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更新日:2017年6月19日

救命救急センター

 救命救急センターについて

常勤専任スタッフ14名と研修医を合わせ、総勢20名強の人数で、年中無休の救急診療体制を組んでいます。道央圏の救命救急センターとして、年間約1,000件の重症患者さんの搬入を受けています。ほぼすべての患者さんが救急車で直接搬入されたり、紹介搬入される三次救急施設です。屋上ヘリポートを利用した患者さんの搬入が年間約50~60件あり、札幌市のみならず道内各地からの重症患者さんの搬入も受け入れています。

屋上ヘリポート

屋上ヘリポート

敷地に隣接している札幌市消防局救急ワークステーションと協力した医師現場搬送(ドクターカー出動)は年間約700件前後であり、病院前救急にも大きく関与しています。

ドクターカー出動

ドクターカー出動

卒後臨床研修制度に関しては、常時2~3名の1年次研修医を受け入れ、救急医療の教育にあたっています。

救急科専門医10名、日本救急医学会指導医2名が在籍しています。

救急科専門医指定施設、指導医指定施設となっております。

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基本方針

  1. 道央圏の救命救急センターとしての使命を自覚する
    救急医療を要する重症患者さんが必要な医療を常に受けられるように、効率的に病床を管理する。
  2. 教育・研修機関としての役割を果たす。
    研修医、医学生、救急救命士、看護学生、薬学部学生などの研修に協力する。
  3. 安全で効率的な医療を目指す。
    医療安全に関しては、常に部署内で情報の共有や相互チェックに努める。
    高度な救命医療の中でも、無駄のない医療に心がけ、保険診療のルールを遵守する。

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こんな症状、疾患を診ています

2013年4月1日から2014年3月31日までの重篤患者さんの内訳

※一つの症例で複数の項目に該当する場合は、最も適切なもの一つのみを選択

 

疾病名

基準(基準を満たすもののみ数えること)

患者数
(人)

1

病院外心停止 病院前心拍再開例、外来での死亡確認例を含む

274

2

重症急性冠症候群 切迫心筋梗塞、急性心筋梗塞又は緊急冠動脈カテーテル施行例

40

3

重症大動脈疾患 急性大動脈解離又は大動脈瘤破裂

21

4

重症脳血管障害 来院時JCS 100以上、開頭術、血管内手術施行例又はtPA療法施行例

13

5

重症外傷 Max AISが3以上又は緊急手術施行例

49

6

重症熱傷 Artzの基準による

18

7

重症急性中毒 来院時JCS 100以上又は血液浄化法施行例

11

8

重症消化管出血 緊急内視鏡施行例

7

9

重症敗血症 感染性SIRSで臓器不全、組織低灌流又は低血圧を呈する例

57

10

重症体温異常 熱中症又は偶発性低体温症で臓器不全を呈する例

6

11

特殊感染症 ガス壊疽、壊死性筋膜炎、破傷風等

5

12

重症呼吸不全 人工呼吸器管理症例(1から11までを除く。)

35

13

重症急性心不全 人工呼吸器管理症例又はSwan-Ganzカテーテル、PCPS若しくはIABP使用症例(1から11までを除く。)

28

14

重症出血性ショック 24時間以内に10単位以上の輸血必要例(1から11までを除く。)

6

15

重症意識障害 JCS 100以上が24時間以上持続(1から11までを除く。)

14

16

重篤な肝不全 血漿交換又は血液浄化療法施行例(1から11までを除く。)

2

17

重篤な急性腎不全 血液浄化療法施行例(1から11までを除く。)

2

18

その他の重症病態 重症膵炎、内分泌クリーゼ、溶血性尿毒症性症候群などで持続動注療法、血漿交換又は手術療法を実施した症例(1から17までを除く。)

5

合計

593

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 手術件数

平成28年の手術件数です。

手術コード 手術名 件数
K0001 創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5㎝未満) 6
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5㎝未満・真皮縫合) 2
K0002 創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径5㎝以上10㎝未満) 2
K000-25 小児創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径2.5㎝未満) 1
K000-26 小児創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径2.5㎝以上5㎝未満) 1
K0003 創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径10㎝以上)(その他) 1
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径10㎝以上・真皮縫合)(その他) 1
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの・長径20㎝以上・真皮縫合)(頭頸部) 1
K0004 創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5㎝未満) 16
K0005 創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの・長径5㎝以上10㎝未満) 1
K0011 皮膚切開(長径10㎝未満) 3
K0021 デブリードマン(100未満) 1
K0022 デブリードマン(100以上3000未満) 2
K0131 分層植皮術(25c㎡未満) 1
K023 筋膜切開術 2
K083 直達牽引 1
K189 脊髄ドレナージ術 1
K386 気管切開術 7
K3901 喉頭異物摘出術(直達鏡によらない) 1
K509-4 気管支瘻孔閉鎖術 2
K5342 横隔膜縫合術(経胸及び経腹) 1
K539 心膜切開術 1
K545 開胸心臓マッサージ 3
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 2
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 1
K550-2 経皮的冠動脈血栓吸引術 1
K6001 大動脈バルーンパンピング法(初日) 2
K6002 大動脈バルーンパンピング法(2日目以降) 84
K6021 経皮的心肺補助法(初日) 37
K6022 経皮的心肺補助法(2日目以降) 115
K6072 血管結紮術(その他) 1
K615-2 経皮的大動脈遮断術 5
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内等)(その他のもの) 1
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 1
K636 試験開腹術 1
K6401 腸間膜損傷手術(縫合のみ) 1
K901 子宮双手圧迫術(大動脈圧迫術を含む) 1
合計 311

