にあったのだから戻すと言う人がいるのですね。ついでに自分の家の雪も出してしまおうという人もいます。みんなのために除雪ですから、この3つはどうしても守ってほしいということです。

 

路上駐車については、とても問題だということで、ことしも、251ぐらいの町内会が既に取り組んでおりまして、お巡りさんも一緒に行ってもらって、町内会の単位で巡回して、気をつけていただくということを今やっております。

 

ぜひ、町内会の皆さん方、商店街の皆さん方、いろいろな方々が集まって、除雪問題は自分たちの問題だということで一緒に取り組んでいただきたい、そして、ご相談いただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

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 2 経済復興・雇用促進

 

溝渕新蔵さん

(写真)溝渕さん私は、中小企業の問題についてずっと勉強をしておりまして、また、私の会社は、印刷業でして、もう40年近くやっていて、今、息子に全部任せています。私は、ついこの間まで、旭川の中小企業大学校の統括をやっておりまして、全道から来る2,000人ぐらいの方の研修に当たっていました。経営者の方や、銀行の方もいらっしゃって、直接お会いする機会がありました。そこでは、学校でしゃべるようなことではなく、経営者の生のお話ですね、血を流すというか、死に物狂いというか、経営者は一生懸命やっていらっしゃることも勉強させてもらいました。

 

私は、特に、中小企業の問題についてお話しさせていただきたいと思いますが、たくさん送ってもらった資料の数字を見る限り、札幌市がまちづくりを非常に熱心に進めていること、まちづくりセンターの機能を随分と活発にさせようとしていること、それから、財政問題についても、財政力指数とか、経済収支比率なども非常によくて、努力しているのだと思って、市民として感謝しております。

 

私は、西区の中小企業はまだ少し豊かな方ではないかという感覚を持っていて、例えば、最近は、購買も含めて、中央から地方のまちの方に流れている傾向があるように承知しています。飲み屋も、すすきので飲むより、琴似の駅前で飲む方が多く、非常に繁盛しているということです。そういう傾向が非常によろしいのですが、今、全般的に、中小企業が頑張っていることを行政の方も理解し、そういう人を応援するよう、推進していただきたいと思っております。そして、来年の3月で中小企業等に対する金融円滑化法が終わりますので、この問題で、北海道の方も、商工会議所の方も、大変苦労しております。どういうふうにバックアップするかということですが、私が所属しております認定企業という分野では、経済産業省と企業の間にコンサルタントが入って応援するという事業スキームが確定になっており、現在、10億円の予算が出たそうです。将来は、支援の基金がもっと大きくなるのではないかと思っております。地域商業再生事業というものが活発に動き出しましたから、円滑化法の跡継ぎとして、銀行も、保証協会も、非常に安堵していると思います。それには、行政や銀行、保証協会、商工会議所を含めた関係機関も強力にバックアップしてほしいと思います。

 

これからの中小企業の事業展望ですが、理論とか理屈は抜きにして手っ取り早く言うと、観光になりますね。それから、食産業ですね。西区は、昔、農業地区でしたから、農業を中心に考えてほしいということと、農業と言えば6次化になりますね。それから、工業団地がありますから、できれば、トヨタのような大規模工場などと連携することも大事かと思っています。そこには、コンサルタントの仕事が大事かと思っています。いわゆる産学官ということではなく、地域とか金融部門を含めての一体感というものが欲しいですね。

 

私も中小企業の者として申し上げるならば、中小企業の人たちの情熱、パッションが余りないように見受けられるのです。中小企業の経営者は、何かと言えば、お金が足りない、行政が出さない、銀行が足りないと言い、他力本願が非常に強いのです。これは北海道の人の特性かもしれませんね。昔のいわゆるスピリットが非常に薄いのではないかという気がします。そういうことで、もっと勉強してほしいということを言いたいのです。また、勉強する施設も造ってほしいのです。24時間やっている図書館が欲しいですね。民間企業でもそういう施設をオープンするとか、地域でもそういう改革をしてほしいと思います。

市長

どうもありがとうございました。

 

中小企業は日本の経済の要でありまして、企業のうちの95%か96%くらいが中小企業という概念でくくられておりますが、この方たちが元気でなければ、日本の経済はもたないということになりますし、大部分を雇用している場所でもありますので、これは本当に大事にしていかなければならないと思ってお聞きしていました。今、若い人たちは、就職先がなくて、好きな仕事になかなかつけないということで、非常に悩んでおられます。もちろん、雇われる仕事も大事ですけれども、自分で何かやろうという気持ちを持ってもらえるような環境をつくることもとても大事だと思います。起業とか創業をやっていこうという気持ちになれるような環境ですね。今、溝渕さんがおっしゃったようなスピリッツが湧くような元気さをこのまちでつくっていきたいなと思います。

 

