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更新日:2023年1月31日

高病原性鳥インフルエンザに関するQ&A

1)鶏肉や卵を食べて感染することはありませんか?

感染した鶏肉や鶏卵は出荷されていません。

現在、流通している鶏肉、鶏卵などの食品は安心して食べることができます。

国内の養鶏場で発生が見られる高病原性鳥インフルエンザへの対応では、徹底した防疫措置が講じられており、感染拡大の防止と安心・安全な鶏肉・鶏卵の供給を図っております。

なお、食品としての鶏肉や鶏卵を食べることによってヒトが感染をしたという事例の報告はありません。

2)鳥インフルエンザは人に感染しますか?

通常ヒトが感染するインフルエンザと、今回の鳥インフルエンザは異なりますが、海外では養鶏関係者などが鳥インフルエンザに感染している鶏との直接的な濃厚接触によってヒトが感染した事例が報告されています。

ヒトが鳥インフルエンザウイルスの感染を受けるのは感染した鳥と近距離で接触した場合やそれらの内臓や排せつ物に接触するなどした場合が多いと考えられています。

日本国内では、この病気にかかった養鶏場の鶏等が徹底的に処分されており、通常の生活でこの病気に感染した鶏と接触したり、鶏舎内で乾燥した鶏糞などを吸い込むようなことはほとんどないことから、鳥インフルエンザに感染する可能性は極めて低いと考えられます。

3)ペットでニワトリや小鳥を飼っていますが大丈夫ですか?

これまでペットとして家庭などで飼育していた鳥が、直ちに危険になるということはありません。

鳥に限らず、動物に触った後は手を洗い、うがいをすること、糞尿は速やかに処理して動物のまわりを清潔にすることなどを心がけることが重要です。

万一、飼育中に食欲が無くなったり、羽を逆立て首を力無くうなだれたりするような状態が見られた場合は動物病院の獣医師に相談をして、石狩家畜保健衛生所(011-851-4779)にご連絡ください。

なお、「動物の愛護及び管理に関する法律」では愛護動物の終生飼育の義務があり、捨てた場合には罰則が適用されることがあります。

愛玩鳥を捨てることなく、動物愛護の精神から引き続き飼っていただきますようお願いします。

 

4)死亡した野鳥などを見かけた場合はどうしたら良いですか?

道内をはじめ全国各地でのオオハクチョウやカモ類などの野鳥から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認されています。

鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられていますので、冷静な行動をお願いします。

衰弱したり死亡した野鳥を見つけた場合は、素手で触らないことや、鳥の排せつ物などに触れた場合は手洗いやうがいをし、水辺などで糞を踏んだ場合は念のため靴底を洗うなどの対応をお願いします。

また、野鳥が大量に死んでいるなどを見つけた場合は、お住まいの北海道総合振興局・振興局保健環境部環境生活課まで連絡をください。(札幌市の場合は、石狩振興局保健環境部環境生活課(電話011-204-5825))


5)海外旅行を予定していますが、どんな注意事項がありますか?

現在、隣国の韓国など世界各地で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。特に養鶏関係者の皆様は、これらの国への旅行をできるだけ避けるようお願いします。

鳥インフルエンザの発生が見られる国への旅行される場合は、以下の点についてご注意ください。

ア)鳥類をはじめ、生きた動物を取り扱う市場や養鶏関係施設等へ近づかない。

イ)帰国直後の畜産関係施設への立入りを避ける。

このページについてのお問い合わせ

札幌市経済観光局農政部農業支援センター

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