 

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 私たちが担当しています ~担当医紹介~ 

役職 氏名 専門分野 資格等
部長 佐藤 朝之 救急、麻酔、集中治療、外傷、IVR、プライマリケア、プレホスピタルケア 日本救急医学会専門医、麻酔科標榜医、プレホスピタルケア、日本プライマリケア連合学会専門医・指導医、日本外傷学会JATECインストラクター、日本救急医学会ICLSインストラクター・ディレクター
副部長 牧野 隆雄 救急、循環器内科、心血管カテーテル治療 日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会専門医・指導医
医長 松井 俊尚 呼吸器外科、心臓血管外科、救急 日本外科学会専門医、日本救急医学会専門医
医長 遠藤 晃生 麻酔、救急、画像診断、IVR 麻酔科専門医、麻酔科標榜医、日本救急医学会専門医、日本DMAT隊員
副医長 坂東 敬介 救急、外科 日本外科学会専門医、日本救急医学会救急科専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本DMAT隊員、統括DMAT
嘱託医師 村上 博基 救急  

 

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 看護部から

救命救急センターのスタッフは、救急医療を要するすべての患者さんとご家族の心に寄り添い、専門性の高い知識・技術に基づいた安全で安心できる心の通う看護を提供しています。
循環動態が不安定で、生命維持が困難な患者さんに装着する経皮的心肺補助装置(PCPS)や大動脈バルーンパンピング(IABP)、重症な呼吸不全の患者さんに装着する体外式膜型人工肺(ECMO)の管理など、高度医療を提供するための幅広い知識と技術が求められています。
更に、リハビリテーションを必要とする回復期、救命困難な終末期の患者さんなどあらゆる疾患、年齢の方を対象とした看護実践を行っています。
救急看護認定看護師1名、集中ケア認定看護師2名、急性重症患者看護専門看護師2名、急変看護院内認定看護師2名が在籍しており、リソースナースが院内一多い専門性の高い部署です。
精神医療センターと連携しており、精神科治療を必要とする患者さんにも対応しています。また、院内急変症例や病棟で管理が難しい重篤な患者さんも受け入れています。

2015年の年間搬入患者数は894件でした。(三次救急、循環器・呼吸器二次救急も含む)その内ヘリによる搬送は52件でした。

病院に隣接している、札幌市消防局救急ワークステーションより救急救命士の生涯研修を受け入れています。その中では、看護ケアを学ぶ実習も含まれています。プレホスピタルケアの中心的役割である救急救命士の育成にも貢献しています。
また、災害拠点病院の中心的役割を担い、災害対策チームなどの活動も活発に行っています。

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集中治療室(ICU):8床

b.jpg
高度治療室(HCU):20床

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心臓専門治療室(CCU・PCCU):8床

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外来ホール(初療室)

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ヘリポート

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外来ホールでの処置

 

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診療体制

医師は、日勤と夜勤の二交代制をとっています。

毎日朝夕のカンファランス、回診で、全患者の病態や方針について討議・引き継ぎを行います。

カンファランス

 

救急外来(救急ホール)では、多くのスタッフが集まり、必要時には院内の各診療科専門医の応援もうけて、迅速に病態の把握・方針決定をし、治療を開始します。

救急外来

救急外来

救急外来

救急外来

 

一刻を争うような病態では、救急外来(救急ホール)で緊急手術を行う場合もあります。

緊急手術

緊急手術

 

当センターは、院外心肺停止患者さんに対し、適応症例では経皮的人工心肺装置(PCPS)を装着し、さらに脳低温療法を組み合わせ、積極的な心肺脳蘇生を行っており、良好な結果を得ています。

心肺脳蘇生

心肺脳蘇生

 

重症患者さんを治療できる病床は、ICU8床、CCU4床です。

病床

 

治療が功を奏し安定状態になった患者さんについては他の病棟や他の施設への移動をお願いし、新たな重症患者さんのために病床を確保する必要があります。

救命救急センターがその役割を最大限果たせるよう、医療関係者、市民の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

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論文等

平成19年論文等(救命救急センター)

【終末期医療 何をどこまでやるか われわれはこうしている】 脳死患者の終末期医療 臓器提供を含めて
鹿野 恒、牧瀬 博
ICUとCCU 31(3):207-214, 2007

