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更新日:2011年6月30日

重症急性呼吸器症候群(SARS)

札幌市重症急性呼吸器症候群(SARS)対策行動計画(第3版)

PDF f031koudoukeikaku.pdf 行動計画(PDF:761KB)

PDF f031yoshiki.pdf 様式(PDF:848KB)

PDF f031shiryo.pdf 資料(PDF:1142KB)

 重症急性呼吸器症候群(SARS)の伝播確認地域から帰国して10日以内の方で、下記症状を有する方は、特定の医療機関での診察になります。札幌市保健所または各区の保健センターに電話連絡してください。

札幌市保健所感染症総合対策課 011-622-5199
 〃 中央保健センター健康・子ども課 011-511-7221
 〃 北 保健センター健康・子ども課 011-757-1181
 〃 東 保健センター健康・子ども課 011-711-3211
 〃 白石保健センター健康・子ども課 011-862-1881
 〃 厚別保健センター健康・子ども課 011-895-1881
 〃 豊平保健センター健康・子ども課 011-822-2400
 〃 清田保健センター健康・子ども課 011-889-2400
 〃 南 保健センター健康・子ども課 011-581-5211
 〃 西 保健センター健康・子ども課 011-621-4241
 〃 手稲保健センター健康・子ども課 011-681-1211

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症 状

38℃以上の急な発熱

咳、呼吸器症状があって10日以内にSARS伝播確認地域にいた方か、 
(H15年8月1日現在伝播確認地域はありません)
SARS患者と接触した方

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○感染の報告があった地域(WHOによる)

 WHOでは、地域内での感染が確認されている地域を公表して注意を呼びかけています。 

○SARSに関連する渡航に対する危険情報(外務省による)

 外務省は、重症急性呼吸器症候群(SARS)の集団発生に伴い、中国をはじめとした感染地域への渡航に対する危険情報を発出しています。

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重症急性呼吸器症候群(SARS)についてのQ&A 

SARSについての一般的知識

1 SARSの症状は

38℃以上の発熱

咳、呼吸困難などの呼吸器症状

これらの症状があって10日以内にSARS伝播確認地域にいた方か、SARS患者と接触した方は、SARSの疑いがあり、検査が必要です。

上の3点をすべて満たしても、肺炎所見や呼吸困難がなければ、重症になることはありません。

2 SARSの感染経路は

WHOでは、SARSの原因となる病原体がコロナウイルスの新種であると発表し、SARSウイルスと名づけました。

SARSウイルスは、タンの中や、便、尿中などに含まれていることがわかりました。

感染した人がせきやくしゃみをしたときに、飛び散った鼻汁やだ液などを吸い込むことで感染する飛沫感染が多いといわれています。

感染した人の体液、血液、排泄物などで汚染された手や、その手が触れたドアノブ、手すり、水道の蛇口などを通じて感染する接触感染の可能性も指摘されています。

SARS患者との濃厚な接触者に感染が多く認められています。

濃厚な接触とは、
○家族
○看護・介護した人
○タンなどに直接接触した人

3 危険な地域とは

WHOでは、地域内での感染が確認されている地域を公表して注意を呼びかけています。

外務省では、SARSに関連して渡航に対する危険情報を出して注意を呼びかけています。

4 感染予防のためにできることは

うがい、手洗いをしましょう。

一般的に、規則正しい生活をしてウイルスに対する免疫力を高めることも、感染症予防のために重要です。

5 症状があって心配なときには

札幌市保健所または保健センターに電話して、以下の点を伝えてください。外来対応病院を紹介します。
○名前、年齢、性別
○渡航していた地域
○渡航していた日
○症状(発熱、咳、呼吸困難など) 

外国からの人を迎える方へ

1. 迎えるにあたっての準備

(1) SARSについて正しい知識を持ちましょう。 ⇒ SARSについての一般的知識はこちら

(2) 迎える側の健康管理

手洗い、うがいをしましょう。

特に直接接触する人の健康管理を徹底しましょう。

(3) 伝播確認地域からの渡航者の健康管理

入国から10日間は、念のため以下の点に気をつけて生活することが望ましいとされています。機会があれば伝えるようにしましょう。
○ 人に会うのを最小限にしてください。
○ 外出時はマスクをできるだけ着用してください。
○ 発熱、せき、呼吸困難の症状が出たら、すみやかに札幌市保健所・保健センターに 電話して受診について相談してください。

体温計の共用は避け、使用後は素手で触らず消毒するようにしましょう。

不特定多数の渡航者を迎える場では、注意書きを掲示するなどして、症状が出たらすぐに申し出てもらい、早期受診できるようにしましょう。(注意文例 PDF)

