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更新日:2015年3月19日

北光小学校の取組(平成24年度)

1.研究のねらい

4つの特色ある植栽活動を通し、環境意識を育て、心の涵養を目指す。

A:たてわりグループの利用。

B:種植えから片付けまで、自分たちで行う。

C:「花からの言葉カード」を作成。

D:地域との協力。

2.取組内容

花トピアの取組(全学年行事)

目標

A:たてわりグループを利用した植栽活動を行い、各学年の役割を明らかにし、高学年が下の学年へお世話の仕方を伝え合う。

B:種植えから片付けまで、自分たちで行うことで、命あるものを育てる全ての活動を通して責任感を育む。

C:「花からの言葉カード」を作成し、人権意識を育む。

D:地域との協力で、協働の心を育む。

北光小1

学習内容

【A:たてわりグループの利用】

1年生から6年生のまでのたてわりグループで育てた。学校の歩道北側、東側のそれぞれ100mずつ、計200mの花壇を36か所に分け、1グループが1か所ずつ責任をもって育てた。5・6年生が中心となって、育て方を下の学年に教えてきた。日常のお世話では、3・4年生が水やり当番で、5・6年生が草取り役である。1・2年生は苗植え、草取り、片付けなどの全校一斉に行う場合に協力した。

北光小2

 

 

【B:種植えから片付けまで自分たちで行う】

 

3月に全校児童が、一人2鉢に計6粒の種を植えた。5月は畑おこし。全校が1組グループと2組グループの2つに分かれ、草や石、残った木の根などを取り除いた。6月には、全校一斉に一人3鉢3種類の花を植えた。7月~10月は、草を取ったり、水をあげたり、日常のお世話をグループごとに行った。11月は、全校で花の片付けをした。そしてまた3月に全校児童で種を植えた。

北光小3

【C:「花からの言葉カード」を作成】

各グループで1つ、花からの言葉を代弁するミニボードを作成した。自分では話ができない花に、子どもたちが代わって、もし話すことができたら、花はどんなことを考えているのか、という花の気持ちになってカードをかき上げた。前期は6年生のカード、後期は5年生のカードが歩道を飾った。カードの形は、左右のどちらから来た通行人にも見えるように工夫した。

北光小4

 

【D:地域との協力】

花の苗を植える時に協働していただいた。事前に依頼し、20名ほどの方がお手伝いをしてくださった。植える間隔や苗の扱い方など、グループに寄り添って見ていただいた。中には土曜日や日曜日にそっとお世話をしてくださる方もいた。

北光小5

3.成果と課題

成果

A:役割を明確にしたため、自分も高学年になったらこうしたいと下の学年が憧れを感じるようになった。高学年児童も、「君は今日、草運び当番。君はみんなのスコップを運ぶ当番。」など、お世話に関わる様々な仕事を分担して指示し、上手にグループをまとめる力が付いた。

B:「種植えから片付けまで」行う、1年間のサイクルを意識させることで、自分たちで育てている実感がより強くなった。責任感も増し、晴れた日の日常活動は高学年の姿であふれていた。

C:花の言葉を代弁するカードにネガティブな言葉が少なくなった。「枯らさないでね。」「踏まないでね。」という表現から「お水をもらえてうれしいな。」「大事に育ててくれてありがとう。」という内容に変わっていた。

D:地域の方が、植えることに協力するだけではなく、日常も見たり、声をかけたりしてくれるようになった。花のカードや北光小学校の歩道が飾られるのを楽しみにしていてくださるようになった。足を止め、見入る地域の方も多くいた。

課題

A:歩道の花壇であるため、植樹されているそばや、どうしても日陰になってしまう部分など、グループに若干の発育差が生じてしまう。

B:子どもたちが育てた植物から種を取り、その種を植えることができると理想である。しかし、現実には苗の発育の均一性を考え、環境局からいただいた種から始めている。

C:言葉カードには、ボードやステンレス画鋲など、風化を抑える工夫が必要である。

D:地域の方の高齢化、特定の保護者によるお手伝いの特定化の2点が課題である。

 

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