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更新日:2023年1月6日

オオハンゴンソウ駆除作戦2016 in 北海道大学

オオハンゴンソウ駆除作戦2016チラシ幌市では、札幌市内に生育するオオハンゴンソウを通じて、外来種問題や身近な自然の大切さなどを考えるイベント「オオハンゴンソウ駆除作戦2016 in 北海道大学~外来種問題について考えよう~」を開催しました。
海道大学農学部の近藤哲也教授のお話と実習のあと、花木園と花卉・緑地計画学研究室の圃場見学を行いました。

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実施概要

日時

平成28年7月29日(金曜日)10時00分~12時00分
場所

北海道大学農学部 1階 N12講義室(札幌市北区北9条西9丁目)

参加者数 15名
スケジュール

10時00分~ お話:オオハンゴンソウとは

10時30分~ 実習:オオハンゴンソウ種子数調査

11時00分~ 花木園・ほ場の見学

11時45分~ アンケート・記念品配布

主催・共催

主催:札幌市  共催:北海道大学

活動の様子

当日は、北海道大学農学部の近藤哲也教授を講師に迎え、オオハンゴンソウについてのお話をきいた後、実習として、1個のオオハンゴンソウの花にどれくらいの種ができるのかを参加者全員で数えてみました。その結果、1個の花に約500個の種ができることがわかりました。もし、1本のオオハンゴンソウに10個の花が咲いたら、種の数は合計で5,000個ということになります。「特定外来生物」に指定されているオオハンゴンソウは発芽率も高く、実習を通じてその繁殖力の強さを実感できました。
講義室での実習の後に行う予定であったオオハンゴンソウの駆除体験会は、あいにくの雨模様のため中止となりましたが、屋外へ出て花木園とほ場の見学を行い、イベントは終了となりました。

 

近藤哲也教授によるお話の様子

実習の様子

見学の様子

オオハンゴンソウとは

  • オオハンゴンソウ外来生物法の「特定外来生物(※)」に指定されている植物で、栽培したり、生きたまま保管・運搬することなどが原則禁止されています。
  • 観賞用として持ち込まれたものが、野生化して広がり、道端や河川敷などにも生育しています。在来の植物との競争など、生態系への悪影響が懸念されています。

特定外来生物:国外から人間により持ち込まれた生き物で、まわりの生き物への影響が大きいことから、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で規制の対象となっているもの。飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことなどが原則禁止されており、違反すると罰則があります。

 

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このページについてのお問い合わせ

札幌市環境局環境都市推進部環境共生担当課

〒060-8611 札幌市中央区北1条西2丁目 札幌市役所本庁舎12階

電話番号:011-211-2879

ファクス番号:011-218-5108