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更新日:2013年3月6日

藻岩高等学校の取組(平成24年度)

1.研究のねらい

環境問題が非常に重要な国の政策課題になり、環境に関する意識と意欲を持った人材を一般企業でも必要とする時代である。そのような状況において、本校では「環境に優しい心を育むことは、他者に優しい心を育むことである。」をモットーに環境教育に取り組んでいる。

2.取組内容

生徒会での取組

目標

生徒会を中心とした生徒の主体的な環境活動

取組の様子

1.清掃ボランティア

2.ゴミの種分け運動

3.エコ学校祭(学校祭の中での環境宣言や使用済み食用油の回収、段ボールの再利用など)を実施

4.エコキャップ

藻岩高等学校1

文化環境委員会主導による取組

目標

環境に関する調査を行うだけでなく、データ分析をすることにより変化の要因を考えさせる

取組の様子

1.豊平川の水質検査を全校体制で実施

文化環境委員会による前年度までのデータ分析報告をした後、全校生徒で、豊平川水系から汲んできた水の水質検査を実施。経年変化を調査する。

2.ゴミの排出量調査を全校体制で実施

文化環境委員会による前年度までのデータ分析報告をした後、全校生徒でゴミを集め、発生するCO2の量を計算する。

藻岩高等学校2

 

北海道大学との高大連携授業「環境教育講座」(1年生全員)

目標

大学レベルの講義・実験・実習に携わることにより知識を吸収し、環境に対する考え方を深める。

取組の様子

1.北海道大学理学研究院・農学研究院・工学研究院・総合博物館・地球環境科学研究院・低温科学研究所の協力を得て45研究室で1学年の生徒320名全員が「環境に関わる講座」で1日、北海道大学で講義・実験・実習を行った。

2.講座のまとめとして生徒がパワーポイントを用いて各講座のプレゼンテーションをクラスで実施し、互選によりクラス代表グループを選出。クラスの代表1グループが全体発表会で、北海道大学の先生・札幌市教育委員会指導主事・保護者を招いた中で発表を行った。

3.北海道大学農学部長の松井博和教授による講演会の実施。

4.北海道大学のサスティナブルキャンパスコンテスト内で本校生の「環境教育講座」のプレゼンテーションを2グループ発表させて頂いた。

藻岩高等学校3

部活動関係

取組の様子

高文連第51回全道理科研究発表

・科学部「しょうが焼きがより柔らかくなるメカニズム」総合賞(7年連続)

・フィールドサイエンス部

「イバラトミヨの個体変異第3報~体高比~」奨励賞

「小型魚類の透明骨格標本の作製第3報」奨励賞

「改化石と地層解析による800万年前の札幌付近の古環境」展示賞

第36回全国高等学校総合文化祭自然科学部門(北海道代表)

・科学部『ショウガ焼きを柔らかくするには』文化連盟賞

3.成果と課題

成果

環境に関して新たな知識を吸収するだけでなく、興味・関心を持ったことに関して更に自分で学習して深めていく姿勢が多くの生徒に見られ、それにともなって進学先(進路先)についてもよく考えられるようになった。日常生活では、清掃やゴミの分別などを率先しておこなうなど、環境に関して考え、実践している。また、本来の目的である人に対して優しい心を確実に育んでいると思われる。

課題

これからは、もっと生徒たちの視野を広げさせる指導が必要である。環境が世の中の仕組みの中で法や経済等とも関係しているなど、生徒たちはもっと学んでいける領域がある。また、学んで実践していることをもっと外部に発信していく必要がある。

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