ホーム > 教育・文化・スポーツ > 学校・幼稚園・教育 > 教育についての取り組み・計画 > 幌南小学校の取組(平成23年度環境実践校)

ここから本文です。

更新日:2012年3月30日

幌南小学校の取組(平成23年度環境実践校)

1.研究のねらい

身近な自然との関わりを通して、自分を取り巻く自然環境に親しみ、抱えている環境問題について探究する。

2.取組内容

幌南の森幌南小には森があります。「幌南の森」という藻岩山の八合目に位置する、約11.8ヘクタールの大きな森です。ここでは、3年生以上の子どもたちが、森を歩き、自然について考える体験的学習が行われています。
校地内にはビオトープが設置されています。ミズナラやヤマグワなどの木々があり、観察や調査などの学習に活用しています。

1年生・生活科

活動目標

秋のビオトープや中島公園で、季節の変化に気付き、友達と一緒に様々な遊びを考えて、楽しく遊ぶことができる。

テーマ「あきとあそぼう」

秋の中島公園やビオトープで、どんぐりやまつぼっくりなどを集めます。

活動の様子

あきとあそぼうビオトープと中島公園での活動を通して、落ちている葉や木の実の違いに気付き、比較する姿が見られました。秋探しの後には、「みつけたよカード」に記入し、気付きを増やしていきました。ドングリごまやドングリ迷路などの製作や落ち葉をラミネート加工して楽しむなど、活動を広げました。

 

2年生・生活科

活動目標

あきがいっぱい1秋の中島公園や原っぱのある森で、自然とかかわりながら秋を探し、友達と一緒に遊びを工夫して、楽しく活動することができる。

テーマ「秋がいっぱい」

藻岩山麓の「原っぱのある森」や中島公園でフェスティバル用の木の実を集めます。

活動の様子

あきがいっぱい21年生を招待する「秋のフェスティバル」に向けて、材料探しをします。場所によって木の実の種類や量が違うことや場所の比較を通して、自分から自然にかかわろうとする姿が生まれました。自然のものを加工して周りの人と楽しみました。

 

3年生・総合的な学習の時間

活動目標

まちのみどり探検隊1ビオトープや幌南の森など身近な自然とふれ合い、植物や樹木、生き物に興味をもち、自分の言葉でまとめ、交流することができる。

テーマ「まちのみどり探検隊」

ハルニレの種から苗木を育てます。ビオトープや中島公園の木も調べました

活動の様子

まちのみどり探検隊22年後に植樹する苗木を、自分たちで種から育てる試みです。ボランティアの方々にご指導いただき、中島公園でハルニレの種を採集して植えました。ビオトープでは、一本一本に付けられた樹名板をヒントにウォークラリーをして理解を深めました。

 

4年生・総合的な学習の時間

活動目標

幌南の森の魅力発信1幌南の森の自然にふれ、植物や樹木、生き物に興味をもち、幌南の魅力を広い視野で発信し、交流することができる。

テーマ「幌南の森の魅力発信」

樹名板を製作し、幌南の森に設置します。森のガイドブックを作ります。

活動の様子

幌南の森の魅力発信2ボランティアの方による森の働きについての授業により、意識を高めた子どもたちは、それぞれのテーマでガイドブックを作りました。幌南の森の魅力を交流する会では、「もっときれいにしたい」「自然を豊かにしたい」という願いが表れました。

 

5年生・総合的な学習の時間

活動目標

命を守る幌南の森1植樹活動と植樹に関わる人々の思いにふれることによって、自然と人とのつながりを明らかにしていく。

テーマ「命を守る幌南の森」

カミネッコン(再生紙ダンボール製の苗ポット)を作り、幌南の森に植樹します。

活動の様子

命を守る幌南の森2ボランティアの方々の指導を受けて、親子でカミネッコンの苗作りをしました。苗木が大きくなり根が伸びた頃、幌南の森に自分たちの手で植樹しました。この体験から、森林を守っていく意義を知り、各自の課題を設定して研究発表会をしました。

 

6年生・総合的な学習の時間

活動目標

森林伐採が要因となる環境問題に関心をもち、森林資源に関わる環境について探究し、幌南の森に願いをもって働きかける。

テーマ「森から私たちの生活を見てみると」

森に巣箱を設置する活動を通して、生き物と森とのつながりを考えます。

活動の様子

森から私たちの生活を見てみると環境問題に力を入れている企業から贈られた巣箱。環境学習を積み重ねてきている6年生が、幌南の森にある既存の巣箱のメンテナンスを行い、メッセージを記した巣箱を新たに設置しました。その後、社会科の学習と関連させながら、食物連鎖や地球規模の環境問題など視野を広げて探究していきました。

 

3.成果と課題

成果PTAによる下草刈り活動

○ビオトープや中島公園、幌南の森を身近な環境として子どもたちは捉え、働きかけて環境への関心を高めている。

○森林ボランティアの方々に、活動内容の助言、材料の提供、活動時の指導などしていただいた。また、森林ボランティアの学習会に参加して、子どもの活動の様子を紹介したり、苗づくりに参加したりして連携を深めることができた。

○中央幼稚園と学習参観を相互に行ったり、合同で講師を招いて研修会を開催したりして、幼・小の連携を図った。

課題

○様々な環境との関連について学年に応じて学習活動に取り入れて、身近な環境に対する子どもの見方や考え方を広げる授業を展開していく。

 

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市教育委員会学校教育部教育課程担当課

〒060-0002 札幌市中央区北2条西2丁目 STV北2条ビル3階

電話番号:011-211-3891

ファクス番号:011-211-3862