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更新日:2023年11月24日

水再生プラザのしくみ

水再生プラザに集められた汚水は、沈砂池、最初沈殿池、反応タンク、最終沈殿池、砂ろ過設備、消毒タンクを通ってきれいになり、川へ流されます。

水再生プラザのしくみのイラスト、1:沈砂池、2:最初沈殿池、3:反応タンク、4:最終沈殿池、5:砂ろ過設備、6:消毒タンク

  1. 沈砂池:大きなごみや砂を沈ませて取り除きます。
  2. 最初沈殿池:汚水をゆっくり流して、沈砂池で取り除けなかった小さなごみや砂を沈ませて取り除きます。
  3. 反応タンク:汚水に「活性汚泥」と呼ばれる微生物の集まりを混ぜて、空気を吹き込みます。活性汚泥は、汚れを分解し、細かい汚れを付着して沈みやすい塊になります。
  4. 最終沈殿池:水をゆっくり流して、反応タンクでできた活性汚泥の塊を沈め、上澄みのきれいな水を取り出します。
  5. 砂ろ過設備:最終沈殿池から出た水を砂等でろ過して、細かい汚れを取り除きます。
  6. 消毒タンク:きれいになった水を塩素消毒して、川へ流します。

 

水再生プラザの平均的な水質

令和4年度

 

BOD

SS

NH4-N

流入水

180mg/L

180mg/L

17mg/L

放流水

4.6mg/L

3mg/L

0.4mg/L

  • ※1:BOD(生物化学的酸素要求量)

下水中に含まれる分解可能な有機物が、一定条件下で微小な生物の働きによって分解し、安定化するときに消費される酸素量をいい、この数値が大きければ汚れの度合いが高いこととなる。

  • ※2:SS(浮遊物質)

水中に浮遊している物質の総称をいい、この数値が大きければ浮遊量が多いこととなる。

  • ※3:NH4-N(アンモニア性窒素)

水中のアンモニア又はアンモニウム塩をその窒素量で表したもので、主にし尿、工場排水などに由来し、処理効果の重要な判定指標のひとつである。

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