2. 伝播確認地域からの渡航者がSARSらしい症状を起こしたときの対応

(1) 症状がある人にマスクをしてもらいます。

(2) 以下の点を確認します。聞き取る人と通訳もマスクをしましょう。

 ○ 名前、年齢、性別
 ○ 渡航していた地域
 ○ 入国した日
 ○ 症状(発熱、咳、呼吸困難など)

(3) 札幌市保健所または保健センターに電話連絡して、受診について相談してください。

(4) 受診結果が出るまでは、渡航者が使用していた部屋はできるだけ使わないようにしましょう。

3. 受診の結果、SARSの疑いまたは可能性があると診断された場合

身近な人がSARSの疑いがあると診断されたときへ 

これから海外渡航をする方へ

1. 渡航を計画するとき

(1) 渡航先の状況を確認しましょう。

(2) 渡航の必要性をよく検討して計画を立ててください。

2. 流行地域へ行く場合

(1) 特に地域内での感染が多いと確認されている地域では、マスクを着用することと、手洗い、うがいを特に念入りにするなど、感染予防に心がけましょう。

(2) その他の地域においても、手洗い、うがいは重要です。

3. 帰国してから10日間は健康管理に注意してください。

感染危険地域から入国した方へへリンク 

感染危険地域から入国した方へ

 あなたが在住・滞在された地域が、SARSの感染のおそれがある地域の場合には、次のことを注意してください。

1.SARSの潜伏期間は10日間といわれています。この間は、念のため、以下のような対応をしてください。

 (1) 家族・友人を含め、人に会うのは最小限にしてください。また、濃厚な接触はできるだけさけて下さい。

 (2) 外出時は(医師に受診するときを含め)マスクをできるだけ着用してください。

 (3) 下記の症状が一つでもでたら、札幌市保健所または保健センターに事前に連絡した上で、医療機関を受診してください。

  ア 発熱

  イ せき

  ウ 呼吸困難 

輸入製品が心配な方へ

1. WHOは、平成15年4月11日に、SARSの伝播確認地域からのどのような物品、製品、また動物との接触も、公衆衛生上の危険はないと考えられると発表しています。 

札幌市内医療機関の方へ

 重症急性呼吸器症候群(SARS)については、疫学的状況、ウイルスの生態、診断法その他の最新知見が随時更新されています。詳しくは、国立感染症研究所ホームページ
http://idsc.nih.go.jp/disease/sars/index.html
WHOホームページ(英語)
http://www.who.int/csr/sars/en/
等をご参照下さい。

1. 患者及び疑似症患者の判断基準について

 重症急性呼吸器症候群の患者及び疑似症患者は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律の指定感染症として取り扱われることになりました。(平成15年7月14日)
 患者及び疑似症患者の判断基準は(1)、(2)となります。
 また、(3)の疑い例についても、感染症発生動向調査を引き続き行っています。
 (1)、(2)、(3)の定義にあてはまる症例を診療したときには、すみやかに札幌市保健所(011‐622‐5151)まで、報告してください。

(1)患者の判断基準

 診断した医師の判断により、症状や所見から当該疾患が疑われ、かつ、以下の方法によって病原体診断や血清学的診断がなされたもの。

[材料]鼻咽頭ぬぐい液、喀痰、尿、便、血清など

病原体の検出:ウイルス培養検査

病原体の遺伝子の検出:RT-PCR法

血清抗体の検出:酵素免疫測定法 (ELISA)又は免疫蛍光法 (IFA)

 注)これらの検査所見(特にRT-PCR、ウイルス分離)で陰性になった場合であっても、SARSを否定することはできない。この場合には、医師の総合判断により、疑似症例として取り扱うこととする。

(2)疑似症患者の判断基準

  疑似症の診断:臨床所見、渡航歴などにより判断する。
 以下の#1又は#2に該当し、かつ#3の条件を満たすものとする。

#1 平成14年11月1日以降に、38度以上の急な発熱及び咳、呼吸困難等の呼吸器症状を示して受診した者のうち、次のいずれか1つ以上の条件を満たす者

(一) 発症前10日以内にSARSの「疑い例」・「可能性例」を看護若しくは介護していた者、同居していた者又は気道分泌物若しくは体液に直接触れた者
(二) 発症前、10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)へ旅行した者
(三) 発症前、10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)に居住していた者

#2 平成14年11月1日以降に死亡し、病理解剖が行われていない者のうち、次のいずれか1つ以上の条件を満たす者

(一) 発症前10日以内にSARSの「疑い例」・「可能性例」を看護若しくは介護していた者、同居していた者又は気道分泌物若しくは体液に直接触れた者
(二) 発症前、10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)へ旅行した者
(三) 発症前、10日以内に、SARSの発生が報告されている地域(WHOが公表したSARSの伝播確認地域)に居住していた者

