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更新日:2011年2月23日

除雪

<司会(吉田さん)>
次に、除雪について、森さんよろしくお願いします。

<森さん>
森さん
生活路の除雪に関する毎年の年間費用の金額等を知る機会がないので、それについて市長からお伺いしたいと思います。そして、除排雪の費用は年々減少しているのか、それとも変わらず毎年推移しているのか。
手元の資料(札幌市 冬のみちづくりプラン概要版)を見せていただいていますが、対策等をいろいろする上で、費用が削られているのか、削られていないのか。これから冬が来ますが、大きな道路では、本州の人たちが来たらきれいに見えるような道路除雪になっていますけれども、実際に暮らしている市民、区民からすれば、正直に言いまして、生活している道路の除雪が物足りない、何とかならないかと常々思っています。
プラン策定に関しての学識経験者や市民公募委員などで構成されているとなっていますが、これにプラス、僕はふだんトラックに乗っているのですけれども、道路を使わせていただいている仕事をしている方々の代表者から意見を取り入れるとか、トラック協会の幹部たちに道路の使用について意見を求めることはできないのでしょうか。
確かに、市民感覚の意見も大事ですし、学識経験者の方々からの意見も大事ですが、特に、車を使って仕事をしている人たちにとっては、除雪のきれい、汚いにかかわって、例えば交通事故などいろいろなことが絡んできますから、ぜひとも、プラン策定のときには、職業ドライバーの意見も取り入れていただけるようにしていただきたいと思います。
それに伴って、凍結路面対策などですが、これももう少し有効的な活用ができないものかと思いました。凍結防止剤をまいても、一瞬は路面が解けて、走りやすい状態になると思うのです。しかし、氷点下の気温ですと、解けてしまって、今度は凍ります。そのときがかえって危ないという意見もあると思うのです。ですから、むやみに凍結防止剤をまかず、有効活用に意見を取り入れていただきたいと思います。
また、一番気になりましたのは、路上駐車です。法律ではどうにもならない問題なのでしょうか。正直、路上駐車をしている人たちも、車を買うときには保管場所を警察署から許可を得ているはずですが、その辺の違法性について除雪するに当たって、一歩踏み込んだことをできないのかと思っております。
毎年、違法駐車をしている車を避けて除雪をしている姿を見るのですが、根本的な除雪する以前の解決策も検討していただきたいと思っております。