蘇生後の一晩を乗りきろう! (救急科―そのときあなたはどう動く?)
鹿野 恒
レジデントノートVol.9 No.1 70-76, 2007

救急医療における 「生」 と 「死」 (Letter to Editor)
鹿野 恒
日本救急医学会雑誌18巻6号 P236, 2007

「救急蘇生のガイドライン」 課題と展望 医療従事者の救命処置 「PCPS」
鹿野 恒
救急医学31(9):1045-1050, 2007

「特異な経過をたどった症例・事例から学ぶ」
12. 終末期 2) 臓器・組織提供 救急医療終末期における臓器提供
鹿野 恒
救急医学 31(12):1660-1661, 2007

産科領域のDIC診断に対する急性期DIC診断基準の応用
市立札幌病院 救命救急センター
平安山直美
丸藤 哲、上垣 慎二、牧瀬 博
羽田 健一、奥山 和彦、晴山 仁志
日本救急医学会雑誌18巻12号 793-802, 2007.12

急激に進行した高カリウム血症から心停止に至った総腸骨動脈瘤下大静脈瘻の1例
市立札幌病院 救命救急センター
上垣 慎二
早川 峰司、山崎 圭、佐藤 朝之
松井 俊尚、牧瀬 博、丸藤 哲
日本救急医学会雑誌(0915-924X)18巻10号 701-706, 2007.10

【エアレスキュー・ドクターカー】 ドクターカー ワークステーションを基盤としたドクターカーシステム
市立札幌病院 救命救急センター
牧瀬 博
山崎 圭
プレホスピタルMOOK3号 132-144, 2007.1

刺創による下大静脈損傷で出血性ショックに陥った患者の麻酔
星野 弘勝、山崎 圭、牧瀬 博
丸藤 哲
北海道大学 医学研究科侵襲制御医学講座救急医学分野
久保田信彦
臨床麻酔(0387-3668)31巻3号 631-632, 2007.3

平成18年論文等(救命救急センター)

Neuronal cell injury in patients after cardiopulmonary resuscitation: Evaluation by Diffusion-Weighted Images and Magnetic Resonance Spectroscopy
Hitoshi Kano, Kiyohiro Houkin, Kuniaki Harada, Izumi Koyanagi, Satoshi Nara, Yasushi Itou,
Hitoshi Imaizumi, Yasufumi Asai,
Masaki Saitou.
Neurosurgical Review. 2006;29:88-92

臨床的脳死症例に対する臓器提供に関する選択肢提示の試み
鹿野 恒、山崎 圭、佐藤 朝之、佐藤 真澄、牧瀬 博
日本臓器移植ネットワーク 東日本支部/大宮かおり
北海道腎臓バンク/小野美和子
日本救急医学会雑誌. 2006;17:129-36

ウツタイン様式の活用に関する研究 (平成18年3月) ―国際間比較―
市立札幌病院 救命救急センター/鹿野 恒、遠藤 晃生、牧瀬 博、岡田 基衛、
岡本 征仁、近江 伸行、印藤 昌智、佐々木博昭、佐藤 史祝、斉藤 恭二、齊藤 孝
札幌市消防局/松井 英樹
財団法人 救急振興財団 (平成17年度 (財) 救急振興財団調査研究委託事業)

特集 臓器移植 臓器提供のインフォームドコンセント ―私たちが最期にできること―
鹿野 恒、牧瀬 博
市立札幌病院医誌. 2006;66:05-10

【どうやって医師の交代制勤務を実現するか】 救急医の上手な申し送りのノウハウ
佐藤 朝之
ERマガジン. 2006;3:402-407

ヒトヘルペスウイルス感染が原因と考えられた急性壊死性脳症の1例
札幌市立札幌病院 救命救急センター/上垣 慎二、早川 峰司、臼井 章浩、山崎 圭、佐藤 朝之、牧瀬 博
北海道大学医学部 救急医学/丸藤 哲
日本集中治療医学会雑誌. 2006;13:451- 455

【ERとクリティカルケア,その違いとは】 「日本型」救急医が見た北米型Emergency Medicine
佐藤 朝之
ERマガジン. 2006;3:121-125

平成17年論文等(救命救急センター)

頸胸髄硬膜外膿瘍に対し血管造影用4Frシースと多孔式4Frピッグテール型カテーテルでドレナージを行った1症例
市立札幌病院救命救急センター/久保田 信彦、牧瀬 博
同 画像診療科/久保 公三
北海道大学救急医学/星野 弘勝、丸藤 哲
麻酔 54巻10号 1149-1152, 2005

Letter to the Editor 延命治療の中止と法的問題
市立札幌病院救命救急センター/鹿野 恒
日本救急医学会雑誌 16巻5号 233, 2005

平成16年論文等(救命救急センター)

劇症型A型β溶連菌感染症の救命にMRIと術中迅速病理診断を用いた1症例
久保田信彦、 松田直之、 近井佳奈子、 伊藤智雄、 千葉仁志、 亀上 隆、 丸藤 哲
日救急医会誌 (JJAAM)  15:563-568, 2004