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更新日:2018年1月26日

アレルギー物質~食品衛生法に基づく表示~

※このページは主に事業者の方に対して、食品衛生法に定められた食品の表示制度の概要について説明したものです。詳細については保健所又は各区保健センターにご相談ください。

なお、平成27年4月に施行された食品表示法に基づく表示については、アレルゲン~新しい食品表示制度の変更点~をご参照ください。

食物アレルギーについて

「食物アレルギー」とは、身体が食べ物に含まれるたんぱく質(アレルギー物質)を異物と認識し、自分の身体を防御するために過剰な反応を起こすことで、かゆみ、じんま疹、唇の腫れ、腹痛、下痢、嘔吐、咳などの症状が起こります。
重篤な場合は呼吸困難や血圧低下、意識消失などショック状態となることがあり、最悪、死に至る場合もあります。

【こんな事例が起きています】
事例1:原材料に「卵」の表示のない食パンを卵アレルギーの子どもに食べさせたところ、直後に唇がはれ、顔や首にかけてじんま疹がでた。

⇒食パンに卵は使用していなかったが、同じ製造ラインで卵を使用した菓子パンを作っており、ラインの洗浄不足で食パンに卵が混入していた。

事例2:原材料に「乳」の表示のない市販のチキンステーキを購入し、乳アレルギーのある人が食べたところ、じんま疹などのアレルギー症状がでた。

⇒使用していた原材料の中に乳のタンパク質が含まれていた。

アレルギー表示について

食物アレルギーをもつ方の健康被害を未然に防ぐため、食品衛生法ではアレルギー物質を含む食品はその旨の表示が義務付けられています。

表示の必要な「アレルギー物質」は?

アレルギー物質の中でも、特に症例数が多い、又は重篤度の高い7品目「えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生」「特定原材料」といい、これが含まれている食品はその旨の表示が義務付けられています。

過去に一定の頻度で健康被害が見られる「あわび」、「いか」などの20品目「特定原材料に準ずるもの」とし、可能な限り表示することが奨励されています。

また、一括表示の外に、表示の対象を「特定原材料7品目」又は「特定原材料に準ずる27品目」のいずれであるかを表示するよう努めることとされています。

アレルギー表示対象品目
【特定原材料】
義務表示(7品目)
えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生
【特定原材料に準ずるもの】
奨励表示(20品目)
あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

アレルギー表示の対象は?

アレルギー物質を含む食品の表示は、全ての流通過程にある食品や添加物に必要です。含有量がごく微量であっても、アレルギー物質の表示は必要です。

※アレルギー表示が免除されている対面販売や飲食店でも、健康被害防止のため、取り扱う食品についてアレルギー物質の使用の有無などの正確な情報を把握しておく必要があります。

「アレルギー物質」の表示方法

【表示例】

  • 個別に表示する場合
    (個々の原材料の直後に表示)

  • 一括で表示する場合
    (原材料全ての記載のあとに表示)

  • アレルギー物質名などが原材料として記載されている例

  • 「原材料名」欄に、含まれている「特定原材料」及び「特定原材料に準ずるもの」(以下「特定原材料等」といいます。)を表示します。

※「原材料名」欄は、JAS法の規定により、原材料のうち添加物以外を重量の多いものから順に記載し、続いて添加物を重量の多いものから順に記載することとなっています。

  • 特定原材料等の表示方法は次の2通りあります。
    • 個別に表示する場合:個々の原材料の直後に「(○○を含む)」と表示します。
    • 一括で表示する場合:原材料全ての記載のあとに「(原材料の一部に○○を含む)」と表示します。

※食物アレルギーを持つ方にとっては、個別に表示されている方がより詳細に情報を得られます。

※特定原材料等由来の添加物の場合は、「(○○由来)」と表示します(一括して表示することも可)。
例)レシチン(卵由来)保存料(しらこたん白:さけ由来)

  • 特定原材料等そのものや「代替表記」「特定加工食品」「拡大表記」として認められている名称が原材料として記載されている場合は、改めて含む旨の表示は不要です。なお、「代替表記」及び「特定加工食品」は「特定原材料等の表記方法代替リスト」(PDF:25KB)にリスト化されており、勝手な判断で表示することはできません。

代替表記
表記方法や言葉が異なりますが、特定原材料等と同一であるということが理解できる表記をいいます。

特定加工食品
一般的に特定原材料等により製造されていることが知られているため、それらを表記しなくても、原材料として特定原材料等が含まれていることが理解できる表記をいいます。

拡大表記
特定原材料等の名称、代替表記及び特定加工食品の名称を含んでいるため、その特定原材料等を使用していることが理解できる表記をいいます。

  • 同じ特定原材料等を重複して使用している場合は、省略可能です(代替表記、特定加工食品も含みます。)。

間違えやすい例

枝豆、もやし、黒豆 「大豆」であることが一般的に知られていないため、代替表記としては認められません。「枝豆(大豆)」「大豆もやし」「黒豆(大豆)」等と表記する必要があります。
茶碗蒸し、プリン 「卵」を原料とすることが一般的に知られていないため、特定加工食品としては認められていません。
おから、きなこ 「大豆」を原料とすることが一般的に知られていないため、特定加工食品としては認められていません。
スパゲッティ、中華麺、
フラワーペースト
「小麦」を原料とすることが一般的に知られていないため、特定加工食品としては認められていません。
マヨネーズ 「卵」の特定加工食品ですが「大豆(大豆油)」の特定加工食品ではありません。
しょう油 「大豆」の特定加工食品ですが、「小麦」の特定加工食品ではありません。

コンタミネーションへの対応

原材料として使用していないにもかかわらず、同じ工場内で別の製品に使用した特定原材料等が意図せずに混入してしまうことを「コンタミネーション」といいます。
食物アレルギーはごく微量のアレルギー物質でも発症することがあることから、製造ラインを十分に洗浄する、特定原材料等を含まない食品から順に製造する、専用器具を使用するなどのコンタミネーション防止対策を徹底してください。

  • 特定原材料等が必ず混入する場合には、特定原材料等を使用したときと同様にアレルギー表示が必要です。
  • コンタミネーション防止策の徹底を図っても混入の可能性を排除できない場合には、注意喚起表示によって消費者に対して注意を促します。この場合、「入っているかもしれません」などの可能性表示は認められません

【注意喚起表示例】

 

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相談窓口

食品衛生法に基づく食品の表示については、札幌市保健所食の安全推進課、広域食品監視センター又は各区保健センター健康・子ども課までお問い合わせください。

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このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所食の安全推進課

〒060-0042 札幌市中央区大通西19丁目 WEST19ビル3階

電話番号:011-622-5170

ファクス番号:011-622-5177

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