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更新日:2011年2月24日

参加者との意見交換

<司会>
ここで、上田市長から皆さんに、市政の重要課題について、2点ほどお話があります。その後、フリートークに移りたいと思います。

上田市長の写真市長
今、札幌市で取り組んでいる、市政上の重要課題ということで、どうしても皆さん方にご協力をいただいたりご理解をちょうだいしたいということについて二つほどお話をさせていただきたいと思います。
まず、第1は、ごみの有料化の問題です。
何度も何度も、何年も何年も議会の中でも討論されてまいりましたけれども、この第2回定例市議会で、5月22日から6月11日にかけて議論していただきまして、来年7月からごみの有料化ということが決まりました。
大きな目標はごみの減量が第一であります。G8サミットがございましたけれども、世界でも地球温暖化という問題が極めて厳しい状況であるという認識の中で、今こそ私たち一人一人が地球環境の問題を考えて実際の行動に移さなければならない、こういうことが確認されたところであります。
札幌市といたしましても、ごみの減量で省エネルギーに通じる生活態様に改めていこうということと、できるだけ捨てるごみも少なくしよう、燃やすことができるごみも減量化していこうという目標を立てて、みんなで協力していこうと。ごみを少なくするためのさまざまな政策を立て、それを実現するためにお金も必要だ、お金を払うことによってみんなが意識化していくことに通じることができるようにしていきましょうとお願いをしたところであります。
これから、環境局の職員が皆さま方にしっかり説明をさせていただくため、全区で3,000回ほど説明会を開こうかと、今、計画を立てているところであります。
どういうことをすれば私たちの環境が保全できるのか、ごみを減量化することができるのかということを、職員がお近くまで行ってご説明させていただきたいと考えておりますので、ぜひともご参集いただき一緒に考えていただきたい、そして、一緒に行動をとっていただきたいと、お願い申し上げたいと思います。
2点目でありますけれども、子どもの権利条例をつくろうということで、今、議会にお願いをしているところであります。お手元の「子どもの笑顔が輝くまちに」というパンフレットの中で、わかりやすく説明させていただいております。
子どもの権利条約というのがございまして、1989年に国連総会で全会一致で採択をされた条約であります。今まで、子どもは戦争の犠牲者になりまして、第一次世界大戦のときも、第二次世界大戦のときにも、いつも戦争孤児がいて、子どもが親から育てられる場所が無くなってしまう、そういう戦争がたくさん起きたことで、子どもを保護していかなければならない、そういう子どもの権利宣言というのが今まで何度かされたことがあります。その延長線上と言ったらおかしいですけれども、子どもの権利と、自分自身でもっと物事を考えることができる、立派な社会人、立派な市民になれるための子どもという概念を持たなければいけないという考え方に立ち、子どもの権利というものの内容を、もっともっと詳しく、皆さん方と一緒に考え、子どもが成長・発達していく力をみんなで押し上げ、サポートしていこう、こういうことを定めなければならないというのが国際的に承認をされております子どもの権利条約というものであります。
具体的に何をすればいいのか、みんなで議論し、市がこれからやらなければならない、市民の皆さんと一緒に子どもたちの権利をどう擁護していったらいいのかということについての条例をつくっていこう、そういう内容がこのパンフレットに書かれております。
今、継続審査になっております。今度の第3回定例市議会でも議論をされるところでありますので、ぜひ、皆さん方にこの内容についてご理解いただきたいと思っております。
反対をされる方は、今さら子どもの権利を定めると、子どもがわがままになって学校や家庭が崩壊してしまうのではないか、そんな言い方をされることがあります。
しかし、私はそうではないと思っております。本当に正しい権利の行使の仕方を知っている子どもは、人の権利も尊重しなければならない、そういうことを学ぶことができるわけであります。自分の権利か人の権利か分からないような育て方をいたしますと、今問題になっているモンスターペアレンツのような、そういう大人になってしまう可能性があるというように私は思っております。
子どものころから、自分たちのことは自分たちでしっかりやる、そして、自分の意見をしっかり持つようにしようと、そういう育て方、成長・発達をしていく子どもを、市が、あるいは大人がサポートしていく、私たちは条例をつくることによって子どもを立派に成長させていく、というようにしていきたいと考えているところであります。ぜひこの内容をご覧いただき、ご意見をちょうだいできればありがたいと思っているところであります。
ごみの問題と子どもの権利条例について、これから議会で議論がされますので、皆さま方にぜひ議論に参加をしていただきたい、そんな意味合いでご案内をさせていただいたところです。この後、フリートークで、ぜひご意見をちょうだいできればと思っております。

