ホーム > くらし・手続き > 水道・下水道 > 下水道 > お問い合わせ・手続き > 下水道を使用するにあたって > 油脂分の多いちゅう房排水(グリース阻集器の設置)

ここから本文です。

更新日:2020年5月19日

油脂分の多いちゅう房排水(グリース阻集器の設置)

下水道に油分を流さないで

 油脂分を多く含む排水をそのまま下水道へ流すと、下水道管の中で油脂分が冷えて固まり、下水道管の閉塞による溢水や悪臭の発生原因になります。

 特に、公共下水道本管が閉塞した場合、周辺に住む方々の迷惑となるほか、除去作業(清掃)に多額の費用が掛かります。

○下水道管内で固着した油脂分(オイルボールと除去作業(清掃))

下水道管内で固着した油脂分(オイルボール)と除去作業(清掃)
(動画:高圧洗浄と破砕洗浄による固着油脂(オイルボール)の除去作業

 また、大雨の際には、下水道で処理しきれない油脂分が河川に流出し、河川や海の環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。
 本市では、油脂分を多く含む排水を流す場合、グリース阻集器の設置が義務付けられています。

 「油脂分を多量に含む汚水を排出する箇所には、グリース阻集器を設けること。」

 (札幌市下水道条例施行規則第5条第3号及び第4号に基づく排水設備の基準)

 リーフレット「下水道に油分を流さないで」(PDF:703KB)

用途に合わせたグリース阻集器の選定が必要です

  • SHASE-S217の規格もしくは同等以上の性能の阻集器を設置しましょう

適正な維持管理をしましょう

  • バスケットの清掃は毎日1回以上
  • 油脂分の清掃は1週間に1回以上
  • ゴミ・残渣の清掃は1ヶ月に1回以上
  • トラップ内部の清掃は2~3ヶ月に1回以上

特に、以下の使用は禁止です

  • 油脂分を分解する菌又はオゾンなどを利用するばっ気装置の追加設備
  • 油脂分を分解して、排水として流すタイプの油処理剤の使用

 どちらも、見かけ上排水がキレイになりますが、グリース阻集器の性能が発揮されずに油脂分を多く含む汚水を公共下水道へ流すことに繋がります。

油脂分を流さない工夫を

  • 油のついた食器やフライパンは、拭き取ってから洗いましょう
  • 油脂分の多いスープなどは、別に回収して冷えて固まった油脂分を取り除きましょう
  • 多量の油は、資源としてリサイクルするか、固めて廃棄してください

 

お問い合わせ先

札幌市下水道河川局事業推進部排水指導課

〒062-8570 札幌市豊平区豊平6条3丁目2番1号

電話番号:011-818-3422

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。