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更新日:2022年8月31日

アシストなぜなにコーナー

みなさんからよく聞かれる、子どもアシストセンターについての質問をまとめました。

いつから、何のためにできたところなの?

ハッピーの画像ざんねんなことに、ここ札幌市でもいじめや虐待(ぎゃくたい)など、心いたむ事件(じけん)がおきています。
あなたのまわりにも、つらくかなしい思いをしながら、毎日をすごしているお友だちがいないでしょうか。
でも、どんな理由があっても、いじめや差別(さべつ)をうけたり、心や体を傷つけられたりすることは、あってはならないのです。
札幌市ではこのような考えから、子どもの権利をみんなで大切にしていくためのきまりとして、「子どもの権利条例(※)」をつくりました。
子どもアシストセンターは、平成21年4月に、この条例によってできました。子どものみなさんが、一人でなやまずにすむよう、どんなことでも相談できるところです。

※正式名称は、「札幌市子どもの最善の利益を実現するための権利条例」。くわしくしりたいときには、子どもの権利のページへ。

相談したら、ほんとに解決(かいけつ)するの?

アシストで電話やメールの相談を受けていると、さいしょはしょんぼりしていても、だんだん元気になって「こんなふうにしてみようかな」「やってみます!」と答えを見つけていく子がたくさんいます。「話したら、すっきりした」「やってみたら、うまくいきました」と、うれしい報告(ほうこく)もきます。
でも、たとえばいじめや、大人が子どもを傷つけたなどの問題がおきたときは、あなただけがんばればかいけつできるというものではありません。問題がなくなるよう、まわりの人におねがいしなければならないこともあるでしょう。
このようなとき、アシストでは、まずはあなたの気持ちをよくきいて、どうしたらよいかいっしょに考えます。
そしてあなたと相談して、そうしたほうがよいというときは、問題についてくわしくしらべたり、関係する人に協力(きょうりょく)をおねがいします。あなたが安心してもとの生活にもどれるまで、お手伝いします。

話せることからでいいので、まずはアシストにお話してほしいなと思っています。

どんな相談があるの?

令和3年度にアシストによせられた相談のうち、子どものみなさんから多かった相談は、つぎのとおりです。

  1. 「友だちとの関係」
  2. 「こころのなやみ」
    仲間外れのイラスト
  3. 「親や兄弟との関係」
  4. 「先生との関係」
  5. 「勉強や進路の関係」

どのくらい相談があるの?

令和3年度にアシストによせられた相談は、実件数948件、のべ件数2,886件でした。
これは言いかえると、948人の方から、のべ2,886件の相談をうけたということになります。
このうち、子どもからは552人、のべ1,504件の相談をうけました。

※子どもアシストセンターの相談活動についてもっとくわしく知りたいときには、活動状況報告書のページへ。

アシストのことを、みんなにどんな方法で知らせているの?

  • カード」:毎年、札幌市内の小学生と中学生、高校生の子ども全員に、学校を通じて配っています。

小学生用カード表

小学生用

新中高生用カード表

中学生、高校生用

  • ポスター」:学校や児童会館などにお願いして、みなさんの目につくところにはってもらっています。
  • 広報紙「あしすと通信」」:お父さんやお母さん向けです。学校を通じて配っています。
  • 「出前講座」:みなさんのところに出かけて、相談をよびかける活動などをしています。

もしあなたのまわりにアシストのことを知らないお友だちがいたら、こんなところがあるよって、おしえてあげてくださいね。

アシストのことをもっと知りたいときは…

子どもアシストセンターについてもっと知りたいときは、事務局(011-211-2946)に電話で問い合わせるか、ページの下の「お問い合わせフォーム」をクリックして、質問を送ってくださいね。
※お問い合わせフォームから、「相談」はできないので、ちゅういしてね!

このページについてのお問い合わせ

札幌市子ども未来局子どもの権利救済事務局

〒060-0051 札幌市中央区南1条東1丁目5 大通バスセンタービル1号館6階

電話番号:011-211-2946

ファクス番号:011-211-2948