<司会>
ここからは、会場の皆さまと市長とのフリートークの時間にしていきたいと思います。
市政に関してテーマは限定しません。ご意見のある方は挙手をお願いいたします。

氏家さんの写真真駒内地区 氏家さん
真駒内柏丘の氏家と申します。
札幌市の地下鉄駅の中で、真駒内駅だけが駅の両面を使用されていないのです。裏の方の整備について、澄川、西岡方面の利便性、土地の利用だとかいろいろな問題があると思いますけれども、トンネルを掘れば何とかなるかなという気もするのです。
マンションデベロッパーでも何でもいいのですけれども、民間の資金を利用したらお金もあまり掛からなくて、また、地下鉄の利用者も増えるのではないか。駅前の住宅ですから非常に利便性もあると思います。
もう1点、先ほどシーニックバイウェイの件で市長が言われました、無いものねだりより、あるもの探しということです。石山緑地は非常に整備され、前は野外劇場とかに利用されていましたが、ことし1年間は何も催しが無かったので非常に残念だと思います。何メートルぐらいあるか、採石跡でがけになっています。このがけを、彫刻のモニュメントをつくって利用したらどうかと思うのです。芸術の森も近いですし、芸術性のある彫刻を彫るとか、アメリカにもマウントラシュモア・メモリアルという所に各大統領の顔を彫ったモニュメントがあるのです。中国には石窟というのがありますけれど、そういう提案をしてみたいと思います。

市長
とても発想力が素晴らしいと思います。敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)みたいな、あるいは、アメリカでしょうか、大統領の顔が出ているのを私も何かで見たことがあります。
石山緑地をもっと魅力的なものにというお話は、私もあそこで演劇をかつてやっておられたことを知っております。市民の皆さん方が地元を大事にして、地場の劇場といいますか、野外劇場というような形でやることができればまた南区の魅力が上がってくるだろうと思います。函館の五稜郭も、毎年、市民が演劇をやっていますね。ああいうようなことが何かできれば本当に魅力的だなと私も思いますので、今までどういう形でやっておられたのか、あるとしたら何が障害なのかということも調べてみたいなと思います。
地下鉄の両面は、地域開発の問題で、どうしてそれをやらなかったのかというところからまず考えて、需要がどうあるのか、障害は何があるのかということについても調べてみたいと思います。

秋元南区長の写真秋元南区長
土地利用に関しては、調整区域のようないろいろな仕組みがございます。特にあそこは緑地になっておりますので、開発の制限という部分もございます。これまでやってこられなかった、こなかった、その点は詳細をお伝えしたいと思います。

