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大通公園を西へ向かうと、大倉山ジャンプ競技場のある山並みを背景に、札幌軟石の外壁が目に入ります。ここは、もとの札幌控訴院（後の札幌高等裁判所）です。大正15年に完成した建物ですが、全国に8つ建てられた控訴院のうち、建物が現存するのは札幌と名古屋だけです。中に入ってすぐのホールには、半円形の回り階段に、青と黄色の地に、赤がアクセントのステンドグラスがあるなど、随所に大正モダニズムの息吹が感じられます。現在は、札幌市資料館として、札幌の歴史資料が展示されています。また、札幌出身の漫画家のおおば比呂司の作品を展示する記念室や、市民のための貸しギャラリーを開設するなど、多くの人に利用され親しまれています。 |
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地下鉄東西線「西11丁目」1番出口より
約400ｍ
JR・中央バス「北1条西12丁目」 |
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