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「運営を考える会」の意見が盛り込まれる「指定管理者の募集要項」の内容について整理・確認を行った後、メインテーマである「フリースペースの具体的な使い方」について委員の皆さんに意見交換をしていただきました。併せて、前回意見交換を行った「正式名称」要望案の選定報告と地区センターの工事などについて都市局建築部職員から報告が行われました。
開催日時
平成19年(2007年)5月23日(月曜日)19時00分~21時00分
会場
清田区役所3階大会議室
出席者
29人(公募メンバー11人、アドバイザー4人、札幌市関係部局職員7人、事務局7人)
1.本日の進め方についての説明
はじめに、清田区からの開会あいさつと事務局の新メンバー紹介を行った後、事務局より本日の進め方についての説明を行いました。
2.前回までの振り返り
本年度初の「運営を考える会」開催に当たり、これまでの検討事項を全員で確認を行いました。
2-1.地域からの「正式名称」要望案の検討報告
前回、検討された意見を集約した「まとめ」を区内で検討し、「連合町内会協議会」にも諮り、最終的に地域での名称要望案を「里塚・美しが丘地区センター」として選定したことを報告しました。なお、この名称要望案については、市議会に提出する名称案の地域要望付帯意見として整理されます。
前回、検討された意見(62KB)
「地域での名称要望案」検討報告と今後の流れ(61KB)
2-2.これまでに出された施設の使い方に関する意見の振り返り
今回のメインテーマである「フリースペースの具体的な使い方について」の意見交換の前に、昨年度までの「運営を考える会」で出された「使い方に関する主な意見」の確認を行いました。
使い方に関する主な意見(20KB)
3.指定管理者募集要項の概要とスケジュールについて
「運営を考える会」で検討された意見が盛り込まれる「指定管理者募集要項(イメージ)」がどのようなものなのか、今後どのようなスケジュールで地区センターの指定管理者が決められるのかについて、区から説明を行いました。
「指定管理者募集要項(イメージ)」(120KB)
スケジュール(161KB)
4.意見交換「フリースペースの具体的な使い方について」
事務局より「フリースペースの使い方」について、検討項目事例の説明を行った後、主な3エリアについてグループに分かれて「使い方や運営の仕組み」に関する意見交換を行いました。委員には自分が検討してみたいと思うグループを選び、入ってもらいました。
【意見交換のグループ】
○「子育てスペース」グループ
○「IT・2階ラウンジ・図書コーナー」グループ
○「まちづくりサロン・まちづくり広場」グループ
▲センター内部平面図
◆【使い方の基本的な考え方】
○いろいろな世代が自由に集まり、常に使われる施設を目指す
○いろいろな人が利用するきっかけをたくさんつくる
○自由に、気持ちよく使うためには、基本的なマナーやルールが大切。利用者に周知されるように工夫する
○フリースペースでイベントを実施する(ただし、商業利用は不可、スペースの趣旨にあった内容であること、事前申し込み、センターの許可が必要・・・などの前提条件を設ける)
○一部の占有を一定条件の下、可能にする
○地域住民が運営にかかわりを持ってサポートする
※「意見交換全体のまとめ」(16KB)
◆子育てスペースについて
●原則、同伴者(保護者)が子どもを見守る
●滞在時間は1~2時間位のイメージ
●イベント開催時の占有利用を可能にする(事前申し込み、許可制、不特定多数を対象、身内的な集まりなどは不可、開催回数に上限設定、商業利用不可、事前告知実施が前提)
●月1回定期的な「子育てサロン」開催。子育て相談も実施しては(町連の活動、行政の支援)
●前提条件にかなう場合、地域サークルなどによる単発的なイベントも可能とする
●監視カメラなどの検討も必要ではないか
・・・など
※グループ意見のまとめ(13KB)
◆IT・2階ラウンジ(寄贈)図書コーナーについて
●基本的なルールやマナーが大切。スペースの趣旨や利用ルール、手続きなどを利用者に周知する
●長時間の占有などのマナー違反は巡回し、注意を促す
●パソコン利用、寄贈図書を借りる場合は、名簿に記名する
●図書寄贈は事務所に行い、図書管理などにボランティアがかかわる
●ITコーナーは、使用時間を1時間ほどに制限。セキュリティに配慮する
●2階ラウンジは、学習スペースとしての利用は「静かな学習」のみ。少人数、短時間の打ち合わせは事務局に申し込みで占有可能とし、フリーな利用に優先する。展示での利用は、地域内団体と個人を優先し、商業利用は不可。センター主催の開催や開催の呼びかけ
●その他ルールづくりが必要
・・・など
※グループ意見のまとめ(14KB)
◆まちづくりサロン・広場について
●地域のいろいろな世代が交流し、互いに学び合う場所にする
●マナーやルールが互いの学びから自然に醸成されるようにする
●ボランティア登録制度をつくる。登録した人は、大人も子どももスタッフカードを持ち、一定の役割を果たす
●いろいろな世代が気軽に集まりやすい企画を行う
●まちづくり広場に落書きボードを設置する、サロンに絵を描ける紙を用意(チラシの裏紙などを地域が寄付)するなど、子どもが楽しめる場所に(清掃も子どもたちが実施)
●高齢者が子どもたちに昔の遊びを教える
・・・など
※グループ意見のまとめ(13KB)
5.都市局建築部からの報告
都市局建築部職員より、外壁の色について3案(茶系、白黒系、ベージュ系)が提示され、委員の皆さんと意見交換を実施しました。個々人の色の好みではなく、建物の形状や素材からくる、ふさわしい適切な色があり、素材に塗られた色の濃淡などもここで決めても実際の見た目には異なると思われるなどの意見がありました。周囲の景観などにも配慮して、提示した3案の中から白と黒のコントラストを生かしたパターンのものを基本とし、それぞれの色のトーンなど細かいニュアンスは専門家に任せても良いであろう、という意見になりました。
6.アドバイザーからコメント
アドバイザーである札幌国際大学の中鉢(ちゅうばち)教授から、本日の意見交換の内容についてコメントをいただきました。
◆コメントの概要
【ルールには線引きが必要】
○ルールを決めることは重要だが、利用の活性を制限してしまう可能性がある
○「最低限守らなければならないルール」、「ゆるやかに考えてもよいルール」または「活性化を目指す時期のルール」、「活性化した後のルール」に分けて考える必要がある
【ボランティアはオープニングまでに集めることが大切】
○センター運営、企画開催ボランティアの登録制度を実施する場合、オープニング前までに募集するのがベスト
○オープン後の募集や協力依頼では、人集めに苦労すると思う
○「月1回の講演会」や「子育てスペースの月1回定期イベント」の開催という意見があったが、「ゲストスピーカー」制度をとってはどうか。地域、区内の大学、幼稚園などに月1回程度話に来てほしいという依頼をし、登録していただく。これもオープニング時に行うことでスムーズな協力を得ることが可能だと考えられる。
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