※札幌市の見解
「地下鉄真駒内駅東(裏)側の開発について」
当該地は「真駒内保健保安林」、通称「桜山」とも呼ばれ、地域の方々に親しまれています。北海道が昭和45年に保安林および鳥獣保護区に指定していますが、保安林は、森林の持つ水源かん養、環境保全などの機能の発揮において特に重要な森林を指定するもので、都市環境上の必要性から伐採が制限されています。また、鳥獣保護区は、鳥獣の保護や繁殖を図る目的で指定するもので、保護区域では鳥獣の捕獲が禁止されています。
一方、都市計画法では、自然的環境の整備または保全への配慮を定めており、特に保安林等は森林として保全すべき土地とされていること、また、当該地の森林は、上記のように都市機能上重要な役割を担っており、札幌市では、当該地を原則として建築を抑制すべき「市街化調整区域」としております。
また、本市では、これからの札幌の都市づくりの指針として「札幌市都市計画マスタープラン」を策定し、その中で「持続可能なコンパクトシティの再構築」を都市づくりの基本理念に掲げ、市街地の拡大抑制を基調とし、既存都市基盤を有効に活用しながら都市の魅力と活力を向上することを目指しております。このようなことから、当該地を建築物等の建築が可能な「市街化区域」に変更する考えは無く、今後もこの森林を保全していく必要があると考えております。
「石山緑地芸術祭について」
石山緑地芸術祭は、平成9年から町内会連合会、企業、学校、文化団体などで組織された運営委員会により平成17年まで9回にわたり開催されてきましたが、雨天時の対応や運営費などの課題もあって、平成18年以降、地域の判断で実施には至っておりません。
「石山緑地壁面の彫刻モニュメントの制作について」
石山緑地は、石山軟石の石切場の跡地で、その一種独特で非日常的な空間を形成しています。石切場としての産業遺産と公園各所に配置してある彫刻を対比しながら、公園全体を一つの彫刻としてみなしており、壁面はでき得る限りそのままの形状で残すことを基本的な設計思想としております。

千葉さんの写真澄川地区 千葉さん
澄川の千葉と申します。
来年からごみ有料化ということで、市役所での会議とか委員会でも、毎回、ペットボトルと紙コップというのは市の態度としてどうなのかなと思います。南区役所さんが麦茶をコップでご用意されるとか、そういうことから始めていった方がよろしいと思います。
きょうの資料も、本当に皆さんがこのすべてを必要とされているかという問題もあり、また、行政はすごく文書主義といいますか、部署間で文書を回し、それを廃棄してという形でものすごく大量のごみが出ると思うのです。
ごみの有料化には賛成ですけれども、市自身もごみを減らしていこうとされた方がよろしいのではないかと思います。

市長
紙コップはやっぱりやめた方がいいですね。札幌ドームでも大量に出るものですから、バイオカップというものに今切りかえつつあります。札幌ドームが発信基地となり、問題提起をしているところでございます。
先ほどごみの減量化が問題だと私は言いましたけれども、ご指摘のとおり、市役所の内部で、まず隗より始めよで、自分たちでできることをしっかりやっていきたいと思います。これはたまたま水道局がつくっているものですから、コマーシャルのつもりで置いたのですけれども、会議のときはポットで十分だろうと。私どももどう倹約したらいいのか、また徹底的に議論させていただきたいと思います。
大変素晴らしいご指摘をちょうだいしました。心からお礼を申し上げたいと思います。
きょう、さまざまな種類のパンフレットを提供させていただきました。ぜひ関心を持っていただきたいということでお届けをしているつもりです。読み終わったら、捨てるのではなくて、札幌市はこんなことをやっているよと読んでいない方に渡していただくというのが私としては理想形なのですね。市がやっていることを何とかお伝えしたい気持ちで、分かりやすいパンフレットをたくさんつくれということで、努力しているところであります。

梶浦さんの写真南沢地区まちづくり協議会会長 梶浦さん
南沢に市民の森があるのです。市が指定しているリラクゼーションの一つの場所です。南沢は非常に里山に恵まれているのですが、その中に、市が所有して、利用がされていないような森林があります。それについて、市はどういう着眼をしているのか、どれだけ対応を考えているのか、お聞きしたいのです。
シーニックバイウェイの地域資源のポイントをとらえていくためにも、非常に大事な課題として地域も苦慮している状態です。

 

市長
市が持っている土地で売れそうなもの、これから有効利用の考えが無いものについては、財政の問題もありますので、民間の必要とされる方に譲っていきましょうという形で今やっております。里山とか林間部などについては、緑を保全しておくことがいいと判断をしているものと、有効活用できるか検討中というのもあろうかと思います。
地域資源として活用できないかというご提案は、場所を特定して、計画をお尋ねいただければ、ご説明させていただきたいと思います。
市有地で、こういう使い方をして、あるいは、開放的に使った方がいいというお考えがあれば、まちづくりセンターでも、区役所でも結構ですので、お伝えいただければありがたいと思います。

