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更新日:2011年2月27日

手稲区

1 区の目指す姿

にぎわいのあるまち

こころにふるさとを感じるまち

2 区のまちづくりの目標

(1)コミュニケーションをはぐくむまち

一人ひとりのつぶやきを大きな声に変えることができる、コミュニケーションをはぐくむまち。

(2)ネットワークで結ぶまち

区民が主役となり、新しいコミュニケーション手段によって人やグループをネットワークで結ぶまち。自然や歴史資源がネットワークで結ばれ、魅力が高められたまち。

(3)魅力のシンボルゾーンでつくられるまち

にぎわいの山、にぎわいの海、にぎわいの街がつくる、人が集う魅力のあるまち。

3 区の特性と課題

手稲区は、手稲本町を中心に、かつては小樽と札幌を結ぶ中継基地であり、また馬車鉄道で石狩と結ばれる交通の要所であった。札幌の郊外住宅地として発展を続ける今も、小樽市、石狩市と接する位置にあって、重要な役割が求められている。特に、区内を貫くJR函館線、札樽自動車道、国道5号は、小樽方面とを結ぶ大動脈となっている。
人口増加率、年少人口の占める割合は、清田区に次いで高い。また、区外への通勤者の割合が厚別区に次いで高いのも特徴である。
区民意識の特徴としては、区や地域への関心、町内清掃やリサイクルなど地域活動への参加状況が、いずれも10区で最も高いことが挙げられる。近所付き合いに関しても、適度な人間関係があって暮らしやすいと感じる区民が他区に比べて多くなっており、良好な地域コミュニティが形成されていることがうかがえる。(※第4次長期総合計画策定に関する市民意識調査から)
区域の半分以上を占める手稲山は、手稲区のシンボルともいえる山である。また、区北部は、日本海にも近接しており、市内でもほかには見られない独特の自然環境に恵まれている。

【拠点】

JR手稲駅は、北海道で2番目の乗降客数があり、その周辺は、区の中心としてだけではなく、小樽市、石狩市と結ぶ広域交流拠点としての機能が期待される。
駅南口は、古くから商店街や飲食店街がにぎわいを見せてきたが、郊外型の大型商業施設にやや押されてきており、新しい視点での活性化が求められている。駅北口は、区役所、区民センターをはじめ、体育館、図書館、プールといった公共施設や大型商業施設、医療機関などが集積している。
今後、コンベンション施設や宿泊施設など広域交流拠点としての機能の充実が求められ、大規模な未利用地の有効活用策の検討とともに、南北を一体化した整備が課題となっている。

【居住】

JR手稲駅周辺は、高度利用住宅地としての発展が求められており、その将来像を住民主体で検討していくことが望まれる。
星置、曙、前田などは、近年の手稲区の発展を象徴するように人口、世帯数とも高い伸びを示している。今後、低層住宅地として良好な居住環境の維持が求められる。

【自然・景観】

手稲山は、ゆたかな自然を満喫できる登山・ハイキングの場として、また、冬季オリンピック札幌大会の会場となった施設をはじめとするスポーツ・レクリエーション施設の利用などにより、四季を通じて多くの市民、観光客に親しまれている。手稲区のシンボルとして永く親しまれていくために、恵まれた貴重な自然を保全しながら、どのように活用していくべきかが広く議論される必要がある。
山口は、小樽市のドリームビーチ海水浴場に近接しており、海に近いという札幌唯一の立地条件を念頭に置きながら、環状グリーンベルト構想の拠点の一つとしての空間整備を長期的に検討していくことが望まれる。

【産業】

商業は、郊外型の大型商業施設への依存が大きい。JR手稲駅周辺には、広域交流拠点として一層の商業・サービス機能の集積が望まれる。
商店街の一部では、町内会、まちづくり活動の団体、さらには北海道工業大学などと連携して、インターネットを活用した人や情報のネットワーク化の一翼を担うといったように、地域に根差した活動に取り組んでいる。このようなコミュニティ活動の担い手となることにより、まちづくりと一体となった商店街の活性化が期待される。
手稲区の農業は、農家数は少ないが、一戸当たりの耕地面積は広い。特に山口は、カボチャやスイカなど砂地を生かした農産物の生産が盛んであり、札幌の農業をめぐる情勢が厳しい中、今後も市内の重要な生産地の一つとして期待される。

【交通】

JR手稲駅乗降客の端末交通手段としては、自家用車やタクシー利用者の割合が他の駅に比べて高い。このため、JR手稲駅を中心とした利便性の高い公共交通網整備の検討をはじめ、広域交流拠点としての機能を高めていくための方策が求められる。

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