現実の起業するためのアドバイスなどは、札幌市の産業振興財団がございまして、そこで、いろいろな相談をしたり、どこの場所だったらどういう仕事がいいというようなデータがそろっているものですから、それをもとにマーケティングについてのアドバイスを受けたりすることもできます。また、溝渕さんのようなアドバイザーといいますか、コンサルティングをやっている仕事の人もたくさんいらっしゃいますので、ご相談いただいて、何か、いいきっかけをつくって、自分らしい、そして、ここでしかできない、そんな企業を打ち立ててみようというような意欲を持ってもらえるような、パワーのあるまちにしていきたいと思っているところであります。

 

金融支援につきましては、お金を差し上げるのはなかなか難しいのですが、借りやすくしてあげるとか、利子を補給してあげるとか、信用保証料を負担してあげるという形で、お金を借りやすくするということではいろいろな制度がありますので、ぜひ、ご相談いただきたいと思います。また、札幌市には、企業を育てる制度もたくさんありますので、市役所にご相談いただければ、ご案内できますと申し上げておきたいと思います。

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 3 防災

 

坂井満江さん

(写真)坂井さんよろしくお願いいたします。日ごろの防災について、一主婦として考えてみたのですが、私たちは、家庭あるいは地域でどんな取り組みをしていけばいいのかと。東日本大震災がありました後ですし、先日は、冬の嵐で北海道も停電がありまして、3日も4日も電気が来ないということをテレビで見ていまして、北海道で震災、災害が起きたときは、大変だな、人ごとではないなということを痛感しました。

 

また、私たちは、避難場所をわかっているようで、どこへ行けばいいのかと思って暮らしていました。私は、マンションに住んでおりまして、目の前が公園です。そして、学校もすぐ近くにありますので、果たして公園なのか、学校なのか、あるいはお寺などの施設なのか。それを住民たちがどれほど知っているか、ちょっと疑問に思っておりました。各個人でいろいろな避難グッズをそろえるということも大変だと思います。それで、市としては、備蓄品はたくさんあると思いますが、地域に何か置かれたらいいかなとか、また、割とたくさん公園がありますから、公園に地下をつくって、そこにストーブとか火を燃やせるものの道具を置いておくとか、あるいは、簡単な食品でも、地域のすぐ手の届くところに保管できるようにしておくとか、私もいろいろ考えてみました。非常に大きなテーマだったので、これぞという案をなかなか見つけ出せないのですが、札幌市は人口も190万人になりましたので、今回の震災を見ていたり、神戸の地震も見ていましたから、やっぱり北海道もないとは限らないのだなと感じております。

 

私は、今回の東日本大震災で一つ学習したことがございます。あるおばあちゃんが幼稚園から小学生の子どもにお話をしていたのですが、災害が起きたら、「てんでこ逃げるんだよ」と。「てんでこ」というのは、方言なのですが、お父さんやお母さんを心配しないで、1人でも、とにかく逃げるんだよ、高いところに逃げるんだよということです。私も、このたび、その大切さを教わりました。ぜひ、皆さんも、ご家族にそのようにお話をして、お父さんがいるから戻るとか、お母さんがいないから行けないとか言わないように、自分も年老いてきましたが、一生懸命逃げるつもりです。今後、私たちは、災害を受け身で迎えるのではなくて、もっと積極的に、私たちのような家庭にいる主婦とか、高齢者たちも、できることを率先して、何か地域のために災害に備えるように暮らしていけたらいいなと考えました。よろしくお願いいたします。

石川栄一さん

私が現役のときは北大に勤務しておりましたが、ちょうど研究室の裏が広域避難場所だったのです。北大の農場なのですよ。ただ、あの場所を知っている人は、余りいないのではないかと思うのです。看板も曲がっていまして、それは直させたのですが、市の方でも、広域避難場所がここにありますよというのをちゃんと示した方がいいと思います。ただ、あそこには何もないのです。冬場だったら、恐らく、雪しかないですから、避難のしようがないと思うのです。そういうところをきちとんと整備した方がいいのではないかと思います。

 

それから、今、屋根の上はスノーダクトの家がはやっていますけれども、あそこに雪が1メートル以上積もりますと、10トンか20トンぐらいの重さになるのです。それで一揺れ来たら、ばたんといってしまうのですよ。ですから、そういう耐震の方法を、建築会社あるいは土木関係の人がきちんと指導していただければ、どのようにしたらいいかということがわかると思います。

 

また、停電のお話が出たのですけれども、私のところでは、インバーターというものを使っています。戸建ての場合は、車のシガーライターのソケットに差し込めば、100ボルトはとれるのです。灯油ストーブでしたら50ワットか60ワットでして、どれだけ大きくても100ワットぐらいです。小さいインバーターはせいぜい5、6千円でありますから、そういうものを備えておけば、暖房はきちんと賄えると思います。

