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更新日:2022年10月21日

難病患者の災害に対する備え

 医療機器を使用している方の備え

医療機器の定期点検と、バッテリー等の状態の確認を行いましょう。
お使いの医療機器の状態がわからない方は、メーカー・取扱業者にご相談ください。
停電時にすぐ連絡が取れるよう、メーカー・取扱業者の連絡先を確認しておきましょう。

また、障がい福祉課では「災害対策用品購入費助成事業」という非常用電源の購入費の助成事業を行っております。詳しくは障がい福祉課のホームページをご覧ください。

障がい福祉課のホームページ(災害対策用品購入費助成事業)

人工呼吸器使用の方

  • 内蔵バッテリーの有無・バッテリーの寿命の確認をしましょう。
  • 外部バッテリーもしくは予備機の備えをしましょう。
  • アンビューバックが用意できる場合は用意しましょう。
  • 車のシガーソケットから充電可能な機器の場合は専用のアダプターを備えましょう。
  • 予備のチューブや衛生セットを持ち運べる状態で保管しておきましょう。

吸引器を使用している方

  • 内蔵バッテリーの有無・バッテリーの寿命の確認をしましょう。
  • 外部バッテリーもしくは予備機の備えをしましょう。
  • 電源を使用しない手動式・足踏み式の吸引器の備えをしましょう。
  • 予備のチューブや衛生セットを持ち運べる状態で保管しておきましょう。

在宅酸素療法をしている方

  • 予備の酸素ボンベの備えをしましょう。
  • 火気厳禁なので、使用方法・保管場所にも注意をしてください。
  • 移動用のキャリーを備えましょう。
  • 予備のチューブや衛生セットを持ち運べる状態で保管しておきましょう。

人工透析中の方

  • 在宅で人工透析をしている方は、内蔵バッテリーの有無・バッテリーの寿命の確認をしましょう。
  • 外部バッテリーの備えをしましょう。
  • 低カリウム・エネルギーの多い非常食(カロリーメイト・減塩タイプの保存食)を備えましょう。
  • 水分補給ができるよう保存水を備えましょう。

 薬剤その他の備え

インスリン・成長ホルモン等の冷蔵保存を要する薬剤を使用している方

  • 冷蔵保存状態確保のため、クーラーバッグ、保冷剤の備えをしましょう。
  • 薬剤の保管方法については病院・薬局や薬剤メーカーにお問い合わせください。 

    ※冷凍してはいけないものもあります。

  • 水分補給ができるよう保存水を備えましょう。

服薬中の方

  • 非常時に持ち出せるよう、携帯用に予備の薬を備えましょう。

体温維持が困難な方

  • 気温上昇に伴う、体温上昇に備え、クールベスト、保冷剤(保冷枕)、クールマット、冷却マットの備えをしましょう。
  • 気温低下に伴う、体温低下に備え、カイロ・アルミブランケット・毛布などを備えましょう。

 共通事項

  • ライト、非常食や水、携帯用ラジオ、現金等の非常時必要なものを整理しておきましょう。

    (参考)「災害に備える」(危機管理対策室のページ)

  • お薬手帳がある場合には、お薬手帳に疾患に関すること・緊急連絡先をメモしておきましょう。
  • 緊急避難先・通院先の病院・介護事業所等の連絡先を確認し、メモしておきましょう。

 

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局保健所健康企画課

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