姉妹都市交流

交流と協力をさらに前進させる架け橋

　昭和47年（1972年）の日中国交正常化共同声明の発表以来、日中の地域間の友好提携の機運が盛り上がり、札幌市は「往来がしやすく、緯度の似通っている」瀋陽市との友好都市の提携を希望していました。
　昭和55年（1980年）11月18日、札幌を訪問した瀋陽市長と札幌市長が調印を行い、友好都市提携が結ばれました。その後多くの学校や民間団体、企業などが友好関係を提携し、芸術・文化、経済、スポーツなど幅広い分野で交流を進め、相互理解と友好を深めています。
　平成27年（2015年）には、友好都市提携35周年を迎え、札幌市長が瀋陽市を訪問するなど両市の間で様々な記念行事が行われました。
　これを記念して、これまでの交流の歩みをまとめた「札幌・瀋陽友好都市提携35周年記念誌」を作成しました。

　・札幌・瀋陽友好都市提携35周年記念誌
　

瀋陽からの贈り物

瀋芳園 -しんほうえん-　（百合が原公園）

　昭和61年（1986年）に開催した「さっぽろ花と緑の博覧会」において札幌市が制作した中国の伝統的な自然山水の庭園です。垂花門（すいかもん）、遠香亭（えんこうてい）、繍誼亭（しゅうぎてい）は明、清代の建築様式。
　瀋芳園の屋根を飾る瑠璃瓦、奇岩『太湖石（たいこせき）』、石獅子は瀋陽市から友好の記念に贈られたものです。