市長

坂井さんのお話を聞いて、とてもいろいろお考えになっているなと思いました。どこに逃げたらいいか、本当にわからないと。「てんでこ」とおっしゃいましたね。この間、12月7日の5時18分にすごく揺れましたが、あのときにNHKのラジオを聞いていたら、物すごくメッセージが変わりましたね。もうびっくりしたのですが、「3月11日を思い出してください、絶対に後ろを向かないで高台に行ってください、今すぐ逃げてください」とずっと言っていましたね。今までの避難警報はそういうものではありませんでした。そういうことから、多くの市民の皆さん方が、自然災害はどんなに大変なことなのかということを身にしみてわかったのではないかと思います。

 

ただ、津波は何回も起きていますね。それでも、教訓がなかった、時間がたつと忘れてしまうわけです。自然災害の周期はものすごく長いものですから、おじいちゃん、おばあちゃんが子どものころに聞いたことがあるという話が決め手になり、生死を分けることもあるわけです。私たちは、そういう体験を子どもたちにどうやって伝えていくかということを考えて、家庭教育の中でもしっかり語り継ぐことが必要なのかなと思います。

 

行政の方では、まず、避難場所を決めさせていただいて、大部分の公園については、第1次の避難場所に設定し、そこから学校だとか、公共施設に避難を誘導できるという形にしているのです。それは、広報さっぽろとか、回覧板とか、いろいろなもので、自宅の近くの避難場所は確認しておいてください、家族で集まれる場所はここだよということをみんなで覚えていきましょうというお知らせを繰り返ししております。

 

災害は、いつ起きるかわかりません。家族がそろって休んでいるときであれば家族がばらばらにならなくて済むのですが、昼間でみんなばらばらに生活をしている、各活動場所にいるときに起こったらどうしようか。それから、冬だったらどうしようか、夜だったらどうしようか、台風のときだったらどうしようか、いろいろな場合に対応できる知識や知恵をみんなで積み上げていくということが、どうしても必要になるのだと思います。そんな意味で、今、坂井さんがいろいろ考えられたというお話も、まず、子どもたちに我々の情報を伝えていくということをしっかりやろうという思いでお聞きしておりました。

 

石川さんからアドバイスをいただきました、スノーダクトの建物は、バランスが悪くなるのですね。そういうことも非常によくわかりました。今、車がエネルギー源ということで、蓄電池がありますから、それを非常時に使えるようにしておこうという取り組みもありますし、ガソリンエンジンを回しながら発電し、そこから電気を取り出して暖房をとるということも、知っていれば、何かのときには役に立つということかと思います。ぜひ、参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

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 4 地域における保健・福祉・医療のあり方

 
岡田淳志さん

(写真)岡田さん地域における保健・福祉・医療のあり方についてということで、私は、地域において何が大切かなと思ったときに、やはり、地域コミュニティーが一番大事なのではないかと考えています。ただ、今の時代、地域コミュニティーをつくるのはなかなか難しいと思っています。特に、余り外に出ず、家の中に閉じこもっているような状態が多いところでは、なかなか人が集まれないということで、すごく難しいのではないかと思います。しかし、現在ある施設の活用の仕方によって、そこに人が集まれば、地域コミュニティーは自然とでき上がっていくのだろうと思います。

 

私が調べたところでは、まちづくりセンター、区民センター、区役所、その他集会所などがあるのですけれども、ただあるだけというような感じがしております。というのも、玄関のドアを開けて、どうぞ自由にお入りくださいと言っても、そこに人は来ないと思うのです。

 

そこで、私が提案したいのは、目に見える場所で、目に見える活動をしてはどうかということです。区役所の担当者に調べていただいたところ、まちづくりセンターにも駐車場がありますので、外の見える部分で人を引きつけるようなことをやってはどうかと考えております。例えば、物産展とか、産地直売の催しですね。そこにだれもいなければ寄らないですけれども、5人いれば、もしかしたら、何をやっているのですかということで人が集まってくるのではないかと思います。そういった目に見える場所で何かをやってほしいと思っています。

 

もう一つは、そのやり方ですが、やはり、1回限りでは人は集まらないと思うのです。例えば、イオンであれば、もし買い物に行くなら何曜日かと尋ねられたら、火曜日と答えるかと思います。それは、火曜市というものがあれだけ大々的に周知されているからだと思うのです。要するに、そのやり方も、必ずこの曜日、ないしは、必ずこの日には外で何かやっているというのを定期的にやることによって、最初の1カ月、2カ月は余り効果がなくても、徐々に知れ渡って、例えば月曜日には絶対にあそこで野菜を売っているから行こうというような感じになるのではないかと思っています。以上です。

 

平間千賀子さん

(写真)平間さん私は、本当は、生活保護の関係で、一般世帯と生活保護世帯を比べてみて、今の生活保護がどういう状態なのかということを発表したかったのですが、時間がちょっと短過ぎて、私の説明ではきっと誤解されるなと思いました。

 

