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2010年の調査結果(分布と発生環境)
38名の方が参加し、札幌市内から合計274個体の“ぬけがら”と合計48地点の鳴き声の情報が寄せられました。“ぬけがら”ではアブラゼミ、コエゾゼミ、エゾゼミ、アカエゾゼミ、エゾハルゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミの7種が見つかりました。鳴き声では、“ぬけがら”が見つかっていないニイニイゼミ、ヒグラシ、エゾチッチゼミの3種を含む8種が確認されました。これまでに札幌市内から記録のある10種全てが少なくとも“ぬけがら”または鳴き声のどちらかで確認されたことになります。
全種 | ニイニイゼミ | アブラゼミ | コエゾゼミ |
エゾゼミ | アカエゾゼミ | エゾハルゼミ | ミンミンゼミ |
ツクツクボウシ | エゾチッチゼミ | ヒグラシ |
寄せられたぬけがらの数:3個体
採集地点数:3地点
鳴き声確認地点:4地点
発生環境の内訳
川岸の林(3)
分布の傾向
真駒内公園周辺で多数の鳴き声が聞かれましたが、“ぬけがら”は真駒内公園近くの豊平川河畔林でのみ見つかりました。豊平川の河畔林が主要な発生地であると考えられます。
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