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▲アトム通貨の説明をする渋谷さんの様子
3月26日(土曜日)、発寒北商店街(土屋日出男(つちや・ひでお)理事長)にある空き店舗で、同商店街が平成21年に導入した地域通貨「アトム通貨」の勉強会が開催され、地域から小学生と商店街関係者らが参加しました。
アトム通貨とは、東京の高田馬場の商店街で生まれた地域通貨。お祭りなど地域のイベントに参加したり、空き缶回収など環境に良い取り組みをしたりするともらえ、もらった人は、「ありがとう」の気持ちとともに他の人に渡したり、商店街の店舗で実際にお金として使うこともできる、というものです。
この日、講師を務めたのは、高田馬場にほど近い海城(かいじょう)高校の1年生、渋谷浩之(しぶや・ひろゆき)さん。このまちで育ってきた渋谷さんは、地域に根付いた商店街が衰退し、スーパーに客が移っていく様子を目の当たりにして寂しさを覚えました。そんな中、商店街からまちを活性化しようというアトム通貨の取り組みに興味を持ち、中学3年生の時、学校に提出する論文のテーマにアトム通貨を選んで研究したそうです。それ以来、渋谷さんは地元や他県の小学生などを対象として、その魅力を広めようと講演活動を行っています。
渋谷さんは、「注目してほしいのは、アトム通貨を渡したときに会話が生まれるということ」「アトム通貨が間に入ることで、交流の輪が広がっていく」などと、寸劇を交えたり、クイズ形式にしたりして分かりやすく説明。訪れた人たちは真剣な様子で聞き入っていました。
中学生の兄と二人で参加した、発寒東小学校4年生の木下立也(きのした・たつや)君は「どうしてアトム通貨があると、人と人の輪が広がるのか分かった」と笑顔で話していました。
渋谷君は「将来、地域の活性化に貢献できるように、大学生になったら全国の商店街を回ってみたい」と意欲的に話していました。
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