そこで、一番単純に考えまして、今、近くに、年金で、持ち家の一軒家で暮らしているお年寄りがいるので、その方の家庭をちょっと参考に、話をさせていただきたいと思います。そこの家庭は、夫婦2人で暮らしていまして、国民年金で6万円弱です。奥さんが病気になりまして、病院にかかるにも、車いすを借りるにも、お金がなくてどうしたらいいのだろうということで、たまたま私の方に相談に見えたのです。結局、介護支援センターの方にお願いして、行って詳しく話を聞いていただいたのですが、2人は、生活費が6万弱で、病院に通院して、とても暮らしていけないと。でも、一方で、生活保護世帯は10万以上いただいているのです。

 

そういう格差は、一般家庭にもあるのです。生活保護家庭が仮に20万円で暮らしていたら、一般家庭の20万円と比べてどうなのだろうと考えた場合、生活保護の方は20万円以上の生活をしていらっしゃるのです。そうすると、一般家庭で、まじめに一生懸命働いても、自分たちは、生活保護家庭よりも、食べていくことができないという矛盾が今は生じているのです。生活保護を本当に支給しなければいけないような方々に支給するには、どうしていったらいいのかという疑問があるのです。その辺を市の方ではどう考えているのかと思うのです。私たち民生委員は、生活保護世帯には入り込むことはできないのです。ですから、やはり、市の調査が必要です。市としては、どういう形で、そういう方々を見守っていって、本当に生活保護を必要とする方々にどう対処をしていくのか、何か特別な考えがあるのか聞きたいと思います。

古舘保子さん

(写真)古舘さん高齢者の立場から保健・福祉・医療のあり方をいろいろ考えてみました。情報がどのように取り入れられるのか、それから、実際そういうものが機能しているのかということをちょっと疑問に思うのです。将来、札幌も、7年ぐらい先には人口が減ってきて、超高齢化社会になっていくということですので、そのときに、ひとり暮らしで過ごしている高齢者にとって、いろいろな情報がしっかりと伝わっているのかどうか、活動する場所などが提供されているかどうか、それから、実際にそういうサポートが機能しているかどうかということが一番不安に感じるところです。

 

私が考えたことは、まず、自立のための危機管理について、たくさんある案内やパンフレットをどういうところから取り入れたらいいのかということです。それから、高齢化が進むので、予防医療推進のための指導や、実践するような場所を考えてほしいということです。もう一つは、生活習慣のことで、保健指導ということをたまにお話ししていただく会があればいいかなと思います。自分が高齢になってそういう立場になったときに気になるだろうということを提案してみました。

 

パンフレットも見ますと、本当にすべてが解決するような内容が書かれているのですが、実際に、それをどこへどう伝えたらいいのかという伝達の方法や受けとめ方がちょっとわからないのです。それから、マンションで生活していますと、地域とのつながりが非常に薄いのです。そういうときに、今、個人情報の守秘とか自己責任ということが強くうたわれていると、入ってこられないし、こちらからも入っていけないということで、どの辺で妥協したり、風穴を開けたらいいのだろうかというような、悶々として、今のところは自立して過ごしておりますが、将来のことを考えたときに不安になります。

石川栄一さん

すごく個人的な問題ですけれども、北大に40年勤めまして、3年前に定年退職しまして、ようやく家庭で楽になれると思いましたら、母親が認知症になりまして、今、要介護2なのですが、物を覚えられないという状態です。さらに、一人娘が引きこもりになりまして、これは、はっきりはわかりませんが、会社のリストラが原因ではないかと思います。この2点だけならまだしも、嫁、姑戦争がずっと続いているわけですよ。これは、本当にどうしようもないという感じで、こういう家庭もあるのだなというように訴えたいのですが、母親が認知症になりますと、母親の兄弟、私の兄弟、親族はだれも寄りつかなくなるのです。これは、介護問題ではなくて、家庭問題ではないかと思うぐらいです。

 

 

こういうことを、ツイッターや、近くの元看護師さんに相談しましても、嫁、姑問題はどうしようもないですねと言われまして、本当にどうしようもないのかと思っています。私の弟が隣に住んでいるのですが、盆も正月も来ないのです。隣にいるのですけれどもね。本当にだれも来なくなりました。市にも相談し、道にも問い合わせても、やはり、そういう前例がないので、解決方法はわかりませんというような返事なのですね。

 

今、本当にどうしようもないような状態に陥っております。こんなことを言うのも何ですが、介護殺人などとありますね。その際、周りの者に相談するべきだったというような裁判長の判決が出るのですが、そういう状態には絶対にならないです。これは、脳神経外科の先生方も言っています。本当にこういう状態で、世の中にはほかにも同じような経験をしている人たちがいるのかなと思って、今、ここでお話ししている状態です。以上です。
市長

ありがとうございます。

 