<上田市長>
上田市長
札幌にとって、雪とはとても大変な問題です。夏と同じように、冬も都市における活動が行われることが一番望ましいと思いますし、今までの除雪というのはまさにそういうことを完璧にやっていくことが札幌市の役割だと考えて行政を進められてきたと思います。そのために、たくさんのお金を使ってまいりました。雪が降るのは12月から3月までの4カ月です。この4カ月をどう乗り切るかということで、札幌市民は多くの税金を使うようになりました。今は少し下がりまして、145億円前後です。どのぐらいのお金かというと、小学校を一つつくるのに20億円ぐらいです。ですから、毎年、小学校が七つぐらいつくっては消え、つくっては消えというぐらいのお金が都市機能を守るために投入されています。
除排雪と言いますけれども、その中の除雪の費用より排雪の費用の方が圧倒的に多いです。道を空けていくということも大変ですけれども、それをそこに置いておくと道が狭くなってしまうということから、一定程度ためたら郊外の雪たい積場まで持っていく、これにものすごくお金がかかるのです。札幌市は、これ以上はお金をかけられないということから、抑制していこうという方向に向かっているところです。
財政難ということで、要するにこれ以上はお金を使えないということを念頭に置いていただければと思います。
それでは、どうすれば満足度の高い除雪になるかということを考えるわけです。幹線道路は、都市間を結んだり、行き来の多いところですから、ここはしっかりやりましょうという方針は変えませんが、生活道路については、道路幅を6、7メートルも除雪をして車が行き来できるようにしようということも、本当は1台通れればいいではないかという考え方もあるのです。そういう工夫もできるはずだと考えたときに、必ずしも生活道路の雪を郊外まで、持っていく必要はないのではないだろうか。ある程度のものは道路のわきにためておく。そういう工夫をしていって、雪がまち中にある状態をつくっていくことによって相当倹約できるのではないかという考え方があります。
ただ、それによって交通事故が起きたり、救急車や消防車が入れないと困りますので、そのことはしっかりやろうということで、最低限、ここはどうしてもやらなければだめだということをしっかりやっていく、重点化する、あるいはめり張りのある除雪をやっていこうと考えております。
生活道路のある単位町内会が札幌市の中に1,800あります。その町内会の皆さん方、地域住民の皆さん方とそこを担当している除雪事業者、札幌市土木センターの3者、行政と業者と住民の皆さん方との間で、この地域の中ではどこを重点的にやらなければならないかということを5年かけてずっと協議してきているのです。既に3分の1の600ぐらいの単位町内会の皆さん方と重点的にここはどうしてもきちんとやってほしい、ここは住民たちは我慢するからという協議をさせてきていただいているのです。そういう中で、我慢できるところと我慢できないところをしっかり峻別していこう。そして、遠くまで排雪をするのではなくて、近場の学校のグラウンドや公園に仮置きしようという工夫もしているのです。そして、CO2排出を抑制しようということと、経費を少し安く絞っていこうという努力をしているところです。
雪解け近くになれば、学校の子どもたちが運動会をやるために早く乾かさなければならないので、子どもたちや保護者の皆さん方と一緒に雪割りをしようではないか、それでまたコミュニケーションが豊かになって、天気のいいときにみんなでわいわいがやがや協力して体を動かしていくと、声をかけ合ったり、地域のことをみんなで一緒に考えることができるようになるのです。
雪というのは、そういうコミュニケーションの道具にもなるし、地域づくりにも役に立つので、そんなふうに使っていきたいと考えていますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。
凍結道路が危ないということもよくわかりますし、それを防止するために塩化カリウムをまくと、対策にはなるけれども、公害問題が出てきます。あるいは、一時的には解けるけれども、再凍結してつるつるになって、もっと危ないではないかという話も十分承知しています。
ですから、みんなが我慢できるところ、その限界をみんなで探していくのです。そして、そのために除雪をしやすいように駐車をしないようにする。道路交通法上の問題、あるいは道路運送車両法で保管義務があるわけですから、本当は敷地内にきちんとしなければならないのだけれども、残念ながらそれが守られていないということについては、みんなで巡回しながら注意をしてもらう、消防団の方々にも手伝ってもらい、あるいは町内会の皆さん方で、みんなの邪魔になるのだからと、しっかり説得していっていただいているのが現状です。
最終手段としては法的措置ができますが、できれば自主的に、冬の間は特に違法駐車はしない、路上駐車はしないということについて合意を図っていくことに努めているところです。
そのほか、こういうプランをつくるときに、トラック協会やタクシー協会など事業者の皆さんにはたくさんの意見を聞いているはずです。大体には入っていただいて、どこが一番危ないという話も含めてご意見を伺いながらやっているところです。
それでも、冬は、みんなで一定程度は我慢しなければいけないところがあるわけです。それから、間口は自分でやってくださいということです。そして、自分の敷地にあるものは外に出さないということです。これは最低限守っていただかなければ、とってもとってもすぐに道路に雪がたまってしまいますので、そこら辺のマナーですね。自分の敷地だけがきれいになっていればいいという話では決してないのだということを守っていただくためのルールをみんなで徹底していけるように頑張っているところですので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

<森さん>
一番有効だと思われるのがロードヒーティングですが、使っている場所をもう少し考えなければいけないと思います。ここは要らないのではないかと思うところにもついていることが見かけられます。それは、電気代などいろいろなものを削減できる部分であると思います。
そして、凍結防止剤ですね。もうちょっと事故が起こりやすいところに重点的に比率を置くなど、それに伴って、防止剤ではなく、砂の箱をもうちょっと有効的に置くという方法を何とか考えていただきたいと思います。市の財政がどうにもならなくなる前にですね。

<上田市長>
砂まきは、市民の皆さん方から提案があった方法で、ペットボトルに焼き砂を入れて、いろいろなところに置いていただいております。今、コンビニエンスストアは市内に900店くらいありますけれども、670店舗ぐらいに協力していただいております。自分たちが危ないところに気がついたらまこうという形でいろいろな協力をしていただいておりますが、こんなに市民が頑張っているまちです。また、砂箱を置いてありますが、企業の皆さん方がお金をカンパしてくれて、それを支えてくれるなど、いろいろな意味でこのまちは助け合って、みんなで安全なまちにしよう、みんなで協力しようということが徹底しつつあるいいまちだと思います。
雪は邪魔だけれども、きっと僕たちのためには一番いい道具だと思います。この気持ちがあると高齢者を大事にしよう、障がいを持っている人を助けてあげようという気持ちになれるすごく温かいまちだと思います。雪が降ると札幌というまちは温かくなるという思いをみんなで共有できるとうれしいと思います。

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