ホーム > 観光・産業・ビジネス > 企業への支援 > 製造業への支援 > 札幌のものづくり > 札幌のものづくり2011トップページ/札幌市 > 札幌のものづくり2011成果事例「株式会社イークラフトマン」/札幌市
ここから本文です。
機能性が高く安価な小型数量表示装置の開発

▲完全無線対応の小型数量表示装置
株式会社イークラフトマンは、業務用アプリケーションやシステム開発のエンジニアである新山将督氏が平成19年に起業し、現在、札幌市産業振興センターのインキュべーション施設「スタートアップ・プロジェクト・ルーム(SPR)」に入居している。同社は特に、物流センター内の効率化を目的とした食品流通アプリケーション開発とサポートに強みを持っており、企業間のネットワークシステムや製造業向け販売管理システム、生産工程管理システムの設計開発なども行っている。
物流センターで行われる物品の仕分け作業は、数量表示装置を利用したデジタルピッキングシステムを導入することで、作業効率がアップし作業コストの削減を見込むことができる。しかし、既存の数値表示装置は集合基板から個々の端末への配線が必要な上、導入コストが大きいため、中小規模の物流センターには導入が進んでいない現状があった。そこで同社は、平成20年度の「札幌市ものづくり産業活性化支援事業」を活用して、小型で安価な数量表示装置を開発した。そして今回、同装置の実証実験の中で聞いた現場の声を反映し、持ち運びを可能とする完全無線対応の数量表示装置への改良を行うことになった。

▲小型数量表示装置の使用例

▲物流センターで使用されているデジタルピッキングシステム
物流センターで利用されている既存の数量表示装置は、大型で有線方式によるため固定式が一般的であり、道外製の製品が殆どを占めている。平成20年度に同社が開発した数量表示装置は小型軽量であり、数字だけでなく日本語文章にも対応し、インターネットによる無線通信が可能である。今回改良した製品は、電池駆動方式を採用して完全無線化を実現するとともに、同社が開発した物流仕分けアプリケーションと連動させ、ノートパソコンなどからの無線通信にも対応し、移動しながらの仕分け作業などにも応用できる。開発に際しては、札幌市内の企業である有限会社サイレントシステムや北広島市の株式会社瀬口製作所などと連携し、道内企業で製作することにより、輸送コストを削減させるとともに、基盤材料や外枠材料の見直しにより製造コストを圧縮し、既存製品の半額以下での販売を見込んでいる。
現在、北海道の物流センターでは、配送された商品を各納品先に仕分けする際に、品出しリストによる紙ベースでの作業を行っている所もあり、安価な本製品の普及が期待される。また、本装置は、病院などの番号呼び出し装置への応用が可能であり、医療・介護分野への参入も視野に入れている。
本製品は、開発当初からコスト圧縮を強く意識し、安価な製品として提供することを掲げていた。新山氏は「弊社は物流のあらゆる段階のアプリケーション開発を手掛けています。弊社が開発した付加価値が高く安価な数量表示装置が中小規模の物流センターにも普及し、仕分け作業効率の向上に寄与するとともに、北海道内の流通業界への貢献ができればと考えております」と語る。

代表取締役社長
新山将督
■会社概要
〒003-0005/札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 札幌市産業振興センター3F
電話 011-522-7518/FAX 011-522-7524
創立/平成19年5月21日
代表者/代表取締役 新山将督
資本金/1,000万円
従業員数/8名
■取引先
北海道総合通信網(株)
ビットスター(株)
(有)サイレントシステム
■開発実績・製品
物流を支えるEOS・EDIシステム
・発注クライアントシステム(予定)
・受注クライアントシステム
・EDIサーバーシステム
・WEB配信システム
■事業内容
物流、生産情報システム全般に関するシステム構築、ハード・ソフトウェアの開発と提供
EDIシステム、生産管理システム
デジタルピッキング・アソートシステム
配送管理システム等のパッケージ開発及びASP提供
このページについてのお問い合わせ
電話番号:011-211-2362
ファクス番号:011-218-5130
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.