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河川環境整備
●ふるさとの川整備事業 ●地方特定河川等環境整備事業 ●環境省補助事業
安春川にせせらぎがもどって楽しいウオーターフロントの誕生です。
●河川名
石狩川水系安春川(一級河川)
流域面積 4.2km2
延長 4.7km
モデル河川認定 昭和63年度
整備年次 昭和63~平成3年度
●整備計画区間
延長 810m
自・札幌市北区新琴似4条5丁目
(新琴似5丁目中5号線)
至・札幌市北区新琴似4条10丁目
(新琴似第3横線)
●関連事業概要
下水道事業
・アメニティ下水道モデル事業
・下水道水緑景観モデル事業(620m)
流雪溝事業
コミュニティー道路事業
この川は明治23年、当時湿原であったこの地域の水害を防ぐことと、地下水位をさげて、農地として利用することを目的に、北海道の開拓に取り組んだ屯田兵によって掘られました。
しかし、その後、都市化が進み住宅街が形成されるにしたがって、安春川はいつしか枯渇した都市河川となってしまいました。
そこで、ふたたび安春川に水をとりもどし、人々に親しまれ潤いを与える水辺空間をつくりだそうと、
国の「ふるさとの川モデル事業」の認定を受け、整備をすすめてきました。
そして、平成3年、やすらぎとふれあいのある、楽しい街のウオーターフロントとして、安春川は新たによみがえったのです。
住宅街を流れる安春川は、地域のうるおいと安らぎの水辺空間。この一筋の川の流れには、暮らしを彩るさまざまなしかけがあり、親しみ方はいろいろ。川をもっと身近に感じたい人達へ―。安春川は快適な゛水のある暮らし″を提案します。

清らかな水の流れを眺めながら季節の移り変わりを実感するのも、緑豊かな水辺空間ならでは。あずまや・パーゴラ・ベンチ―ひとときを過ごす「くつろぎ」の空間が身近に誕生しました。

きれいな水が流れる川は、子供たちの楽しい遊び場です。親水広場・水遊び河道・魚たまり―。心地よい陽射しをあびながら、水とふれあい、楽しむ「遊ぶ」空間となりました。

<川に入って水遊びを楽しむ子供たち
川の両岸には、木々のざわめきや歴史を体感し散策できる変化に富んだ遊歩道がつくられました。しかも、お年寄や車椅子の人も利用できるように、道路から遊歩道へはスロープで結ばれています。水と緑の景観を確かめることができる遊歩道は、住宅街の新たな「散策コース」として仲間いりしました。

<石やモザイクタイルが敷かれた遊歩道は、この地域の新しい散歩コース
<地元の光陽中学校の生徒がデザインした記念時計塔。
明治23年、安春川は新琴似の開拓に入植した屯田兵によって開削されました。安春川の名前は、排水路を企画した安藤貞一郎大尉の安、献身的に工事を進めた請負人の春山某の春に由来しているといわれています。
湿地帯であったこの辺りを農地にするためには、川をつくり地下水位を下げることが大切だったのです。時は流れ、都市化が進んだ今、開拓当時の面影はすっかり失われてしまいましたが、それだけに開拓に夢を描き、苦労を重ねた人々の歴史を忘れないで語り継ぎたいものです。街の歴史を安春川に託して、屯田兵の生活の断片を橋のレリーフやモザイクタイルに刻んで表現しました。ここは「歴史を知る」屯田兵を偲ぶプロムナードです。

冬、つい雪を川に捨ててしまいがちですが、それは川を汚す原因となってしまいます。安春川に戻ってきたせせらぎを、いつまでも清らかに保つために、両岸の道路に流雪溝が埋設されました。この流雪溝は、高度化された下水道処理水を冬季間も利用したもので、周辺住民が協力した雪処理システム。これによって地域コミュニティの輪が一層ひろがりました。美しい「河川環境を守る」意識を高め、都会のオアシスである川をめざしています。

<流雪溝の仕組
<安春川流雪溝を利用する周辺住民
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