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更新日:2011年2月21日

好きですふるさとの山々

八剣山

八剣山

 わがふるさと南区は札幌市全域の約60%という広大な面積を占め、しかしその大部分が緑豊かな森林で、札幌の水がめである豊平峡ダム・定山渓ダムがあるほか、恵まれた自然を生かした市民憩いの場がいっぱいある"住みよい南区"だ。
 「好きです札幌」のことばは全国に発信して久しくなったが"緑たっぷりな""山いっぱいの"札幌に生きる市民の「しあわせの願い。」がこめられ、まさに「好きです。ふるさとの山々。」だ。
 俳句の季語に春の山は"山笑う"夏の山は"山滴る"秋の山は"山粧う"冬の山は"山眠る"というように四季おりおりの山にはそれぞれに風情があってその山姿を眺めたりその山に登って汗を流したりすると本当に心が休まるものだ。
 さて、南区は、札幌岳や余市岳など札幌市にとっては高峰の1000m以上の山々は17座もありその山々の多くは境界線上にあり、それらの山々が連ねる稜線が境界になっている。しかもほとんどが南区に関係がありまたその山々が源頭となってふるさとの川豊平川をつくり、豊かな水と扇状地を市民に供してきたことになるので、広大の南区の山なみは、札幌市民にとって切っても切れない縁で結ばれていることにもなる。
 こうした札幌の山々についてある登山家はつぎの様に評している。
 「険しさ・高さ・景観などそのスケールは他に比して乏しいかも知れないが、登っての楽しさ魅力については充分だし、都市周辺にある割には自然も豊かに保たれていてすばらしい。」とのことで嬉しい限りだ。
 家族・友人と楽しく登れたり、木や花や鳥などを観察しながら山歩きができたり、登山道も家族むきから専門家むきまであり、冬はスキーゲレンデ・冬山登山も身近にあって、こうした"ふるさとの山々"に親しんで、思い出をいっぱい懐にして欲しいものだ。
 ここで、区民に親しまれている「ふるさとの山」のいくつかを紹介し、そのルーツにもふれてみたい。
▲藻岩山(もいわやま)(530.9m)
 何と言っても札幌の代表的な存在には変わりなく、札幌の代名詞でもある。
 アイヌはこの山をインカルシベ(眺める・いつも・する・処)と呼んだ。だが明治のはじめモイワ(小さな岩山の意)を円山と呼ぶようになり、隣のこの山がモイワになった。
 むかしから"尊い神の山"で「山鳴り」がすると大吹雪になるか、最も恐れる疱瘡が流行するか不吉の前兆を知らせる神の山であった。
 またカムイシュネといって異変のあるときは山に灯がともったと伝えられた。
 現在は、登山道・ロープウェー・有料自動車道・市民スキー場ができ、観光や市民の憩いの場としても親しまれている。
 6月1日が山開きの日で、広い山頂も御来光を待つ市民でいっぱいになる。
▲砥石山(といしやま)(826.7m)
 山の名は、豊平川の辺りに入植した人たちが名づけたという。簾舞に砥山と呼ぶ部落がある。
いまの登山道は中の沢・小林峠・福井の奥でエゾエンゴサク・ミヤマツツジが多く、熊の話は昔のものになった。
▲観音岩山(かんのんいわやま)(504m)
 国道230号線を西に向かうと、稜線が恐龍の背のように露岩が連なった山で、名称も多く八剣山・五剣山・七剣山・天巌山などがある。周囲が2kmの小山だが、植物の豊富なので、軽装でも登れ市民に親しまれている。山頂は狭い岩頭で足のすくむ思いだが、展望がまたすばらしく、豊平川水源の山々が見渡せる。
▲百松沢山(ひゃくまつざわやま)(1038.1m)
▲神威岳(かむいだけ)(983m)

神威岳と烏帽子岳

神威岳と烏帽子岳

▲烏帽子岳(えぼしだけ)(1109.7m)
 国道の豊滝辺りから眺めると左から烏帽子岳(えぼしだけ)・神威岳・百松沢山と並んで見られ、雪のある頃は殊更にすばらしい。
●百松という人が最初に入植したとか百松という人が調査に入ったまま帰らなかったとか、またエゾ松・トド松が沢山生えていた。
●狭い山頂が険しい岩壁に囲まれ、山客は異様で神威の名にふさわし。アイヌ語のカムイ・ヌプリ(神の山)とかキムン・カムイ(山の神)ともいわれている。
●その形が烏帽子に似ているのでこの名がつけられたという。盛り上がった山頂は平らで、東は急斜面、西斜面は緩やかである。
▲天狗山(てんぐやま)(1144.9m)
▲小天狗岳(こてんぐだけ)(765m)
 天狗山は通称"定天(じょうてん)"と呼んでいる。アイヌ語でキト・ウシ・ヌプイ(ギョウジャニンニク・群生する・山)という。白井川側オンコの沢から眺めめると、岩峰が1・2・3と並べたように聳え立って見える山容はみごとだ。並んで小天狗岳が親天狗の迫力を助けるようにそびえている。
 2つの山は小樽内側現在のダム湖にも影を写してそびえる姿は、観光客の目を楽しませてくれる。
▲朝日岳(あさひだけ)(589.2m)
▲夕日岳(ゆうひだけ)(580m)
 定山渓温泉を豊平川をはさんで西に朝日岳、東に夕日岳と、両山とも円味のある山客で緑が厚く、定山渓にとってはなくてはならない山で、街をあげて登山道をつくり親しんでいる。
 朝日岳は、明治の末御料局(営林署)の職員・田代岳八(たしろ・たけはち)が温泉街から見る山で一番早く朝日が当たる山として名づけたという。頂上には、章月の小須田(こすだ)氏が祀ったという中の院の祠がある。
▲無意根山(むいねやま)(1460.5m)
 石山陸橋の辺りから遥かに望まれ、冬の日はどこまでも白く、春は萌える緑の彼方に冬の名残りを見せ、札幌祭りの頃でもスキーを楽しめるという。
 アイヌ語でムイ・ネ・シリ(箕・のような・山)で、箕をふせたようになだらかな頂上である。
 古くから登山とスキーの山で、薄別口(うすべつぐち)から湿原大蛇ヶ原(しつげんだいじゃがはら)を過ぎると、北大の無意根尻小屋がある。登山口として豊羽鉱山(とよはこうざん)側から千尺(せんじゃく)高地を経て頂上に至るコースもある。

天狗岳

天狗岳

▲札幌岳(さっぽろだけ)(1293.8m)
 豊平川の上流にあるのでこの山名になった。定山渓に向かう途中藤野・簾舞あたり堂々とした山容が望めるのがすばらしい。
 豊平峡の冷水沢(ひやみずさわ)からの登山路に冷水小屋がある。尾根続きに空沼岳に縦走することができ登山者は多く、逆コース空沼から札幌岳そして温泉に浴びてという行楽登山を楽しむ若者も多い。
やっぱり"ふるさとの山"である。
▲空沼岳(そらぬまだけ)(1249m)
 恵庭市との境界の山で、ファンが大変多い。むかしは藤の沢や簾舞からも駅の案内表示があった。空沼登山口までバスが入っている。登山道はなだらかで、山頂に近く万計沼(ばんけいぬま)・長沼・真簾沼(まみすぬま)などがある。
 万計沼畔に、"空沼小屋"があり北大が管理している。なお、常盤小中学校の子ども達による"森林警備隊"は、空沼岳の自然保護のため登山コースのごみ拾いなどの奉仕作業を行っていることを知っておいていただきたい。


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