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更新日:2011年2月23日

公共交通

<司会(吉田さん)>
引き続きまして、公共交通について、佐藤さんよろしくお願いします。

<佐藤さん>
佐藤さん私から、地下鉄の延伸について話したいと思います。先ほどから地下鉄はあまりよくないという話が出ていますし、去年の内容をインターネットで見ましたら、去年に同じような質問をされていて、市長が難しいと言っていましたので、僕はこれをしゃべっていいのかと思っていたのですが、友達や近所の人たちに言ってきてくれと頼まれたので、せっかくだから言わせてください。よろしくお願いします。
今、札幌市の総合交通計画策定委員会で今後のことを検討されています。その中で、公共交通の利用者は、特に南区の南部は高齢化率が高い地区なので減少しているというのを報告書で見ました。確かに、交通の利用については、報告書にあるとおり、高齢化によって家からあまり出ない人が増えてしまったとか、歩くのが困難になってタクシーを利用する方が増えているということも理由にあると思うのです。しかし、定山渓まで地下鉄を延伸すれば、札幌にとっていい可能性がたくさんあるのではないかと私の周りではみんな言っています。
まず、その一つとして、観光という形で利用できるのではないかということです。新千歳空港を利用して、札幌駅での乗りかえ1回で温泉街に行けるという魅力は、全国的に見ても、中心部から30分程度で温泉に行けるのは政令指定都市の中でも札幌だけではないのかと思います。また、薄野もありますので、そこから30分で定山渓のホテルに帰れるということも魅力的なことではないでしょうか。また、新幹線を検討中のようですけれども、そうなったら、なお利用価値が高くなるのではないでしょうか。
南区には、芸術の森を初めとして、いい施設がたくさんありますが、車を止める駐車場があまりないので、地下鉄があればとても利用しやすくなるのではないかと思います。また、常盤には福祉施設も結構あるはずなので、そちらにおじいちゃん、おばあちゃんが入っていればみんな車で行くと思うのです。地下鉄があれば、僕なら地下鉄で行きたいと考えております。
先ほども市街化調整区域の話などいろいろ出たのですけれども、最後に一つ言わせてもらいたいと思います。南区は人口が減ってきて、もしかしたら増加は見込めないと考えているのかもしれませんが、市街化調整区域が多いから家を建てられなかったり、マンションも建てられない、高さの制限があって、私の家も3階建てにできないということもありました。こういうことがあるので人口が増えていかないのではないかと思うのです。緑豊かなのはすごく大事だと思うのですけれども、例えば、小金湯温泉地区だけとか、定山渓、簾舞のぎりぎりまでは福祉施設を建てられるようにしてはどうかと思います。僕も緑が好きで、家の周りは全部木で囲んでいるくらいですから、緑は残していきたいのですけれども、これから住む人たちに魅力的なまちをつくるためには、公共交通機関、地下鉄が必要なのではないかと思います。若い者の意見ですが、みんなもそう考えていると思います。
私は、昔から石山に住んでいるので、バスをずっと使っていました。昔は、市長も言っていたとおり、朝はすごいことになっています。始発のバスが6時50分に着く予定なのですけれども、1時間おくれて7時50分に着くのです。なぜか始発のバスが後から来るバスに全部追い抜かされているという事態も昔は起きていました。今は少し解消されていると思うのですけれども、僕らの世代はバスアレルギーなのです。バスに乗ったら学校にも遅れて、みんなそういうふうに暮らしていましたから、地下鉄が早く欲しいと子どものころからずっと思っていたので、こういう機会に言わせていただきました。

<上田市長>
全体の様子今でも、札幌市は地下鉄の借金で困っているのです。地下鉄はものすごくお金がかかることはご承知だと思います。今、札幌市で一番新しい地下鉄東豊線ができてから16年です。南北線は昭和46年ですから、札幌市民は地下鉄とは便利なものだと思って、38年が経過しています。
今、南北線、東西線、東豊線と3線になっています。最後に東豊線をつくるときの計画は、この3線で1日に80万人が乗ることを前提にして計算していたのです。ところが、札幌市民がなかなか乗ってくれないのです。地下鉄があるのに乗らない人が多くて、今は56万人です。計画から言うと24万人も少ないのです。それで、経営が必ずしも順調ではなくて、借金を返していく速度も遅くなってしまうという状況で、今、4,000億円の負債が残っているのです。これを返していくのは本当に大変なことです。
例えば、80万人が乗ってくれると少し延ばそうかという話になるのでしょうけれども、今はそれもできない状況が札幌の地下鉄だと思っていただきたいと思います。
ですから、乗れる環境にある人は乗ってください、地下鉄の経営を安定化させて、早く借金を返せる体制にしていくことを市民運動として取り組まなければいけないと思います。地下鉄は、必ずしも札幌市民のお金だけでつくっているわけではありません。国からもたくさんの補助金をもらっています。ですから、あるのに使わないというのは、都会人としては義務違反ではないかというぐらいに思っています。都市機能を維持するために札幌というまちに地下鉄をつくったのですから、乗れる人はみんな乗ってくださいというお願いをまずはしなければいけないと思っているのです。
ただ、それができたからといって、定山渓までというのはいかがかなと思います。やはり、交通機関として一番安心できるのは軌道系の乗り物で、だれもが欲しいと思いますけれども、それはお金との関係でどこかに限界があると思わざるを得ないと思います。
しかし、思い切っていただいて、本当にありがとうございます。答えはわかっていたと思いますけれども、そういう事情も勘案しながら、いかにバス等々の交通ネットワークをしっかり築いていくか、守り抜くかが我々の課題かと思っているところです。

