札幌の景観色70色

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札幌市は、基本的な視点のひとつである「色彩」を取り上げ、調和のとれた、魅力的な都市景観をつくり出すために、札幌にふさわしい色として「札幌の景観色70色」を具体的に提案し、一定の考え方をまとめた「色彩景観ガイドライン」を策定しています。
策定の目的
都市景観を形成する上で色彩が果たす役割は大きく、街の印象を左右する建築物等の色彩は、街並みに調和や一体感などを与える手段として効果的です。
このガイドラインは、美しい札幌の景観づくりの実現方策の一つであり、建築物等が周辺環境に調和し、誰もが美しいと感じる魅力ある札幌の色彩環境の創出を目指すことを目的としています。
ガイドラインの概要
- 「景観」の基本的な考え方や「色彩景観計画」の必要性を説明しています。
- 「札幌の景観色70色」の抽出過程を説明しています。
- 「札幌の景観色70色」を基に、建築物や鉄塔などの構造物の配色方法、使用面積の目安などを具体的に解説しています。
- 「札幌の景観色70色」それぞれに色名をつけ、個々の色の特性などについて説明しています。
※色名には市内の地名と同じものがありますが、これは特定のイメージを与えるものではありません。
ガイドラインの特色
- 四季をとおしてさまざまな視点から調査、研究(札幌市立高等専門学校に委託)を行い、「札幌の景観色70色」を抽出しています。
- 郷土(札幌)を意識し、色を心に留めてもらうため「景観色70色」一つ一つに札幌をイメージできるオリジナルの名前(例えば、リラ霞、雪虫、楡(えるむ)、モエレ沼、札幌玉葱など)を付けています。
- 単に机上で使用するだけでなく、建設現場などで使用できるよう別冊構成としています。
- 建築物等の外壁などに使用する色の面積の目安(例えば、外壁を塗り分ける時の色の塗り分けの位置、外壁面全体に使用できる色の面積の割合など)を具体的に示しています。
- 景観色70色を限定色にするのではなく、それぞれの色が持っている許容範囲の幅を色で表した限界色票を作成しています。これは、計画の現場で直接素材に当てながら色を選べるように作っています。
- 70色それぞれの色の特性や使用上の要点を配色票─カラーエッセンス70─として示しています。
色彩計画の視点・組み立て方
美しい札幌の景観づくりを目指して、建築主や設計者等多くの方々に、共通した認識を持って建築物等の色彩景観計画を行っていただくため、以下のような指導・助言を行います。
- 建築計画地が市の中心部など、建物が密集している場合には、暗く鮮やか(低明度・高彩度)にすると周辺に圧迫感を与えるため、景観色70色を参考に、高明度・低彩度にして、周辺と調和させましょう。
- 郊外の場合は、周辺の樹木や植栽などの緑に合わせ、きわめて薄い色やその土地の「土の色」、「石の色」の類似する色を使用しましょう。
- 高層の建築物の場合は、特に高層部では圧迫感を与えないよう、また、空に溶け込む色にするよう高明度・低彩度にしましょう。個性を主張したい場合は、3階程度までの高さであれば色あいに変化を与えると効果的です。
- 鉄塔など大規模な構造物は、周辺と調和させましょう。中間部・上部はできるだけ無彩色の白に近づけるか、空と同化する色を使うようお願いします。
札幌固有の「色名」を持つ「札幌の景観色70色」を楽しんでいただき、四季折々に変化する美しい色彩景観をつくりましょう。
パンフレットダウンロード
札幌の景観色70色
概要版(分割ダウンロード)
本編(分割ダウンロード)
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