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更新日:2016年6月2日

 神経芽腫検査について

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神経芽腫検査について

測定方法

これまでの検査結果

Q&A

神経芽腫検査をお受けになるにあたって

 神経芽腫検査は札幌市が無料で行う検査で、受検は任意となっています。本ページをご覧になり、以下の検査のメリット、デメリットをご理解された上でお申し込みください。

メリット

  • 腫瘍(がん)の早期発見が可能
  • 本検査以外で早期に発見することは難しい
  • 症状が出てからの治療では手遅れの場合がある

デメリット

  • 自然に治る可能性のある腫瘍を発見して、治療を行う場合がある
  • 小さい腫瘍や尿中の指標(VMA, HVA)が増えない腫瘍は発見できないことがある

 

神経芽腫検査の限界

 神経芽腫検査は、尿に含まれるバニルマンデル酸(VMA)とホモバニリン酸(HVA)の量を測定します。VMAとHVAは健康な人でも常に尿に含まれていますが、がんがある場合にはがん細胞が余計にVMAとHVAを出します。このためVMAとHVAの量を測定することで、がんを発見することができます。
 しかし、この検査にも限界はあります。数はとても少ないのですが、VMAやHVAを出さないタイプの神経芽腫は発見することができません。また、この検査で発見される神経芽腫の中には、治療をしなくても自然に消えてしまうタイプのがんも含まれています。一方で、悪性で治療が必要ながんの場合には骨などにがんが転移することもあります。神経芽腫は症状からはわかりにくい病気であり、悪性のがんを早く発見し治療につなげることが検査の最大の目的です。

 

神経芽腫検査のこれまで

 

神経芽腫検査年表 

札幌市と全国の神経芽腫検査(スクリーニング)の比較

 

 札幌市では1981年から全国に先駆け、6か月のお子さんを対象とした神経芽腫検査を行ってきました。また、1984年からは全国でも6か月のお子さんを対象とした検査が始まりました。その後、2004年に厚生労働省の通知により全国的な検査は休止となりました。休止の理由は、二つありました。一つは神経芽腫検査では治療する必要のない腫瘍まで発見し、過剰な治療をしてしまう可能性があるためでした。もう一つは、必ずしも検査により死亡率が低下したと言えないためでした。一方で検査の時期を6か月より遅らせることで、治療の必要な腫瘍を発見しやすくなる可能性も指摘されていました。
 札幌市では、全国的な検査が休止になる以前の1991年に検査の対象を1歳2か月のお子さんに変更し検査時期を6か月より遅らせました。さらに、検査の効果を高めるために2006年に再び検査時期を見直し、対象を1歳6か月のお子さんとして、現在まで継続しています。 

 

このページについてのお問い合わせ

札幌市保健福祉局衛生研究所保健科学課

〒003-8505 札幌市白石区菊水9条1丁目5-22

電話番号:011-841-7672

ファクス番号:011-841-7073