<司会(吉田さん)>
借金の話をされると一番弱いですね。まずは地下鉄に乗ろう運動をみんなでやるということが大事ですね。

<望月さん>
今、若い佐藤さんは、地下鉄があれば、みんな車なんて捨てて乗るというご意見をくださいました。私は真駒内に35年くらい住んでいまして、地下鉄もバスもあるのですけれども、中央区に1時間に3本しかないバスで行っているのです。
年をとってきましたら、地下鉄に乗りたくないのです。階段が怖いのです。エスカレーターはあるのですけれども、階段は嫌なのです。高齢者は、冬は歩いていって、出札すると、そこで転んでしまうのです。それで、地下鉄は嫌で、バスの方がいいと言うのです。バスは時間にさえちゃんと行けばあるのです。それにステップも一つで済むと言うのです。これが年をとったときの現実です。それから、地下鉄に乗るには、若い方はそうは思わないかもしれませんけれども、着ているものなど、ちょっとかしこまる気持ちがすると言うのです。バスは何でもいいと言うのです。エプロンさえ外して、コートを着れば市の真ん中まで行けると言うのです。車一つだけですから、だれにも見られないと言うのです。そういうことも私たち高齢者は思っております。

<上田市長>
すばらしい意見をいただきました。かしこまるということはないのかもしれないけれども、地下街に出てしまうことがありますからね。

<望月さん>
そして、地下鉄に乗って行ったら方向音痴になるそうです。行った途端にどこに出ていいかわからないのです。

<上田市長>
地下鉄にたくさん乗ってほしいという話をしたのですが、乗りたくない理由もあるというお話までちょうだいしました。

<吉澤さん>
地下鉄の話とは違うのですけれども、藤野にいるときにすごく思ったのは、バスが走っていて、朝や夜の通勤時間帯はすごく混むのです。しかし、昼間は本数も少なくなって、例えば定山渓に行くのは1本や2本になって、がらがらです。そういう事情で、バス代は南区に入ると急に高くなるのです。もしかしたら、中央バスもそうかもしれません。利用者がいないとバス代はどうしても高くなるのです。昼間の時間帯はバスの便数が少ないということは何とかならないかと前から思っていたのです。
しかし、よくよく見ていると、昼間の時間帯は定山渓の方へ行くバスは込んでいるのですね。それは、日帰り温泉の無料送迎バスや、定山渓で働いている人たちの送迎バスなどがたくさん走っているのです。そういう人たちが、専用バスを走らせるのではなくて、公共交通機関を守るために、空で走っているバスに乗れるようにならないのかと思うのです。
これは、バス会社がやっていたり、それぞれのホテルや日帰り温泉の施設の問題もあるかもしれませんが、すごく無駄に思えますし、そういうことが解決したらバスの便数も増えるだろうし、多分、運賃も安くなるのではないかと思うのです。なぜそういうところをうまくできるようなシステムができないかと思っていたので、付け加えさせていただきました。

<上田市長>
我々は、道路をつくるときに、人はどういう動きをするかというパーソントリップ調査をします。それをもとにいろいろな都市計画を立てるのですけれども、どういう交通手段でどこへ行く人が多いのかという統計をとって、その上で、自家用車で行かれる方、バスで行かれる方という分類をして、あるいは時間帯の問題もそうですが、バス会社は必ずチェックをしているはずです。やはり、送迎バスはそちらの方がコストが安いとお考えになってやるわけです。それが一つのサービス手段であったり、雇用を確保する手段であったり、それぞれいろいろな理由があってそういうアンバランスが起こり、ある意味では公共交通機関が痩せていく原因になっているのかもしれません。バス会社の皆さん方とは、またいろいろ話をしなければならない機会がありますので、今のご意見はしっかり伝えていきたいと思います。

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