区長
市民の森のお話がありましたので、1点付け加えさせていただきます。南沢の市民の森については、緑地を保全して、そこを遊歩道として活用する場として指定をしておりますので、有効に活用していただき、知っていただくことが非常に重要だと思います。そういった観点での、活用していただける方策を考えていきたいと思います。

梶浦さん
後で話した、市が所有されていて利用されていない所ですね。結局、現在どれだけ整備をされているのか。風倒木もありますし、ササも生い茂っているので、クマが喜んで出てくるのです。入ってはいけないと町内で言っても、山菜採りに入ったりして非常に危険ということも考えられるわけです。ある程度の実地調査と、ある程度の整備と、そういう点を一つ考えていただきたい。

市長
森というのは、放っておけば森でいるのではなくて、手入れしないといけないというお考えだというように思います。
3年か4年前に風台風がございましたね。あれでばたばた崩れている木が荒れ放題になっているものですから、それを切って1カ所にまとめるということで、私もボランティアの皆さん方と一緒に白旗山で活動させていただいたことがあります。市有林とか、そういう場所において、目的的に森を育てていくことをやっていかなければならないだろうなと思います。
ご指摘ありましたことについては、みどりの部局がございますので、私の方からも問題提起して、尋ねておきたいと思います。

※札幌市の見解
当該樹林地は本市にとって貴重な「みどり」であることから、将来とも市有地として保全していく考えであり、隣接の市民の森との一体的な利活用等についても、南区の地域資源の活用という観点から、整備内容および管理方法等について検討していきたいと考えております。

佐藤さんの写真厚別区 佐藤さん
厚別から来ました佐藤秀隆と申します。
ごみパト隊の件ですけれども、100人ほど用意して、職員が市内全区を回るみたいなのです。1人のごみパト隊の職員の予算が約800万円とお聞きしました。100人もいれば8億円かかるのですよ。2人で1台の車を用意してパトロールすると言うのです。
私の意見は、いろいろなところにお伝えしました。けれども、環境局の方は断固としてやると言って聞かないのだよね。上田様の許可を頂いたと。ごみパト隊は、区長様の考えのもとで回覧したら、市民が今まで以上にごみをきちんと分別して、推測だけれども、約10億円が浮くと思う。
二つ目として、ごみパト隊を町内でやってもらったらいかがなものでしょうか。班ごとに。それでやったら10億円も掛からない。それでも駄目だと言うのなら、まちセンが87あると聞いていますので、環境局の方87人を所長さんの部下として1人ずつ回して、シルバーさんで出したごみをきめ細かくやったらどうだという考えもあるわけです。

市長
ご協力ありがとうございます。
今の議論も、5月22日からの議会の中でたくさんちょうだいいたしました。ご理解いただきたいのは、ごみパト隊は、この切り替え時に、有料化、そして分別をもっときめ細かくやり、徹底していくという過渡期に、役所の人間がご指導させていただくことが適当であろうという考え方で、議会でもご説明させていただき、ご了解を頂いたところであります。
ご意見をちょうだいしまして、ありがとうございました。

<司会>
私たちの生活にはごみ問題というのは本当に直結していますからね。いろいろな方々の意見を本当にありがとうございました。
それでは、最後に、市長から全体を通して感想を頂ければと思います。

市長
南区の魅力をどうレベルアップしていくかということで、市民の皆さま方が大変素晴らしい活動を展開されていることをよく理解できたと思います。この南区には本当に素晴らしい資源がたくさんあることを再確認しながら、それをどうやってブラッシュアップしていくか、もっともっと多くの方々に関心を持っていただいて、その魅力をどう発信していくか、その活動自体がこのまちの魅力をまた高めていくことになる、こんなふうに思ったところであります。
皆さま方、またさまざまな場所でご活躍されますことを心からご期待申し上げまして、このタウントークを終了させていただきたいと思います。
ご協力いただきましたことを心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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