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更新日:2015年1月20日

冬季オリンピック・パラリンピック札幌招致

<司会(吉田さん)>
キーワードそれでは続いて、第3部、「冬季オリンピック・パラリンピックの札幌招致」についてです。

市長から、私はこう考えるというような話をしていただいて、それについて皆さんから一言ずつコメントをいただくという形で進めたいと思います。

 

 

 

 

 

<上田市長>
私は、市民の皆さん方の意見を聞くという立場にありまして、基本的には多くの皆さん方の議論が煮詰まれば、やるにしてもやらないにしても、その方向で考えていくことになります。

ただ、私個人の考え方としては、札幌では、1972年のオリンピックによってこれだけの大きな都市整備ができて、近代的な大都市がつくられてきたと思っています。そして、オリンピックの精神が残っています。オリンピックというのは、みんな成功するのです。世界の大スターがみんな集まるわけですから、オリンピック自体は成功しないわけはないのです。ただ、オリンピックシティーになるということの意味は、大会が成功するかだけではなくて、それを支える私たちのまちづくりが成功するかどうかということです。それは、私たちが札幌を世界に羽ばたかせる、世界からの評価に耐えられるまちをつくるだけの度胸が据わっているかどうかということでもあるのです。

そんな意味で、チャレンジするのには極めて価値のあるものとして、私はオリンピックを捉えております。札幌は、それに1回チャレンジして、成功させました。市民の誇りを持ち続けることができたまちだと私は思っております。

また、今、施設の老朽化を面前にしており、それを維持するのにもお金が相当かかります。オリンピックをやるかやらないかは別にして、かなりのお金がかかるという状況の中で、もし本当にもう一回オリンピックを実現するというみんなの意思が固まりさえすれば、お金の問題も飲み込んで、オリンピックはやるべきだというふうに私は考えております。

ただ、市民の皆さん方から、お金がかかり過ぎて、とてもではないけれどもそんなことができる状況ではない、もっと先でもいいのではないかという話が出ることも十分あり得ると思いますので、多くの皆さん方の意見をしっかりお伺いしながら決めなければならないことだと思っております。

なお、1972年と違うところの一つに、パラリンピックがあります。1972年のときにはオリンピックだけでしたけれども、その後にパラリンピックも開催されるようになりました。パラリンピックが札幌で開かれるならば、さまざまな意味でバリアフリーといいますか、ユニバーサルデザインが標準化するまちづくりが可能になってきますし、追求しなければならない課題になってくるだろうというふうに思います。

これは障がいを持った方たちの競技でありますけれども、高齢化社会においては、みんながどこかに障がいを持っているとも言えるわけであります。それは体力の弱化によって、必然的に起こることであります。ですから、パラリンピックを契機に、まちづくりの方向性をしっかりそういうものに向かっていくということができれば、すてきなことだなと思っております。

予算等については、10月号の広報さっぽろでご説明しておりますように、4,045億円を考えておりまして、札幌市が負担しなければならないのは715億円という見積もりを出させていただきました。もっと増えるかもわかりませんが、一応の目安ということで提出させていただいております。特に若者はこれから借金を背負っていくわけでありますので、意見を頂戴したいというふうに思っております。

 

<司会(吉田さん)>
ありがとうございます。期待すること、課題として考えることについて、コメントをいただけたらと思います。

 

<岡崎さん>
岡崎氏やはり、今、市長がおっしゃったとおり、いろいろな意味で誇りになると思いますし、若い方の自信にもなると思いますので、ぜひやっていただきたいです。

開会式、閉会式の会場は札幌ドームということで、新たに建物を建てず、非常にコンパクトな開催を想定されているということで、私は非常に賛成です。

私の住んでいる藤野には、リュージュの競技場がまだあります。今は公式の競技場ではないのですけれども、冬場にリュージュの体験会を3回か4回やりました。1972年当時に「りんごちゃん」と呼ばれていた方に手ほどきを受けました。オリンピックは、ぜひまたやっていただきたいと思います。

 

<谷村さん>
私も賛成です。施設については、オリンピックが終わっても活用されるような形のもので、その後のコスト回収が可能なものを造ってほしいです。

また、各施設を回る観光コースのツアーなどを企画してもらって、北海道に来ると、オリンピックはここでやったのだよ、リュージュはここでやったのだよというようにしていただきたいと思います。有料でも構いませんので、体感して楽しんでもらえるようなオリンピックの後の使い方を練っていただきたいです。

それから、スキーならニセコや富良野、アイスホッケーなら苫小牧とか、地方に競技を分散して、そこにある温泉施設などをフルに使っていただきたいと思います。

また、北海道の方言を話したりして、選手の人たちにただ競技をしてもらって帰すのではなく、温泉につかってゆっくりして帰っていただきたいという、おもてなしの札幌オリンピックにしていただきたいという希望があります。

 

