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更新日:2023年1月6日

平成19年(2007年)7月31日(火曜日)

第5回開催報告

「地区センターと地域のかかわり」を過去5回の検討内容を振り返りながら、委員の皆さんに意見交換をしていただきました。

開催概要

開催日時
平成19年(2007年)7月31日(火曜日)19時00分~21時20分

会場
清田区役所2階2A会議室

出席者
28人(公募メンバー11人、アドバイザー3人、札幌市関係部局職員7人、事務局7人)

当日の様子

1.本日の進め方についての説明
はじめに、事務局より開会あいさつと本日の進め方についての説明を行いました。

開会あいさつ
▲開会あいさつ

前回までの振り返り
▲前回までの振り返り

2.第4回意見交換の「まとめ」の確認
第4回で意見交換を行った、地区センターの特色となる「フリースペース」の使い方と運営のあり方で話し合われた内容を確認しました。

説明用資料(285KB)

3.これまでの検討の確認
これまでの検討を振り返り、運営面で確認が必要な課題を事務局が整理し、以下の項目について委員の皆さんと意見交換を行いました。主な課題と意見は以下のとおりです。

【多目的室の土足利用について】
○多目的室は土足利用とする。床材が木製なので、汚れや傷などを防ぐためにマナー向上を図りつつ状況を確認する
○利用状況により、スパイク靴やヒールなど床材を傷めやすい履物については、スリッパ貸し出しの検討も考えては
【特別無料開放について】
○基本的に多目的室は貸室としての利用が中心であり、無料開放はあくまで特別。狭い枠で設定しては
○区民が地区センターに親しむきっかけづくりや、市、区で実施するイベント開催などを対象とする
※施設の経営にかかわる部分なので、今後決定する指定管理者や行政で広く検討してほしい
※地域住民のかかわりができてきたら、意見交換を行って、運営の管理者と協議会が一緒に検討しては
【区民参加の仕組みについて】
○施設への思い入れが育まれるような区民参加の仕組みについては、さまざまなものが考えられるが、短期的に決めるのではなく、長期的に継続して検討をした方が良い
(ネームプレートや手形を貼り付けできる権利販売による寄付や企業からの支援、行事への寄付、地域住民による人的な協力、ボランティア参加など)
【防犯カメラ設置について】
○安全対策の一つとして必要では。「子育てコーナー」、「2階への上り口」、「入り口」にあるのが望ましい
○防犯カメラは付帯的なものであり、対策で最も重要なのは利用する地域の人による見守り、声掛けである
【愛称の公募について】
○今年1月に行った公募では、地区センターの愛称案が少なかったので、再公募を実施した方が良い
○愛称は施設を見て、使ってから検討した方がイメージがわく。開館後、特にオープン記念式典時に募集しては
○子どもにも応募してもらえるように工夫が必要

4.意見交換「地区センターと地域のかかわりについて」
これまでのワークショップで継続して意見が出されていた「地区センターへの地域のかかわり方」をメインテーマとして意見交換を行いました。

◆皆さんから出された主な意見のまとめ

【地域住民のかかわりに関する基本的な考え方】「意見交換全体のまとめ」(222KB)
地域で「(仮称)地区センター未来委員会」を設立
「より使いたくなる施設」、「人の心の結びつきが育つ施設」となるように運営をサポートする

地域住民のかかわりに関する基本的な考え方


【(仮称)地区センター未来委員会の仕組みのイメージ】
まずは基盤、体制づくりが重要。基盤が固まった後に、いろいろな人材を巻き込む。
これまでワークショップに参加したメンバーなどを中心に始動し、各地域の活動団体などに声を掛けて基盤づくり。

(仮称)地区センター未来委員会の仕組みのイメージ

 

「運営を考える会」意見交換の様子1 「運営を考える会」意見交換の様子2 「運営を考える会」意見交換の様子3 「運営を考える会」意見交換の様子4

▲「運営を考える会」意見交換の様子

5.全体のまとめ
「運営を考える会」は今回で最終回となります。この意見交換のまとめがどのように生かされるか、また「地区センター」の今後の予定については以下のとおり確認しました。

○「運営を考える会」で出された検討内容は、『地区センターの利用のあり方への提案』として取りまとめを行う
○『提案』は、委員の方に確認いただいた後、今後決定する指定管理者や行政関係部局の参考となるよう提出する
○地域の皆さんにも『提案』を中心としたニュースレターを配布する
○「(仮称)地区センター未来委員会」設立に向けて、9月ごろ準備会を開催し、組織づくりを検討する
○今回は初回なので区から案内し、徐々に住民主催の支える会に区から協力を得る形に切り替えていく

■アドバイザーからのコメント
引き続きアドバイザーである札幌国際大学の萩本(はぎもと)教授より以下のようなコメントをいただきました。

○「運営を考える会」の検討により、市民参加ということについて感じ取られたことが多いのでは。皆さんには今後さらにまた思い返していただきたい
○今回の「運営を考える会」は、市が企画した市民参加になる。本当の意味で住民の主体的な市民参加というのは、今後の「(仮称)地区センター未来委員会」からといえる
○「運営を考える会」の皆さんの意識の高さ、思いの熱さを強く感じるが、その意識が他の住民の方々にどれだけ伝わっているかを危惧する。これからもっと広がっていくと良いと思う
○これまでの意見交換の成果については「提案」として取りまとめるそうだが、区長や市長にも提出する答申として確認を得た後に完成とする方が良いのでは、と考える。しかし今日の意見交換で今後「(仮称)未来委員会」が設立され、継続的な検討が行われるとまとまったもので良いかなとも感じている
○「公共」というのは、住民一人一人も責任を持つということで成り立つものだと考える。今の皆さんの思いを実際の運営の中で出していただきたい。また我々も協力できればと思う

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札幌市清田区市民部地域振興課

〒004-8613 札幌市清田区平岡1条1丁目2-1

電話番号:011-889-2024

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