まず、岡田さんのおっしゃったことは、すごくいいアイデアです。まちセンは、ドアを開けているだけではだれも行かないよ、そして、どこにあるかもよくわからない、どうやったら中に入っていけるようにするか、これは本当に大事なご指摘だと思います。アイデアとして、朝市でもやったらどうか、野菜市でもやったらどうかということですが、これも大正解でして、南区石山などでは朝市がすごく成功していますね。そこでは、まちづくりセンターがすごく活躍をしていて、いろいろな人が朝市に行くと新鮮な野菜が買えるとか、地域の生産者が来てくれて相対で売っていただける、その楽しさもあるわけです。

 

もう一つのアイデアとしては、札幌から1時間ぐらいのところの農家がたくさんある当別町とか、新篠津とか、そういう他の町村から、軽トラックで野菜をいっぱい持ってきて、普通の市場には出せないような、ちょっと形が悪いとか、そういうものを消費者に相対で安く提供することです。これは、当別町の町長さんと話して、そういうものはどうですかと言ったら、すごくいいからやろうということで、今、厚別の団地は人が少なくなってきて大変なので、コミュニティーづくりのためにも、また、生産者の皆さん方も、とてもやりがいがあるということで、おいでになっているという実例がございます。

私は、そういったことを、まちづくりセンターの所長にこれからいろいろと提案して、自分たちのまちセンをどうやってアピールしたらいいのかという一つの方法として、今のアイデアを十分ちょうだいして、ちょっと話し合ってみます。

 

それから、平間さんからありました生活保護の問題ですけれども、本当に困っている人が生活保護を受給するというのは、権利です。ですから、ぜひご相談をしていただきたいと思います。それは、区役所でもいいですし、来年からは、区役所に福祉相談総合窓口というものをつくりまして、福祉に関係ありそうなことはどんなことでも、そこに相談に行きますと、どこに行ったらいいかということを口頭で教えてくれるだけではなく、連れて行ってくれるというところまでやります。ぜひ、まずはご相談をしてくださいというふうにアドバイスをしていただきたいと思います。

今、私たちが一番困っているのは、手を挙げてもらえない人です。必要なのに手を挙げられない人ですね。この人たちに、どうやったら行政サービスの手が届くようになるかということが一番問題なのです。困っているよと言ってくれた人にはサポートできるのですけれども、困っているかどうか、外から見ていてわからない、でも、本当に困っているという人がいたときにどうするかというのが、今、非常に問題であります。民生委員の皆さん方も、いろいろな情報を集める中で、この人は本当に困っているねというときには、案内をしてくれるということがとても大事なので、まちづくりセンターの窓口でもいいですし、地域包括支援センターでもいいですし、どこでもそういう案内機能がありますので、ぜひご案内いただきたいと思います。

 

古舘さんの老後のお話ですが、これは本当に切実な問題だと思います。私も、独居の高齢者については、きょうはお二人の民生委員においでいただいておりますが、民生委員の方には、各受け持ち地域のひとり暮らしの高齢者の皆さん方を、定期的に訪問をしていただくということで、こちらの市の情報とか、そちらでお困りのことをちゃんと伝達していただけるお仕事をしていただいております。月に1回とか訪問していただけるわけですね。そういうことで、お困りのときに、人間関係を結んでいただくということをやっていただきたいと思います。

自立のための危機管理と、とてもすばらしいお話をちょうだいしましたけれども、まさに、自分が自立できなくなったときにどうするかということについて、今、危機管理をちゃんとしておく、備えておくということをお考えだということですので、これから、副市長や区長にお話を聞きますが、どうしたらいいかというお話は、少し詳し目に話してもらおうと思います。

 

それから、石川さんの嫁、姑の問題ですね。これは、医者の問題ではなくて、私、弁護士の領域の問題でございます。こういう相談を受けたときにどうするかというのは、私が現役の弁護士のときは、まず、家庭内にいると話が煮詰まってしまうので、家庭外の話題をどうつくるかというコーディネート機能を、ご主人なりがやっていただくということが大事だと言います。家庭内で何かを解決しようと思っていても、家庭内の見える範囲のことは共通ですから、未知のことがない、どんどん煮詰まる、そこで不満は解決できないという問題になります。ですから、まだ2人とも知らない情報に接するチャンスを提供し、意識を外に移すことでアプローチをしていく、距離をつくるということをしなければいけないというのが、弁護士の知恵です。

また、認知症という話になりますと、これはサポートをする地域包括支援センターとか社会福祉協議会という相談機能がありますので、そういうところにご相談いただいて、デイサービスとか、いろいろなサービスを受けていただく。これも、一時的であっても、生活の場の話題を外に移すことによって距離を置く、煮詰まり過ぎないという知恵だと思うのです。そういうサービスをご利用いただくことが大事だと私は思っております。

