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更新日:2011年2月8日

穴の川環境整備事業

 穴の川は、支笏湖に連なる一大山地の麓に源を発し、南区石山地区の住宅地を流下した後、豊平川に合流する一級河川です。
 当該河川では、旧建設省の補助事業により、放水路の新設や河道拡幅整備を実施し、平成元年度までに一連区間における治水整備を完了させておりましたが、放水路との分派点から下流の500m区間は、治水整備を要しない残水路として手つかずのまま残されておりました。
 そのため、護岸の老朽化が進み、草木が繁茂するなど好ましくない環境にあり、また、残水路に導水されていた維持用水が放水路との分派点付近から取水されていたため、河川改修の河床掘り下げに伴う影響を受けた赤水(土壌成分の影響による)が流れておりました。

穴の川環境整備改修前

穴の川環境整備改修前

穴の川環境整備改修前

穴の川環境整備改修前

環境整備事業の実施

 こうしたことから、地域からはこのような状況を改善して欲しいとの要望が上がり、本市では、平成13年度より環境省の補助事業にて残水路500m区間の環境整備を実施するに至りました。
 環境省の補助事業では、残水路500m区間において、河道の修景護岸や連続した散策路の整備を中心とした親水空間整備を実施しました。
 また、今回の事業で、最大の懸案となっていた赤水対策については、当該事業に合わせ、市の単独事業にて、従前の取水口より上流側から清純な流水を導水することで、せせらぎを回復させております。
 これにより、これまで生物が確認されていなかった残水路区間に、導水直後、魚の遡上が確認されるなど、従前から見て飛躍的な環境の向上が図られております。

穴の川環境整備改修後

穴の川環境整備改修後

穴の川環境整備改修後

穴の川環境整備改修後

地域住民との協働

現地見学会・意見交換会の実施

 当該事業において、特筆すべきことは地域との連携です。平成13年度の事業着手時から地域住民との密な連携(現地見学会や意見交換会等の実施)により整備を進めてきた結果、当該河川に対する地域の関心や愛着が醸成され、工事完了後には多くの地域住民がこの水辺空間を利用しております。

現地見学会(平成14年5月18日)

現地見学会(平成14年5月18日)

総合学習授業(平成15年11月26日)

総合学習授業(平成15年11月26日)

記念植樹会の実施

 環境整備完了年次となった平成16年度は、奇遇にもこの石山地区の開基130周年記念の年であり、記念植樹会を地域と一体で実施しました。

記念植樹会(平成16年11月11日)

記念植樹会(平成16年11月11日)

記念植樹会(平成16年11月11日)

記念植樹会(平成16年11月11日)

 

札幌市では、今後とも、この川が地域に愛され続けることを願っております。

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