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ホーム > 南区の取り組み > ふらっとホーム2012in南区 > 地域における「保健・福祉・医療」のあり方(3)

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更新日:2013年2月1日

地域における「保健・福祉・医療」のあり方(3)

<司会(吉田さん)>
今、高齢社会のお話で、比較的日常の話をずっとされてきて、旅行は楽しい非日常なのですけれども、余りよくない非日常というか、災害が起きたときにどのようにするかということについて、金子さんからお願いします。

<金子さん>
2点ほどお話をしたいと思いますが、その前に、私も運動が好きで、年をとると歩くのが一番いいということで、芸術の森の中を歩いていたのですけれども、今年はクマがしょっちゅう出て、立入禁止が多くて、なかなか歩けませんでした。また、冬になると、私どもの町内会に階段道路がありまして、ボランティアを募って、月1回一緒に除雪をしています。それと、パークゴルフ同好会をつくって、例会を月2回ずつやるとか、今、そのようなこともやっております。
早速、最初の防災の関係です。
保健、福祉、医療がテーマですけれども、防災の関係は、特に福祉と深いかかわりがあると思います。特に、3.11の災害以来、町内の皆さんも非常に関心を持っていただいて、うちの連合会でも、防災マップ―安心・安全マップをつくるように、今段どりをしております。危険箇所などの把握が難しい状態ですが、こういうものを一回つくって、何年かに一回更新していきながら、どんどんいいものにしていきたいと考えております。
あと、防災の中で一番問題になるのが、単独避難困難者です。これらをどのようなかたちで把握して、それをどうサポートするのか、そんなことを町内会の福祉部で検討しているのですけれども、個人情報の関係もありまして、民生委員と協力してやっているのですけれども、実際に私がというふうに手を挙げてくれる方が少ないです。うちの町内会全体で約450戸くらいありまして、実際はかなりの数がいるはずなのですが、なかなか皆さん手を挙げてくれません。何とか、それを一軒一軒回って調査しながら、同意を得て、単独避難できない方は、だれかサポートをつけて避難できるようにと考えております。
他にも、実際に避難するときに問題なのは、どういうものを持って避難するかということです。例えば、薬を飲んでいたら、その薬を持って出ないとまた大変になります。それから、寝たきりの人ですね。この人たちをどのようなかたちでやっていくか。車いすでも、私どもの町内会は坂道なので、かなりきついところがあるのです。
そのようなことも検討しながらやっていっているのですけれども、一番問題なのが、いろいろな避難指示が出たときに、それを住民にいかに早く伝えるかということです。この間の3.11でもあったのですけれども、広報車で歩いただけですと、冬などに戸を閉めていると聞こえなかった方が結構いるということもあります。一番いいのは、防災無線のようなものがついていればいいのですけれども、かなり金額がかかるということです。
その辺は、町内会単独ではなかなか無理なので、行政と協力して何かいい方法はないのか、考えていきたいと思っております。
それから、実際に避難したときの避難場所ですね。うちの町内会の近くは中学校ですけれども、実際に障がいのある方とか、お年寄りとか、病気を持っている方は、学校の体育館と言われてもなかなか大変だと思うのです。できれば、福祉施設などと連携して、そういうところに避難できるようになればとも考えております。
防災についてはこういうことですけれども、もう一点追加してお話ししたいのですが、今、うちの方で3世代交流サロンというものを考えております。よく会館などを使って月に1回か2回やっているサロンはあるのですが、私どもは常設のサロンをつくりたいと考えているのですけれども、経済的な問題とか、どこに相談していいのかという窓口の問題、それから税制の問題があります。
例えば、曜日を決めて、月曜と水曜は食事を出すとか、学校が終わった子どもたちにも来ていただいて、うちの町内にいる先生のOBなどに宿題を見てもらうとか、そんなこともできないかと考えております。それこそ、先ほどの子どもを育てるお母さん方ですね。3世代で交流していけば、解決できるもとになると思います。
ちょっと理想を高く掲げているのですけれども、なかなか難しい問題がたくさんあります。その辺は、行政と地域で上手く連携しながらやっていきたいと考えております。

<上田市長>
対話の様子すばらしいお話だと思います。やはり、おじいちゃんがそばにいない子どももたくさんいますから、そこに行けばいろいろなおじいちゃんやおばあちゃんに会える、世話をしていただける、ひょっとしたら勉強も見てもらえるみたいなことは、高齢者にとっても非常にハッピーですし、子どもの世代にとっても非常に大事なことだと思いますので、そういうことに自主的に取り組むことができる場所を確保するということは、非常に大事なことだと思います。
今、介護を必要とするような皆さん方については、介護施設ではなくて、お互いに助け合うことができる場所をつくろうというプランも立てているところです。そこまでいかなくても、先ほどサロンのお話が出ていましたが、大変興味深く、子育てサロンの高齢者版と、多世代がそこに集まることができる拠点づくりというのは、これからとても大事なことだと思います。私も、そのご提案を生かすことができるような仕組みを考えていきたいと思います。
それから、防災につきましては、一人でおられる方々の個人情報ですね。どういうお薬を飲んでいて、どこに連絡したらいいのかということを、ペットボトルに紙を丸めて入れて、冷蔵庫に入れておくのです。そうすると、救急隊員が来たときにそれを開けて見ることで、どこをどうすればいいかすぐにわかる。病歴もわかるし、処置の仕方もすぐにわかる。そのような運動を町内会単位で取り組んでおられるところがあります。
今、やはり、個人情報というのは、ものすごく壁になっておりまして、緊急の事態が発生したときにも情報が途絶えてしまうということがあります。そこを伝えていくために、個別訪問をして、元気なうちはいいけれども助け合おうよという隣近所の関係ができ上がっていくということは非常に大事だと思います。普通のときには見られたくない情報でも、健康を維持するためには、そういう危機的な状況になったときに見てもらって、適切な処置をとってもらうという準備は、みんなでとっていかなければならないことですし、そういうことでも説得できるかと思います。
いろいろな切り口でご提案をいただいたり、活動の報告をしていただきましたので、これを広めていく材料にしていきたいと思います。ありがとうございました。

<渡部副市長>
今週、10区の区長さんと、今年はどうだったかという話をしているのですけれども、どこの区でも防災の意識が高まりまして、どこの区でも問題になるのが要援護者をどうするかということです。やはり個人情報の問題をどうしていくのかということがこれからの課題ですけれども、先ほど体育館ではちょっと大変だというお話がありましたね。それで、今年東区にある特養と老健と区が協定を結びまして、避難所として協力をお願いする仕組みをつくりました。今後はグループホームを加えて、そういうかたちをつくるということです。
施設側としては、避難していただくのは結構だけれども、そのおばあちゃんなりおじいちゃんがどんな薬を飲んでいるのかわからない、介護保険でどんな段階にあるかはわからないなどの課題はありますが、こういう取り組みが東区から始まりましたので、これから順次、そういうところを参考にして、各区で少しずつ修正しながら進めていきたいと思います。

<司会(吉田さん)>
ありがとうございました。

 

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