広川西区長

岡田さんから、オープンスペースを活用したにぎわいといいますか、みんなが集まれる場を創出してはどうかというお話がございました。私もこの4月に赴任しましたが、西区は、地域の方々がそうした取り組みをいろいろされております。その一つが「土曜はコトニ」で、日曜日も含まれるのですが、土曜日や日曜日になると、いろいろな場所で、演劇とか、寄席、音楽などを通じてみんなで集まりましょうという催し物が各所で行われております。これは、パンフレットもございますので、そうしたものを見ていただいて、コミュニティーといいますか、人の集まる場がさらに広がっていけばいいなと思っております。

 

また、西区では、コミュニティカフェもできております。今、商店街で空き家がかなり出てきておりますので、そうした建物を安く提供していただいて、私ども行政と一緒になって、安い価格でコーヒーなどを提供しております。また、先ほど市長からもありましたが、産地から直接いろいろな野菜を持ってきて地域の方に提供するので、皆さん集まりましょうというようなコミュニティカフェも、今はできてきております。

 

そうしたものをいろいろ組み合わせながら、いろいろなところで人の集まるコミュニティー、そういった場所を提供していきたいと思っております。お話がございました駐車場での朝市というのも大変おもしろいアイデアでございますので、取り入れられるような場所を私も考えてみたいなと思っております。

渡部副市長

岡田さんは西区に来てまだ期間が短いということですが、西区は結構先進的なのです。今、区長が自慢していたように、いろいろやっていますので、そういうところもちょっと見ながら、新しい提案をしていただければ大変ありがたいと思います。

 

 

平間さんと大平さんは、民生委員を務めていただきまして、私の仕事と直接関係がございます。私は、研修会のときにもごあいさつに行きましたけれども、大変ありがとうございました。今、市長がお話ししたように、声を上げない人が大変なのだということで、残念ながら、痛恨の出来事がありましたが、知的障がい者の見守りというお仕事を新たにお願いしております。これについては、本当に感謝をしております。また、これからもよろしくお願いいたします。

 

古舘さんのお話ですけれども、ふらっとホームは、きょうが9区目で、同じ話はどこでもあります。本当にそうなのです。見守りの話と、高齢者で単身になってどうなるのかという話と、何かあったときに、要援護者の人たちをどうするかというのは、本当に共通のことです。それについては、民生委員も、町内会の皆さんも、いろいろやっていただいております。

古舘さんは、先ほど、疾病予防といいますか、病気の予防、生活習慣病のお話をされました。実は、メニューはたくさんあるのです。いっぱいあって、広報さっぽろにも本当に小さくしか載せられないのですけれども、毎月のようにやっているのです。雪のことでも褒めていただきました。溝渕さんにも褒めていただきましたが、実は、札幌市は、いいことをいっぱいやっているのですが、なかなか知ってもらえないというのが残念なところです。ただ、来年の春から、福祉相談総合窓口で直につなげるようにしたいと思っています。実は、健康のことも、食生活のこともやっています。災害時のときもどうしたらいいのだろうということがありますけれども、これも一緒に考えていきたいと思います。

ただ、健康というと、体のこともありますが、心の健康があります。私は、もともと精神科医なので、やっぱり人としゃべるということが大事だと思っています。なかなか出づらくなると思いますが、ここの区民センターもそうですけれども、催しがいっぱいありますので、出てきていただきたいのです。出てきたら楽しいことがあるかもしれません。

 

石川さんの嫁、姑の問題は、今、弁護士さんがお話をされました。よく言われるのは、65歳以上の1割は認知症だということです。本当はそうなりたくないのですが、程度の差はあれ、そうなるということです。この認知症予防のためにも、やっぱり外に出てしゃべらなければいけないですから、人とつき合うのが一番大事です。

石川さんのお母さんの問題は、デイサービスなどになかなか行きたがらないのですね。これも、よくあることです。そこに行くまでがなかなか大変で、これも共通で、すっと行く人ばかりじゃないのです。娘さんの問題もあると思いますけれども、これについては個人的なことなので、1時間ぐらい時間をとりますから、細かな話はそのときにお伺いします。

市長

突然、医者に戻っちゃいまして、どうもすみませんね。自分の専門領域に接すると、つい話をしたくなるという、いいことなのか、悪いことなのかわかりませんが、いろいろ話をお伺いしていて、みんなが心配になっていることを、どうやってみんなで共有するかということです。

 

 

きょうの午後2時ごろですが、札幌市が、コープさっぽろと、エンパイアーというクリーニング屋さんと、ヤクルト販売株式会社の三つの事業体と協定を結びました。それは、見守りの協定です。コープさっぽろは、昨年からそういう協定をしているのですが、それは、1週間に1回、生活用品を配達する仕事を始めたので、その訪問をしたときに、何か異常があったらすぐにお知らせしましょうということです。これは1週間に1回です。そして、今度は配食なのです。給食ですね。お弁当を提供するというサービスも始めたのです。この頻度は、3食なのかわかりませんが、もっと密度の高いサービスができると思います。もし異常が起きたら、時間を置かずに発見できるという仕事ができるので、ぜひ協力したいということで、協定をしました。

