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開拓の歴史と伝統を持つ北区内には、開拓碑や文学碑、古い建築物などの文化遺産が数多く存在しています。こうした貴重な文化遺産などを守り、さらに後世に伝えていくため、北区では、区内の文化遺産の中から88カ所を選定し、「北区歴史と文化の八十八選」として保存、活用しています。
歴史的建造物や文化遺産の中から選定された区内88カ所のポイントを巡りながら、あなたも北区を再発見してみませんか。(選定に当たっては、(1)歴史的に由緒・由来のあるもの、(2)市民の身近な生活史に根ざしたもの、(3)地域のシンボルとして役割を果たしてきたものを基準として、郷土史家などで構成された選定委員会で決定しました)
1.文学と学問の道8.6キロメートル・3時間コース
札幌の都心部にひっそりと残された、古い洋風建築や記念碑。第1コースは北海道大学構内を中心に、最新技術を駆使して北海道を開拓した技術者たちの足跡がしのばれます。
2.水辺と開墾の道13.1キロメートル・5時間コース
住宅地の中に開拓時の遺構が点在する第2コース。新琴似屯田兵屋や屯田兵中隊本部などから、先人の当時の生活をしのぶことができるほか、新川や安春川など水辺の散策も楽しめます。
3.森と歴史の道6.7キロメートル・3時間コース
屯田防風林やみずほ通りなどの緑が多く、森林浴も楽しめる第3コース。この地のあけぼのは、明治22年(1889年)、屯田兵第一大隊第四中隊220戸の入植に始まります。コースには屯田兵ゆかりの碑や、開拓に重要な役割を果たした農耕馬をたたえる碑が数多くあります。
4.農村文化発祥の道6.8キロメートル・3時間コース
幕吏荒井金助によって札幌最初の村が作られ、篠路歌舞伎などの農村文化が育った第4コース。百合が原公園を中心に、篠路コミュニティセンターに展示されている篠路歌舞伎の資料なども見学できます。
5.藍の道7.7キロメートル・4時間コース
北区らしい広がりを感じることができる第5コース。かつてここでは、「あいの里」の名が示すとおり、徳島県出身の入植者が始めた藍栽培が盛んに行われていました。藍に関する碑や馬魂碑などに、この地の歴史を見ることができます。
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