#3 次のいずれかの条件を満たす者

(一) 胸部レントゲン写真で肺炎、または呼吸窮迫症候群の所見を示す者
(二) 病理解剖所見が呼吸窮迫症候群の病理所見として矛盾せず、はっきりとした原因がないもの

注)他の診断によって症状が説明ができる場合は除外すること。

(3)SARS 疑い例

 平成14年11月1日以降に38℃以上の急な発熱及び咳、呼吸困難感などの呼吸器症状を示した者のうち、次のいずれか1つ以上の条件を満たす者

#1 発症前10日以内に、SARSの「疑い例」・「可能性例」を看護若しくは介護していた者、同居していた者または気道分泌物若しくは体液に直接触れた者

#2 発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域に旅行していた者

#3 発症前10日以内に、SARSの発生が報告されている地域に居住していた者

2. 院内感染対策

(1)SARSの感染様式は飛沫感染の可能性が最も高いといわれていますが、不明な点もあり、院内感染対策としては、標準予防策に加えて、飛沫感染、接触感染、空気感染に対する予防策を実施するのが望ましいといわれています。

(2)渡航歴等によりSARSを心配している人から受診前に連絡があれば、感染防止対策を準備して診療してください。

 ア 受付時にマスクを着用していなければ、外科用マスクを渡して着用してもらう。

 イ できるだけ他患と接触しないような場所に誘導する。

 ウ 先診察を実施する。

 エ 診療にあたる医療従事者は、N95マスク、ゴーグル、使い捨て手袋を着用し、診療後は、手洗いを十分実施する。

(3)受診前の連絡がない受診者に備えて、受付や待合室に注意書きを掲示することも考慮ください。

(4)入院させる場合には、空調を他と共有しない個室とし、医療従事者は接触および空気感染の個人予防策(手袋、ゴーグル、マスク、ガウンその他)を実施してください。

3. 「疑い例」の外来での管理

(1)マスク着用、手洗い励行などの個人衛生の徹底を指導した上、家族を含めた人との接触をできるだけ少なくするような形で自宅療養するよう説明してください。

(2)呼吸器症状の悪化がみられた場合には、直ちに再受診するようにしてください。

(3)入院させる場合には、可能性例に準じ、念のため、空調を他と共有しない個室とし、医療従事者は接触および空気感染の個人予防策(手袋 、ゴーグル、マスク、ガウンその他)を実施してください。

4. 「可能性例」の管理

(1)平成15年5月2日付厚生労働省通知より、「SARS可能性例」については、感染症法による新感染症として都道府県知事から厚生労働大臣に通報することとなり、法による勧告入院の対象となりました。

(2)「北海道SARS対策行動計画」により、道が認めた医療機関として市立札幌病院南ヶ丘診療所等が記載されています。

(3)患者の入院及び搬送については、札幌市保健所に可能性例の発生が報告された時、医療機関と相談して、病状その他の状況にあわせた最善の方法をとることとします。 

身近な人がSARSの疑いがあると診断されたとき

1. 保健所と連携して迅速な感染防止対策を行います。

○ 接触の情報を整理して、保健所と相談してください。

 (1) 接触者の氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、接触の状況

接触の状況とは:

  ア 家族

  イ 看護・介護していた

  ウ 気道分泌物などに直接触れた

  エ その他の接触

 (2) 旅行等では、ツアーの名称、人数、旅行会社名、連絡先等

 (3) 宿泊施設名、部屋番号、利用した航空機便名、座席番号等

○ 家庭や職場の消毒には、家庭用漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)や消毒用エタノールを使った消毒が推奨されています。寝具等には熱湯消毒も有効です。多数が利用する施設等では、消毒業者に委託することもよいでしょう。

2. 接触者の健康管理

○ SARSについて正しい知識を持ちましょう。 ⇒ SARSについての一般的知識はこちら

○ SARSの潜伏期間は約10日間といわれています。最終接触日から10日間は、健康状態に注意してください。

○ 38℃以上の発熱や咳、呼吸困難などの症状が出た場合は、直ちに札幌市保健所または保健センターに連絡して受診してください。 

中国産の野生動物との接触が心配な方へ

 WHOは、SARSコロナウイルスに類似したウイルスが、中国南部の野生生物から分離されたとする香港と中国の合同調査団の報告をもとに、当該動物の取扱者等への注意喚起の必要性を公表しました。

 日本には、古来よりハクビシン等が分布していることが知られておりますが、WHOが公表した健康危機管理情報が、これらの日本産の野生動物に直ちに当てはまるものではありません。

 中国産の野生動物やその体液、排泄物等に触れる可能性のある方は次の点に注意してください。

  (1)体液等への直接接触を避けること
  (2)飼育環境の清潔に努めること
  (3)飼育環境の清掃作業等の後には手洗いを励行すること

動物由来感染症から身を守るための注意と予防対策はこちら
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/page_g/page_g.html

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お問い合わせ先

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