それから、クリーニングのやりとりですね。これも家庭訪問をされる仕事です。札幌では、5万件ぐらい訪問するところがあるというふうにお聞きしました。従業員の皆さん方は、やりがいがあることなのでお客様の安否を確認しましょうということで協定をいたしました。

それから、ヤクルトの皆さん方です。ヤクルトの配達員が600人おられるそうです。その方が配達をされるときに、今まではポストに入れていたのですが、必ず手渡しするというサービスをするようになって、安否を確認しようということです。

 

今、事業者の皆さん方がそういう努力をしていただいて、重層的にいろいろな方々が協力して、このまちで悲しい思いをする人を少なくする、そして、声をかけてくれてよかった、1日に1回でも会話ができたというふうに、気持ちに張りを持てるというか、自分は孤立していないぞという気持ちを持ち続けることができるまちづくりをしていこうということで、協力をしていただける方が増えつつあります。訪問型の仕事をされているところは、ぜひこの3社に続いていただいて、私は、いろいろな会社にお願いしたり、お申し出を受けたりして、ネットワークを広げていく努力をしていきたいと思っております。今、思い出したものですから、古舘さんのお話と一緒に、皆さんに知っていただければうれしいなと思って、お話をさせていただきました。

司会者

(吉田さん)

そういうお話を聞くと、私も離れたところに両親が住んでいるので、すごく安心ですね。本当にいろいろな方が見てくれているというのがわかると、すごく安心ですね。

市長

そうですね。1日に1回は電話をしようという配慮をしていただけるボランティアグループもあったりします。それは登録制ですけれどもね。あるいは、小学生が、おひとりで暮らしておられるお年寄りに年賀状を出そうと取り組んでいる学校もあったり、除雪のボランティアをやろうという学校もあります。ひとり暮らしの除雪を手伝ってあげようという中学校もあります。いろいろなことでみんなが助け合っていくことを学び合っていく、そして、問題があればあるほど解決する知恵が湧いてくる、知恵を出し合うところでコミュニティーができるといういい循環に我々を結びつけていくことに努力していこうと考えております。ですから、ぜひ声を上げていただける、そして声を上げやすい状況をつくっていくということに頑張っていきたいと思います。
岡田淳志さん

「土曜はコトニ」も存じ上げておりまして、私は、仕事柄、各区のおもしろい取り組みをいろいろと見させていただいています。例えば、厚別区であれば、ピカッとあつべつクリーン月間や、東区では、アマとホップのフラワーロード事業など、外で行うおもしろい事業はあるのですけれども、もったいないのが広報の部分だと思うのです。先ほど、参加者の皆さんからもあった、こんなにいいものがあるのを知らなかったということは、私も常々問題だなと感じておりました。

 

そこで、広報のために、上田市長にミュージカルをやっていただきたいという提案です。「探偵はBARにいる」も拝見させていただきましたし、先ほど言ったイオンでは、ポスターに上田市長がでかでかと載っておりました。ただ、もったいないのが、そこに上田市長だということを書いていないこと、アピールしていないことです。ですから、何かおもしろいことをやるとか、こんな事業をやっていますというときには、ぜひ上田市長にミュージカルで宣伝してほしいと思っています。それも、いろいろな団体を巻き込んでやっていただきたいと思っています。例えば、先ほど出ました学生などを巻き込んで、皆さん一体でアピールしていくということが必要なのではないかと感じました。

市長

函館では、みんなで野外演劇をずっとやっていらっしゃいますね、もう20年ぐらいたつでしょうか。それは、市民が何千人も集まって、一つの歴史劇を、オペラ風にまとめたり、演劇を展開しています。たくさんお客さんも来るけれども、やる人がたくさんいるので、すごく役割感を持って、参加しているという気持ちが湧くということで、すごく長く続いておりますね。そういう札幌のドラマをみんなでできると楽しいですね。

 

琴似は屯田兵が開拓したところですので、コンカリーニョで、何年か前に、「とんでんがへし琴似浪漫」という市民劇をやったことがあります。そういうことを、いろいろなところで、地域の歴史を踏まえて、子どもたちと一緒にやることができると、とてもすてきだと思います。

 

いいアイデアだと思いました。ただ、私はちょっと年ですからね。あのポスターの出演料はないですからね。人使いが荒いですよ。本当にちゃんとやっております。

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 参加者からの感想

 
大平一二さん

私の地域には、ひとりでいるのでうまく話せなくなってきているひとり暮らしのお年寄りがいます。とにかく、話すということが必要で、みんなと集まりたくない人ばっかりが閉じこもっているのですが、私は分区長として積極的にそういうお宅に行くようにしています。

