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更新日:2024年4月11日

姉妹都市交流

1972年オリンピックで結ばれた街

「ビールの街」として有名な札幌とミュンヘン。
この両市には、昭和47年(1972年)の冬季・夏季オリンピック開催地に各々が選ばれるという、運命的な出会いがありました。
また、緯度や人口が似通っていたり、バイエルン州、北海道では共に畜産が重要な産業であったりと共通点も多く、交流も頻繁に行われていました。
昭和47年(1972年)2月にミュンヘン市長が札幌にオリンピックの視察に来訪された際、姉妹都市提携の正式な申込みがあり、同年8月28日、ミュンヘンオリンピック大会3日目に、ミュンヘン市役所にて姉妹都市提携調印式が行われ、永遠の友好の第一歩を踏み出しました。

令和4年(2022年)には、姉妹都市提携50周年を迎え、両市の間で様々な記念行事が行われました。これを記念して、これまでの交流の歩みをまとめた「札幌・ミュンヘン姉妹都市提携50周年記念誌」を作成しました。

 ・札幌・ミュンヘン姉妹都市提携50周年記念誌

 

札幌で見つけたミュンヘン

マイバウム(大通公園11丁目)

ドイツ語で「5月の木」という意味で、五月祭の飾り木のこと。大通公園のマイバウムは、昭和51年(1976年)に姉妹都市提携を記念してミュンヘン市から贈られたものです。

ミュンヘン大橋(南31条大橋)

豊平川にかかる「斜張橋」という美しい形状の橋。札幌とミュンヘンの姉妹都市提携15周年の年(昭和62年(1987年))に事業に着手したことと、橋の構造が戦後ドイツを中心に発展した橋梁形式であることから、その名がつきました。
夜にはライトアップされ、より美しく浮かび上がります。

ムンヒェナーガルテン(百合が原公園)

昭和61年(1986年)に札幌で「花とみどりの博覧会」が開催された際に、ミュンヘン市から寄贈された庭園です。
ミュンヘンの造園家G・トイチェ氏が設計したこの庭園は、春から秋まで花が絶えない沈床式庭園で、針葉樹やミュンヘンの花々に囲まれたバイエルン調の庭は、憩いの場として広く市民に親しまれています。

アラエール号・リターナブル食器

ミュンヘンでは、市が主催するイベントや、市有地や市の施設で開催されるイベントで使い捨て食器を使用することが禁止され、何度も洗って使えるリターナブル食器が使われています。
その取り組みを参考に、札幌でもミュンヘン・クリスマス市 in Sapporoのリターナブル食器や、食器洗浄車「アラエール号」を導入しました。

 

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