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更新日:2016年3月2日

手稲駅南北駅前広場

手稲駅南口駅前広場

JR手稲駅は、1日の乗降客数が札幌駅についで北海道内第2位となっておりますが、一方では駅周辺の混雑が街づくりを進める上での課題となっていました。
札幌市では、平成9年度から15年度にかけて、手稲駅周辺において南北駅前広場の拡張とこれらを連絡する自由通路の新設、駐輪場の整備を進めました。
このうち、駅前広場は面積を従来の2倍に拡張し、バス乗降場の増設やタクシー待機場の設置等により交通結節点としての機能強化を図りました。また、自由通路とバス乗降場やタクシー乗降場を結ぶ主要な動線については、上屋やロードヒーティングを設置し、雨の日や冬期間についても快適な歩行空間を確保しています。
手稲駅周辺の道路はインターロッキングブロックや自然石平板による環境整備が完了していることから、これらと景観面での整合を図り手稲駅を中心とした地域のシンボル的存在となるよう整備を行いました。歩道舗装については、自然石風の大型平板ブロックを使用し、照明灯は手稲山をモチーフにしたデザイン灯を使用しています。

 

[南口駅前広場]
手稲駅北口駅前広場1

都市計画道路名/3・4・64手稲駅前通
施工年度/平成9年度~平成13年度
駅前広場総面積/約4,600m2
バス乗降場/3台
タクシー乗降場/2台
タクシー待機場/14台
乗用車乗降場/3台
シェルター
ロードヒーティング

 

[北口駅前広場]
手稲駅北口駅前広場2

都市計画道路名/3・4・118手稲駅北通
施工年度/平成9年度~平成15年度
駅前広場総面積/約9,200m2
バス乗降場/7台
バス待機場/4台
タクシー乗降場/4台
タクシー待機場/18台
乗用車乗降場/5台
シェルター
ロードヒーティング

自由通路整備
JR線で分断されている南北市街地の一体化、交通施設相互の乗り継ぎの効率化や快適な歩行者ネットワークの確保を図りました。
高齢者や障がいのある方なども安全で快適に利用できるように、エレベーター、エスカレーター等の設置を行い、バリアフリーに配慮した歩行空間とします。
自転車駐車場整備
放置自転車による歩行障害、景観阻害を防止し、将来の自転車駐車需要に対応するため、北口駅前広場に収容台数1,540台の駐輪場を新設し、広場周辺に駐輪場を整備しました。これらにより、既存の施設とあわせて手稲駅周辺で約2,700台の自転車を収容することができます。

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