対話者のアンケートで、満足に丸をつけました。どうもありがとうございました。

及川俊史さん

きょう、この場にたまたま選ばれて出席させていただいて、元気そうな市長の顔も見られたので、満足しております。

溝渕新蔵さん

満足よりも、幸福だなと思っております。きょうは、どうもありがとうございました。

坂井満江さん

私も、きょうはとても満足しています。皆さんの生活スタイルが手にとるようによく見えて、私もとてもお勉強になりました。ありがとうござました。
岡田淳志さん

私も、とても満足しております。これからも、何とか自分なりに頑張って市政に携わっていければと思いますので、よろしくお願いします。

平間千賀子さん 私も、とても満足しています。この場に出していただけて、本当に勉強になり、よかったなと思っております。きょうは、ありがとうございました。
古舘保子さん ここのタイトルのように、ふらっと、余り考えもなく、こういう公の場所で発表することはなかったので、声が震えてしまって大変緊張しました。お隣の人に心臓の音が響いているのではないかという思いで過ごしましたが、これぞ札幌市を担っているという方々とお会いできたことは千載一遇の思いで、大変ありがたかったと思います。どうもありがとうございました。

石川栄一さん

私も満足しております。どうもありがとうございました。私の愚痴を、特に、嫁、姑戦争について聞いていただきまして、本当にありがとうございます。しかも、副市長さんから個人授業を受けられるということで、本当に満足しております。本当にありがとうございました。

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 市長からのあいさつ

 
市長

本当に和やかに皆さんのお話をちょうだいしまして、ありがとうございました。

 

 

こうしてお話をさせていただいておりますけれども、これまでも、こういうところからいろいろなアイデアが出て、施策に反映して、実現しているものがあります。特に、昔、西区でどういうことがあったかといいますと、私が平成15年に当選して、すぐにこれを始めた、その第1回目のことです。そのときはタウントークと言っておりましたが、もっと大きな会場にたくさんの方にお集まりいただいて、意見をちょうだいしたのが、先ほど岡田さんのお話のように、市民が行う演劇を育ててほしい、市として援助してほしいというリクエストだったのです。私は、それをすごくいい提案だと思いまして、2年後の平成17年度から、助成制度をつくりまして、いろいろな演劇の団体が演劇をするチャンス、場所を提供する、ステージの賃料を負担してあげるということをずっとやってきたのです。

 

そして、やがて、それが「アートステージ」というものに生まれ変わり、11月は芸術文化の強化月間として、まちじゅうでいろいろな演劇をやったり、音楽会をやったり、美術展をやったりということが始まりました。それは、ここから始まったのです。1人の市民からお話があって、それを引き受けて、内部で検討して、これはいい、札幌でやらなきゃいけないことだということで、今までなかった政策がとられてきました。また、ことしから、「札幌演劇シーズン」というものも始まりました。札幌じゅうでいろいろな劇団活動をやっておりますが、その中でヒットしたものを再演する形で、冬と夏の1カ月間、今は、コンカリーニョと、シアターZOOという劇場で、いろいろな劇団が自分たちの自信作を披露するのです。今までやってみんなに受けたものを見せるので、いつ行ってもおもしろいのです。外れがないのです。そういうところまで、札幌の演劇というのは盛んになってきております。

 

それも、皆さん方の意見がなければ、平成15年の第1回タウントークでそういうお話がなければ、今日の札幌の演劇がこれほど盛んになったかどうかについては、保証の限りではなかったのではないかと思います。

 

除雪の問題は、ここで何回お話ししても必ず出てくる問題ですし、先ほど申し上げましたが、地域と創る冬みち事業という事業を起こしてきたのも、皆さん方の意見を聞いて、やっぱりみんなでやれることをみんなで分かち合ってやらなきゃいけないのだなということを確認できて、今の姿になっているのです。また、ごみを減量しようということも、西区は特に、環境問題に力を入れて頑張っている区であり、この西区の頑張りが、多くの皆さん方に伝わって、そして、ごみを減量化することに大成功しました。その非常に大きな牽引力を担っていただいたのが、西区のタウントークだったり、ふらっとホームだったりするのです。

 

きょう、お伺いした中には、具体的なお話もありますし、溝渕さんから中小企業に対する支援のあり方という大きな課題もちょうだいしましたので、ぜひ、若い人たちが事業を起こしたり、文化活動を起こしてみたり、いろいろな形で人に刺激し合うことができるような、そういう活力のある西区であってほしいと思います。そして、この西区の力が、また札幌市全市に広がるように、そして、札幌が北海道の全体に刺激を与えることができるような、そんな発信基地になれるように、ぜひ皆さん方のアイデアを生かしていきたいと思っているところでございます。

 

きょうは、2時間という短い時間で、皆さん方に十分お話をいただけなくて、もっともっとしゃべりたいなという不満が残るかもしれませんが、私も、幸せにこの時間を過ごさせていただきましたことに、心から感謝を申し上げたいと思います。手話をお手伝いいただきました皆さん方にも、心から感謝を申し上げたいと思います。

きょうは、どうもありがとうございました。

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