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更新日:2019年6月26日

2009年の調査結果(分布と発生環境)

124の個人・団体が参加し、札幌市内から合計1098個体の“ぬけがら”が寄せられました。2008年の調査で確認されたアブラゼミ、コエゾゼミ、エゾゼミ、エゾハルゼミ、ツクツクボウシに加えて、今回新たにアカエゾセミとミンミンゼミの“ぬけがら”が見つかり、合計7種のセミの発生が確認されました。調査票とアンケートの回答から、“ぬけがら”が見つからない場所や鳴き声が聞かれた場所など74地点の情報が得られました。

全種 ニイニイゼミ アブラゼミ コエゾゼミ
エゾゼミ アカエゾゼミ エゾハルゼミ ミンミンゼミ
ツクツクボウシ エゾチッチゼミ    

 

 

 

ツクツクボウシの分布状況(2009年)

ツクツクボウシ2009

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寄せられたぬけがらの数:3個体
採集地点数:3地点
鳴き声確認地点数:13地点

ぬけがらの見つかった環境の内訳
川原の林(3)
分布の傾向
分布は局所的で、真駒内公園付近でのみ多数の鳴き声が聞かれました。ヤナギ類で構成される豊平川の河畔林から“ぬけがら”が見つかり、このような環境が主要な発生地と考えられます。

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