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更新日:2023年1月4日

まいごのくま

  • 絵・文:村瀬 修
  • あらすじ:森の中で母ぐまとはぐれてしまった子ぐまは、母ぐまを探している途中に出会った、子ざるやふくろうなど、困っている動物たちを助けていきます。夜になり、母ぐまに会えない子ぐまのところに助けた動物たちが集まってきます。

※札幌市が平成26年度に開催した「第1回生物多様性さっぽろ絵本コンテスト」優秀賞受賞作品


まいごのくま01

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まいごのくま02

森のなかで、子ぐまが母ぐまと、はぐれてしまいました。

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まいごのくま03

母ぐまをさがしていると、さるの親子がいました。子ざるが岩のすきまに落ちて、うごけなくなっていたのです。

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まいごのくま04

子ぐまはウーンウーンと力をだして岩をうごかし、子ざるをたすけました。

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まいごのくま05

子ざるをたすけた子ぐまは「ぼくのお母さんみなかった」と聞くと「ここにはこなかったよ」といいました。

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まいごのくま06

森のなかをさがしていると、ふくろうのひながすからおちて、こまっていました。

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まいごのくま07

子ぐまは、ひなをだいてスルスルと木にのぼりひなを助けました、けれど母ぐまのことはしりませんでした。

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まいごのくま08

母ぐまをさがしているとピーピーと、ふしぎな音がきこえました。
子じかの足が木のみきに、はさまってないていたのです。

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まいごのくま09

子ぐまは、木にはさまっていた子じかの足を、はずしてあげました。

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まいごのくま10

助けた子じかにも、母ぐまのことをきいてみましたが子じかも、しらないといったのです。
子ぐまは、かなしくなりました。

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まいごのくま11

とうとう夜になり、子ぐまは岩のくぼみでないていました。

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まいごのくま12

すると、たすけたさるや子じかが子ぐまのそばに、あつまってきたのです。

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まいごのくま13

朝になって母ぐまがやってきました。みんながさがしてくれたのでした。

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まいごのくま14

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