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更新日:2014年10月15日

知っていますか?生物多様性のこと

カッコー先生4_1みなさんは“生物多様性”という言葉を知っていますか?
今、生物多様性は全世界で危機的な状況にあり、温暖化と並ぶ深刻な地球環境問題となっています。
生物多様性を守るために、私たちにできることは何か、一緒に考えてみませんか?

生物多様性って何?

地球上では、人間だけではなく、動物や植物、昆虫などいろいろな生き物がお互いにつながり合いながら生きています。
3つの多様性このように、たくさんの生き物がいて、それらがつながり合っていることを「生物多様性」といいます。
この生き物たちのつながりにより、地球では豊かな生態系が保たれています。
生物多様性は、「生態系の多様性」、「種の多様性」、「遺伝子の多様性」の3つの多様性から成り立っています

  • 生態系の多様性
    山・川・海・まち、たくさんの種類の自然環境があります。
  • 種の多様性
    動物・植物・昆虫、たくさんの生き物がいます。
  • 遺伝子の多様性
    色・形・模様、たくさんの個性があります。

 

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生物多様性って私たちとどんな関係があるの?

私たちは日々、生物多様性から様々な“恵み”を受けており、この生物多様性からの恵みを“生態系サービス”と言います。
生物多様性は、衣・食・住だけではなく、きれいな水や空気、薬の原料、文化の源泉など、様々な恵みをもたらしてくれており、これらの恵みは私たちが生きていくために欠かせません。
私たち人間をはじめ、生き物たちの“命”と“暮らし”は、生物多様性からの恵みに支えられているのです。

  • すべての生命の基盤ですカッコー先生1
    植物が酸素をつくり、森は水を蓄え、微生物は豊かな土壌を作ります。
  • 生活の糧です
    衣服、食物、木材、医薬品など生活に必要な資源として衣食住を支えてくれています。
  • 豊かな文化の根源です
    地域の多様な生態系や生き物は、景観やお祭り、郷土料理など自然に根付いた文化の土台となっています。
  • 生活の安全を支えます
    森林や湿原は土砂崩れや洪水を防ぐなど私たちの生活の安全を支える存在でもあります。

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世界の生物多様性に影響を与えています

私たちは、日々、生物多様性の恵みを受け、豊かな暮らしを送っていますが、その一方で、私たちの生活は生物多様性に様々な影響を与えています。
食品や木材、エネルギーなど生活に必要なものの多くを輸入に頼っている私たちの生活は、私たちが暮らす札幌の生物多様性のみならず、世界の生物多様性にも大きく依存し、影響を与えています。
世界の生物多様性への影響

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今、生物多様性が危ない!

絶滅スピード私たちが生きていくために欠くことのできない生物多様性ですが、実は今、地球規模で失われつつあります。
地球上にはわかっているだけで175万種、未知のものを含めると3,000万種の生き物がいるといわれています。
しかし、現在、主に私たち人間の活動の影響で、1年間に4万種もの生き物が絶滅しているといわれています。
地球上では過去にも、自然現象などの影響により大規模な絶滅が繰り返し起こってきましたが、現在の絶滅スピードは過去のものをはるかに上回っており、その速さが問題となっています。
生態系は様々な生き物たちによって絶妙なバランスで保たれているため、特定の種が突然絶滅すると、生態系のバランスが崩れ、他の種にも悪影響を及ぼしてしまうのです。カッコー先生2
一度失った種は二度と元には戻せません。
このままのスピードで生き物が絶滅していくと、いずれ私たち人類も存亡に危機に直面することとなります。

【人間がもたらしている生物多様性4つの危機】

  • 第1の危機
    開発や乱獲などの人間活動による生態系の破壊、種の減少・絶滅
  • 第2の危機
    里地里山の手入れ不足など人間の働きかけの減少による影響
  • 第3の危機
    外来種や化学物質などの持ち込みによる生態系のかく乱
  • 第4の危機
    温暖化など地球環境の変化による生息環境の悪化

生物多様性を守るために何をすればいいの?

カッコー先生6_1私たちの暮らしを支えてくれている生き物たちを守るため、私たちができることはたくさんあります。
身近な生活を見直して、今すぐできることから始めてみませんか?

  • 食べ残しなどの食品廃棄物を減らしましょう。
    日本で排出される食品廃棄物は、1年間に約1,900万トンと言われていいます。食べ残しや買いすぎ、作りすぎをせず、食品廃棄物を減らすことは、生態系サービスの無駄遣いをなくし、有効利用を進める大切な取組です。
  • エネルギーなど地球温暖化防止対策に取り組みましょう。
    温暖化が進み、世界の平均気温が1.5~2.5℃上がると、20~30%の生き物が絶滅するおそれが高まると予測されています。省エネルギーなど温暖化対策に取り組むことも、生き物の生息・生育環境を守ることにつながります。
  • 環境に配慮した製品を選びましょう。
    近年、木製品や水産物、農産物について、生物多様性に配慮した方法で生産されている製品を第三者機関が認証する取組が進められています。私たち消費者は、こうした製品を選ぶことでも生物多様性を守ることができます。
  • 北海道産の食材や旬のものを選んで食べましょう。
    地域でとれたものをその地域で消費する地産地消や旬のものを食べることは本来の自然の姿です。地産地消などは農地等の生態系の保全や輸送・生産に必要なエネルギーの削減にもつながります。
  • 自然観察や自然体験の機会を増やしましょう。
    自然とのふれあいは、身近な自然や生き物に対する興味や関心を深め、家庭や地域での対話や生物多様性に対する理解を広げます。また、地域の魅力を再発見・創造するきっかけになります。

 

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