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更新日:2011年4月27日

星のある建物たち

さっぽろ歴史ものがたり1歩目

五稜星(ごりょうせい)とは、北極星をモチーフにした開拓使のシンボル

五稜星をデザインしたのは、明治5(1872)年に開拓使御用掛となり、樺戸丸船長を命じられた蛯子末次郎氏。彼は樺戸丸の船長時代に開拓次官であった黒田清隆の命令で、開拓使の記章として赤い星の各種デザインを作成しました。五稜星は、やがて開拓使全体を表わす記章となり開拓使が建てた建築物や開拓使直営工場の製品に赤い星のマークが付けられていきました。

開拓使札幌本庁(背面)屋根塔

竣工した開拓使札幌本庁(背面)屋根塔に五稜星が見えます。明治6(1873)年

※この建物は明治12(1879)年に焼失しています。

見つけてみよう今もある開拓使のシンボル

札幌市内の建物の中にたくさんの五稜星を見つけることができます。例えば、北海道庁旧本庁舎、旧札幌農学校演武場(時計台)、豊平館、清華亭などです。

開拓使札幌本庁の上棟式

開拓使札幌本庁の上棟式明治6(1873)年

北海道のマークも五稜星ゆかりの星座

北海道庁旧本庁舎(赤れんが)へ行ってみましょう。はためいているのは北海道章の七光星が描かれている、北海道旗です。開道百周年を記念して、道内の美術団体が作製した7,500点以上のデザイン案の中から、北海道を代表するデザイナーの栗谷川健一氏によるデザインが選ばれました。道章のデザインは、開拓使時代の旗章のイメージを七光星として現代的に表現したもので、厳しい風雪に耐え抜いた先人の開拓者精神と、雄々しく伸びる北海道の未来を象徴したものです。[昭和42(1967)年5月1日制定]

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参考資料

  • 写真:『明治大正期の北海道[写真編]』北海道大学図書刊行会(2枚とも)
  • 北海道遺産スタンプラリー「五稜星を捜せチャレンジBOOK」
  • 北海道「道告示第775号」
  • 『北海道史人名字彙』河野常吉著北海道出版企画センター
  • 函館市ホームページ