<青木さん>
北海道の全員が参加するオリンピックにしていただきたいです。全員でうれしくなって、楽しくなって。その後に大変さが残りますが、これは宿命であると思うのです。オリンピックをやらなかった後悔よりも、やった後悔のほうが北海道民に残ると思います。

あのときはよかった、あのときはだめだったと。オリンピックというのは、昔にさかのぼってだめだった、昔はよかったというお話ではなく、直前までよくて、その後にすぐ反応が来てしまい、悪い思い出しか残らないのです。ただ、それを事前に踏まえた上で何かの対策を考えていただき、オリンピックの開催をぜひしていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

<棚元さん>
私もオリンピックには賛成で、とても楽しみです。就職でどこに行くかはわからないのですけれども、こういう大きなイベントがあると、大学の仲間とまた集まろうというふうにできるので、こういう大きなイベントがあることはすごく楽しいことだなというふうに思っています。

オリンピックを開催するに当たっては、大学や学生との連携をぜひしていただきたいです。札幌をPRするすごくいい機会だと思いますので、何かと連動した企画をぜひ進めてほしいなと思います。

市民の皆さんがオリンピックにかかわって、自分がオリンピックを支えたり、その一部となったということを将来に誇れるようなオリンピックになればいいなと思っています。

 

<須永さん>
須永氏僕も賛成です。冬季オリンピックが始まるころには、アジア圏も経済発展していると思うので、集客が見込めると思います。アジア圏に住む方々は、「北海道はすごくいい」と言うのです。そういった方々がいいと言っている理由には、自然が豊かであるといった北海道らしさがあります。

ですから、オリンピックをやる上では、ただ新しいものをつくるのではなくて、今あるものをどう生かしていくかが重要になってくるのと思います。

 

<水本さん>
水本氏私も賛成でございます。1972年のときは川沿地区に住んでおりましたけれども、子育てに忙しく、テレビは見ておりましたけれども、どこかよそごとのような自分でいたことを反省させられます。

雪まつりも同期間に開催していただくと、来てくださる方も同時によさを満喫していただけるかなと思います。

私どももあと何年かで杖をつくか、松葉杖になるか、車椅子になるか、そういう道をいずれたどることと思います。パラリンピック開催を機会に市内がバリアフリー化されて、そういうときに気軽に出かけられるようになっているといいなと希望しています。

 

<上田市長>
市長貴重なご意見をどうもありがとうございました。方向付けという意味合いでとてもすばらしいご意見をたくさん頂戴できたように思っております。

まさに、このまちで生活する者にとって大事にしてきたものを壊さないように、そして、それこそが私たちの誇りであり、世界のいろいろなところで住んでおられる方々にこのまちを愛でてもらうといいますか、楽しんでもらうための努力をしていかなければならないと思います。

その一つとして、イベントとしてのオリンピックがあります。それを成功させる市民の力、これこそが世界からの憧れの的になるようなものとなったら、そして、オリンピックを成功させる運動自体がまちづくりであるというような視点で考えていくことができたら、とてもすてきな事業になるのではないかというふうに思います。

一方で、誰もがやればいいなというふうに思っても、やはりブレーキになるのは予算のことだと思います。いいと思っても、身に余るものであればやってはいけません。私たちの時代だけではなくて、後々の子どもたちに過剰な負担になるというようなものであっては、もちろん選択してはいけないことだというふうに思います。そのためにはコンパクトなものにしなければなりませんし、厳正な予算づけの枠組みを財政規律ということからしっかり考えた上でやらなければならないことだと思います。

既存の施設を十分に使いこなし、そして、新しくつくるものはその後にどういうふうに使われるのかをしっかり頭に入れた上でやらなければなりません。再利用、あるいは、オリンピックが終わった後の活用を十分視野に入れながら設計していくというようなことが必要です。また、まちづくりの上でハード設備をどこに置くかということも十分な議論をしながら進めていかなければならないことだと思います。

それから、自然を壊してはいけないということもあります。例えば、滑降競技では、距離の問題や傾斜の問題からいって、札幌市内ではできず、1972年のときには、多くの議論の中、恵庭岳の原生林を刈り取ってつくらせていただきました。ただ、深い傷を与えてしまいましたので、復元をしております。次回にもしやるとしたら、それは札幌では無理であるわけでありますので、ニセコだとか富良野だとか、そういうところにお願いしなければならないということがございます。

なお、ほかの競技についても、ほかのところでできるものはやったらいいのではないかというご提案も納得できるのですけれども、オリンピックは基本的にその主催する都市のエリアでやらなければならないという約束事になっているようであります。規約等の柔軟な運用で何かできることがあれば、そのような方法を考えるのはとても大事なことかなと思ったところであります。

いずれにいたしましても、皆様方がご心配になっていること、期待されていることをしっかり総合して、方針を決めさせていただきたいと思っております。

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