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ホーム > 清田の出来事 写真&動画で紹介 > 平成30年度下半期 > 平成30年10月11日 男性介護者のつどい「ケア友の会」

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更新日:2018年11月8日

平成30年10月11日 男性介護者のつどい「ケア友の会」

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 10月11日(木曜日)、清田区保健センターで「清田区男性介護者のつどい『ケア友の会』」が開催され、区内の男性介護者11人が参加しました。
 この会は、介護知識の習得や介護者同士の情報共有を促すことで、男性介護者の不安や悩みを解消することを目的に開催されており、今回で5回目。認知症の方とその家族が孤立しない地域づくりの一環として、清田区・清田区地域包括支援センター・清田区介護予防センター・清田区社会福祉協議会が主催したものです。
 はじめに、過去4回の参加者アンケートの集計結果をもとに、男性介護者の現況が解説されました。介護歴や介護する相手との関係性のほか、負担が大きいと感じる介護の内容など、介護する側が共通して日頃感じている思いを再認識しました。

 続いて、交流の時間に移ると、3つのグループごとに参加者同士が順番に自身の状況などを語り合いました。ある男性は、「認知症の妻は、頻繁に冷蔵庫のドアを閉め忘れるが、そういうささいなことの積み重ねでストレスになる。親と違って夫婦は同世代の人間なので、「どうしてできないんだ」とつい腹が立ってしまう」と語りました。また、別の男性は、「うちの母親のように、認知症でも口や行動が活発な人だっている。「息子と嫁に病院に連れて行かれて認知症扱いされた」とまるで虐待を受けているかのような話を近所で言いふらし、周りもそれを信じてしまう」と語り、認知症にはさまざまな程度の差があることを社会がもっと認知してほしいと訴え掛けていました。
 それぞれの体験談で浮かび上がったのは、現状では「(介護を受ける)本人のための介護」しかなく、介護する人にも配慮した制度や体制がもっとあってほしいという願いでした。デイサービスを利用するにも年金生活では頻繁に利用できなく、また親を介護する現役世代もいわゆる介護離職を余儀なくされるなど、経済面・精神面で、介護する側へのサポートがもっと拡充してほしいと、参加者は思いを口にしていました。

 「ストレスがたまってつい怒鳴ってしまうんですけど、やっぱりあとで「親を怒鳴ってしまった」と落ち込みます」「分かります、こうして愚痴を言う機会は大事ですよね」と、参加者は互いに日頃の思いを共有し、前向きな原動力につなげているようでした。また、「週に二回、車でスーパーに妻と一緒に行き、カートにつかまらせて歩かせるようにしています」と、自分で考えて実践している内容を紹介する場面も見られました。

 最後に、「認知症の人と家族の会」スタッフからは、「介護レベルが上がるにつれて、介護する状況も必ず変わっていきます。今の大変な状況が永遠に続くわけではないと理解し、前向きに取り組んでいきましょう」と自身の経験を踏まえたアドバイスがなされました。

 今回初参加の男性は、「自分に無い考えを人から聞けたので、介護で悩んだときには新しい解決策を実践していこうと思います」と感想を語っていました。