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更新日:2013年3月6日

手稲中央幼稚園の取組(平成24年度)

1.研究のねらい

本園は幼児の徒歩圏内に小学校、公立保育所、区役所、区民センターなどの公共施設、JR手稲駅、老人福祉施設など、様々な地域資源に恵まれている。そこで、この地域環境のよりよい活用を目指し、研究主題を「地域の環境を生かした幼児の活動を通して感性豊かな幼児を育てる」とした。

幼児が地域環境に触れ、地域の方との交流を通して『手稲』の町を好きになり、また、地域の中で育つ子どもたちを手稲の町の方々と見守り、支えることで地域の中で学びが連続していくと考える。

子どもたちが「手稲大好き!」という気持ちをもって成長していくこと、地域社会や環境と関わり合いながら自分の町に誇りを感じていきていくことができることを願っている。

2.取組内容

継続して取り組んでいる駅前花壇の花植えと世話(年中長・駅前商店会の方々)

目標

・地域との連携を通して、自分が地域一員であることを知り、手稲の町を好きになる。

・地域との関わりで感じたことや得たことを生かして遊びをより充実させる。

活動の様子

5月、駅前商店会女性部、手稲区保育子育て支援センター(保育所)と一緒に駅前花壇に花植えを行った。地域の方に教えていただきながら駅前がきれいになることを楽しみにしながら植えた。定期的に水やりに出掛けることで、子どもたちが花壇のゴミや雑草に気付く姿が見られ、友達に呼び掛け、きれいにする気持ちにつながった。また、散歩時に花壇のそばを通るなど日常的に目に触れる機会をもったり、地域の方が喜んでくれている場面を話題にしたりし、自分たちがしたことが地域の役に立っている実感をもてるようにした。

手稲中央幼稚園1

 

 

隣接する自然林や公園の遊びでの活用と定期的な清掃(全園児)

目標

林や地域の豊かな自然環境を活用して遊ぶ楽しさを味わう。

活動の様子

幼稚園に隣接する自然林で、春にはヨモギやワラビ、桑の実を集めたり食べたりし、秋には木にロープを張りダイナミックに体を使って遊んだり、木材を利用してツリーハウスをつくるなど、林の豊かな自然環境を生かして存分に遊びを楽しめるようにしている。日々、林での遊びを楽しみながら、草花や木の実が生息する場所や採っていい大きさを意識するようになった。季節の変化に気付きつつ、ごみが落ちていることにも気付き、きれいにしようとごみを拾い集める姿が自然と見られるようになっていった。いつも使っている大好きな林や公園は、自分たちだけの場所ではなく、地域に住む人が使う場所であることを知り、大切に使う気持ちが養われている。

手稲中央幼稚園3

3.成果と課題

駅前花壇の花植えを始め、地域の方たちや場所と積極的に関わりを深めてきたことで、地域に知り合いの方や知っている「物、事」が増え、すれ違う地域の方に元気に挨拶したくなったり、知っていることや自分たちのしていることを誰かに伝えたくなったりする姿が多く見られるようになった。このような取組を通して、幼児の中に手稲の町を大切に思う気持ちが育ってきている。自分の住んでいる町を好きになり大切に思う気持ちの芽生えが、生涯にわたって環境を大切にする気持ちの基礎となると考える。

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