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「景観」とは、街並みやたたずまいなどの、眺められる“対象”を示す「景」という文字と、それらを眺める”主体”である人間の感覚を表す「観」という文字が組み合わされた言葉です。
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景観の要素は私たちの身近なもので構成されており、目に見える緑や建物などのほか、花の香り、小川のせせらぎ、雪の冷たさなど視覚以外で感じられる要素も含まれます。
これらの要素を通して地域の個性を表現し、快適な環境をつくりだしている優れた都市景観は、市民生活に潤いを与え、私たちに都市への愛着や誇りをもたせてくれます。さらに商業地や住宅地などでは、地域の魅力が付加し、地域の活性化の力の源になります。そして、都市の将来を担う子供たちの豊かな感性を育ててくれます。
このように、都市における景観形成は、単にきれいな風景や街並みをつくるということばかりではなく、都市環境と市民に深い関わりがあります。
優れた都市景観は、この街に暮らしているすべての人たちの理解とさまざまな取り組みによって形づくられるものであり、次の時代へと継承されていく市民共有の財産といえます。
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これからの都市景観には、自然に恵まれた生活環境、明治以来の街づくりの歴史などを活かしつつ、市民生活に密着した、札幌の文化を身近に感じることのできる景観形成が求められています。
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札幌市では、平成9年3月に「都市景観基本計画」を、平成10年(1998年)3月に「都市景観条例」を定めました。平成16年(2004年)6月、我が国はじめての景観法施行に伴い、札幌市では、より積極的に景観形成を推進するため、「景観計画」の策定、「都市景観条例」の改正を行い、平成20年(2008年)4月に施行しました。
札幌の景観特性を見つめ直し、個性ある美しい札幌の街を実現するために、市民、企業そして行政が互いに協力して、札幌にふさわしい都市景観の形成を目指しましょう。
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