ホーム > 施設案内 > まちづくりセンター > 札苗まちづくりセンター > 札苗再発見その3
ここから本文です。
東苗穂5条2丁目、三角点通沿いにある石造りの喫茶店。ざらりとした手堀りの味わいのある札幌軟石でできた建物の妻壁には、丸(○)沼の屋号が刻まれています。
昭和37年、沼田家のタマネギ倉庫として建てられたもので、個人のものとしては当時このあたりで最大規模だったとか。東区のこの一帯は、かつて有数のタマネギ産地で、札幌のタマネギが全国の相場を左右したほど。石造りの倉庫は、冬期間の貯蔵に最適だったそうです。
約20年間役目を果たした後、貸し倉庫などを経て、取り壊される予定でしたが、平成9年、現在の喫茶店に生まれ変わり、今も活躍を続けています。
平成20年(2008年)6月記
このページについてのお問い合わせ
Copyright © City of Sapporo All rights Reserved.