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ホーム > 南区の取り組み > 平成20年度「南区タウントーク」 > 「シーニックバイウェイ北海道」の取り組みの紹介

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更新日:2011年2月24日

「シーニックバイウェイ北海道」の取り組みの紹介

<司会>
それでは、テーマの「シーニックバイウェイによる新たな地域活性化」に沿って会を進めてまいりたいと思います。
シーニックバイウェイを直訳すると、景色のいい脇道、寄り道という意味だそうです。本日は、道内各地の取り組みや、南区における検討状況を皆さんにご紹介するとともに、市長と検討協議会メンバーとのパネルディスカッションを実施していきたいと思います。
最初に、道内の具体的な活動事例につきまして、制度の概略も含め、シーニックバイウェイ支援センターの原文宏理事からご紹介いただきます。

原さんの写真有限責任中間法人シーニックバイウェイ支援センター 理事
原さん

シーニックバイウェイ支援センターの原と申します。
北海道のシーニックバイウェイの情報発信、広報プロモーション、各地域で活動されている方々の人材育成を基本的な仕事にしております。各ルートというより、北海道全体のプロモーションを行うことが主眼でございます。
シーニックバイウェイというのは、道の持っている広い、つなぐという機能を有効に使おうということです。地域の方々が主役となります。一般的に、行政的な色彩の強いプロジェクトは、大枠を上で決めてだんだん下りてくる感じになりますが、このプロジェクトは、例えば、札幌市の職員の方が申し込まれても受け付けられない仕組みになっておりまして、あくまでも地域の方々が集まって地域をこうしたいというものをつくらないと指定を受けられない仕組みになっております。
もう一つの大きな柱は、行政や企業などと連携しながら広域的に展開する、この連携と広域性というのがシーニックバイウェイ北海道の大きなコンセプトでございます。今までだと、みんなまちごとに観光パンフレットをつくっています。でも、観光客にすると、もっと広域なものをもらった方がよっぽど使いやすいわけで、地域戦略の上からもこれからは連携と広域性がすごく重要だと認識しています。
現在、グリーンの所が指定ルートで、オレンジの所は候補ルートです。候補ルートから指定に向かっていくことが一つのプロセスになっております。
現在、指定ルート7、候補ルート4で、全体で350団体ぐらいが参加しております。学校法人、農業法人、商工会、花植えをやっている地域づくりの団体とか、いろいろな団体が入っています。
具体的な事例ですけれども、これは阿寒・摩周・中標津リレー清掃です。今まであまり支庁を越えて交流した経験が無い場所ですが、観光客はちょうど横切るように通過しております。今回、釧路のルートは、その二つが一緒になって連携するようなことを初めてやり始めました。
国道453号沿いで、5月30日に、453・530(よごさんごみゼロ)キャンペーンというのを支笏湖と洞爺の人たちがやっています。もともとは洞爺湖にある活動団体がやっていたことを、シーニックという活動の中で広域化し、連携したものです。おととし西区の三角山放送と連携して、清掃ツアーということで、有料で札幌の方々にバスで来て清掃していただいて、その後、果物村でりんご狩りなどをやっていただいたり、コミュニティビジネスみたいな方向にもなってきて、広域にやることの効果は非常に大きいと思います。
北海道には、最近、アマチュアカメラマンの方が撮影ツアーみたいなことでたくさん来られます。このポイントはいいですよと言うと、道路脇でバスを降りて10人ぐらいが三脚を立てて撮影をされます。ただ、交通安全上、とても危険です。そういったところを抽出して、どういったパーキングをつくればいいのかという、ビューポイントパーキングを道路管理者と地域の人たちが協調してやっているプロジェクトの例です。
これは、我々はシーニックデッキと呼んでいます。左側は羊蹄山です。牧草の刈り取りが終わった後に、ウッドの仮設デッキを持っていって、隣にちょっとした飲み物などをサービスする場所がありますけれども、地域の方だけが知っている絶景ポイントみたいなところを仮設的につくって、新たな観光スポットづくりをしていく。地産地消的に横に産直品か何かの場所をつくりながら、農業と連携していくようなことを考えているわけです。
これは、シーニックカフェと言いまして、先ほどのシーニックデッキに、ちょっと飲み物や、レストラン的なことをやっているところは食べ物も出しています。釧路の方では6カ所ぐらいありまして、ドライブ観光の方々を案内しています。シーニックデッキとかシーニックカフェみたいなものが、今、全道に大体五、六十カ所設置されております。
これは、ScenicNight2008ですが、支笏洞爺ニセコのルート全域で約3万本のキャンドルを一斉に点灯するという行事です。2006年から始まって、3年間ずっと続けられています。だんだん根付いて、企業の広告も頂けるようになってきていますが、こういう継続する体制が重要だなと思っています。
もう一つ、ウインターサーカスとあります。これは旭川の方の事例で、コンセプトは、アーティスト・イン・レジデンスという考え方です。アーティストとか、学生でデザイナーを目指している方々がデザインして、地域の方々と一緒に創作活動をするということを実験的にやってみました。大変好評で、その後、場所が四、五カ所に増えて、冬の雪像とはまた違った地域のイベントとして動き始めています。
このほか、シーニックの情報発信としては、シーニックバイウェイプラザ・イン中山峠があります。中山峠に道の駅望羊中山があり、その上の方に中山峠写真の森美術館がありますが、その一部を地域の方々がシーニックの情報拠点としてさまざまな情報を提供しております。それぞれのルートのホームページなどをつくり、観光客などに提供しています。
こういった情報をANAとか旅行代理店とかレンタカー会社に提供しましたら、シーニックバイウェイをテーマにした旅行商品をつくっていただきました。
もう一つ、今やっているのは、カーボンオフセット型のツアーです。これは、旅行者の方々に、自分が出した二酸化炭素を吸収するのに等しい植林をしていただく。植林分のお金を旅行料金の中に入れて、それで相殺します。オフセットというのは相殺するという意味ですが、地域の方々と連携して、地域の方々が持っている場所にシーニックの森ということでつくっております。
こういったことで、地域の方々を主体に、広域に連携するというコンセプトのもと、さまざまな活動が実施されています。

<司会>
原さん、ありがとうございました。こうしたシーニックバイウェイの取り組みを南区においてもやってみましょうというのが、本日のテーマになります。

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札幌市南区市民部総務企画課

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